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瀕死の日系ブラジル人を救った ある大家さんの負担軽減募金の告知とその背景(記事内の募金は目標達成しました♪)

※この記事内では募金を求めていますが、皆様のご協力により2024年11月10日に目標額達成、対象者に送金しています。
募金、情報拡散にご協力してくださった皆様に心から感謝します。
本当にありがとうございました。

そのためこの記事は下宿館の活動記録として読んでいただけると嬉しいです。

CHAPTER1

CHAPTER2

※ブラジルに「帰れ」ばいいと思う方もいるでしょうが、この時すでにブラジルにKさんの生活基盤はありませんし、疾患があり年齢が高いKさんが新たな環境で暮らすのは困難でした。
また、後半まで読んでもらえればKさんの境遇を行政がどう判断したかもわかります。

CHAPTER3

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CHAPTER4

CHAPTER5

※Kさんには短期的、応急的な「特定活動」というビザではなく、「日本人の配偶者等」と呼ばれるビザが出ました。このビザは配偶者という言葉から日本人と結婚した人に出るものと思われがちですが、日本人の子どもなど、家族にも出るビザです。入管は説明しないので細かくはわかりませんが、Kさんは移民した日本人を両親に持つことでこのビザが出たと思われます。つまり、行政はKさんが日本にいるべきと判断したわけです。

※上記の募金は2024年11月10日に目標額が集まり、奥田さんへの送金を済ませています。

奥田さんからお礼のメッセージももらったので、ここに記載させていただきます。
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募金に協力してくださった方々に、心よりお礼申し上げます。私もお金に苦しんでいたので、ほんとうにたすかりました
お忙しい中、Kさんの引っ越しのお世話までして頂き、本当にありがとうございました。
奥田

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下宿館としても奥田さんのご苦労に報いることができてよかったと思っています。
募金、情報拡散にご協力してくださった皆様に心から感謝します。
本当にありがとうございました。



なお、下宿館は引き続き困っている非正規滞在者への支援を行っており、資金的に常に困難な状態にあります💦

そのため、この記事を読んで「下宿館を応援したい!」と思った方々からの資金援助を随時募集中です。
額の大小に寄らず、思い立ったら上記の口座にご送金いただけるととてもありがたいです。よろしくお願いいたします。


CHAPTER6

謝辞

Kさんの退院後の通院や引越し、取材前の状況整理などで名古屋市西区で活動する日本共産党の加藤ゆうきさんに多大な力をお借りしました。
また、現在も加藤さんはKさんへの支援を継続してくれています。

本当にありがとうございます。また、今後もよろしくお願いします。

参考文献

・『移民と日本人 ブラジル移民110年の歴史から』 深沢 正雪/著 無明舎出版

・『ブラジル日本移民百年史 別巻』 ブラジル日本移民史料館/編 風響社

・『日系人の歴史を知ろう』 高橋 幸春/著 岩波新書

・『ラテンアメリカの日系人 慶応義塾大学地域研究センター叢書 国家とエスニシティ』 柳田 利夫/編 慶応義塾大学出版会

・『移民環流: 南米から帰ってくる日系人たち』 杉山 春/著 新潮社

・『移民の歴史を未来に伝える ブラジル』 独立行政法人 国際協力機構
 https://www.jica.go.jp/Resource/publication/mundi/202010/202010_05.html

・『ブラジル移民の100年』 国立国会図書館
https://www.ndl.go.jp/brasil/index.html



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