【3大チェックポイント】web広告を自社運用する時の注意点(リスティング編)
初めまして、ゲシ(@geshi_EC)と申します。
普段はECのweb広告運用やディレクション、サイト解析などを行なっています。
今日はweb広告を自社運用しているお客様から、リスティング広告の相談を受けた時に、登録されているキーワードでよく指摘するポイントを3点ご紹介します!
参考になったら、良いねやフォローいただければ幸いです。
また、お仕事のご依頼や質問なども受け付けておりますので、下記フォームからお気軽にご相談ください。
▼ご依頼・ご相談フォーム
https://onl.bz/dxt7j9y
その1.マッチタイプ
実際アカウントの相談を受けた時は、キャンペーンの成果を見て広告グループの成果を見て・・・とドリルダウンしていくのですが、登録されているキーワードでは意図している配信ができていないアカウントをよく見ます。
これは、マッチタイプをより使いこなす事で解決できる場合があります。
リスティング広告をざっくり説明すると、「登録したキーワードが検索されると表示される広告」です。
ただ登録の仕方には3種類あり、登録の仕方によって表示されるかどうかの範囲が変わって来ます。
▼マッチタイプの種類
完全一致:登録したキーワードと完全に一致した検索の時に表示される。(表記揺れなどには表示される)
フレーズ一致:キーワードと同じ意味の内容を含む検索が広告の表示対象になります。完全一致と違い、登録したキーワード以外の言葉が含まれる場合も表示されます。
部分一致:指定したキーワードに関連する内容の検索が広告の表示対象となります。登録したキーワードを全く含まない場合でも表示される最も拡張性の高いマッチタイプです・
上記のようにマッチタイプによって同じキーワードを登録しても表示される範囲が変わる為、どういった検索に出したいかでマッチタイプを検討する必要があります。
(参考:https://support.google.com/google-ads/answer/7478529?hl=ja)
ちなみに、フレーズ一致は2021年7月にアップデートがあったため念の為確認しておくと良いかもしれません。以前までは語順の一致した検索のみで表示されていましたが拡張の範囲が広くなっています。
(参考:https://support.google.com/google-ads/answer/10286719?hl=ja)
その2.キーワードのバッティング
意外と良くあるのがキーワードのバッティングです。これは、同じ検索に反応するキーワードが複数登録されている状態を指します。
この状態がなぜ好ましくないのかと言うと「同じ検索語句なのに違うキーワードに成果が付いてしまい、成果の判断が難しくなったり機械学習の速度が落ちる」ことが挙げられます。
これはキャンペーン毎にどういった検索に対して表示させるかがあやふやになっている場合に起きている印象があるので、配信の目的とどんな検索をどの広告グループで表示させるかの事前設計が重要になります。
(とはいえ、検索ボリュームの確保のために場合によっては重複する事を理解した上で登録する場合もあります)
その3.キーワードの範囲が広すぎる
やっぱり、ECをやっていると色々な検索に広告を表示させたくなると思います。ただそれを進めていった結果「キーワードの配信ボリュームに予算が追い付いていない(表示機会の損失)」が起きている場合があります。
表示機会の損失が起きていると
●優先度の低いキーワードで配信されてしまう
●機械学習の精度が落ちる
●常に違うキーワードが反応してしまうため、成果のムラが増える
などなど、良い事は起きません。。
なので絶対に配信したいキーワードは何か、次点で配信したいキーワードは何かなどを決めておき、成果を見ながら配信対象を調整していくのが良いかと思います。
終わりに
いかがだったでしょうか?
上に挙げた3点は私が見ていた中で特に感じることの多い内容だったので、リスティング広告の成果が思うように出ていない場合はチェックしてみても良いかもしれません!
その他にもご相談やお仕事のご依頼も受け付けておりますので、下記フォームからお気軽にご相談ください!
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