WEBカメラで見やすく『カード』を撮影する方法!
はじめに
今は配信者は勿論、リモート対戦で撮影する機会の多いTCG。
『カードの撮影は意外に難しい』んだ。
『最低限カードのイラストが認識しやすい』ように…出来れば『文字も見せられる』ようにした方が、快適に楽しめると思うので手順をまとめてみたよ。
特に『USBに繋いでスタンドに取り付けて動いたからそのまま使ってる』ってパターンの人!
めちゃくちゃ快適になる可能性があるよ!
今回の記事はTOPの2Kの画像を撮影するときに使った4Kのモデル(意味はある)と2Kのモデルを視野に入れて説明するよ~
カメラを検討してる人はこの記事の最後に『関連記事』でオススメを紹介してるから安心して見て行ってね!
スタンドを選ぼう
ある人は飛ばしてOK。
必須要件は以下だよ!
設置後ズレない
振動に強い
盤面全体が拡大100%で画面全体に映るよう高さの調整できる。
なにを使ってもいいよ。
一応げるるんが動作確認した奴を紹介しとくね。
卓上はなんだかんだ邪魔だしカメラ用がやっぱり安定しがち。
足の分スペースはいるけどね。
リモート用の卓上スタンドも検証したんだけど、げるるんが使った事ある奴は今は拡張性のあるネジ穴が溶接されたらしい。大方、ネジ緩みが不良品扱いされて担当者がキレたんじゃないかな。
部品交換できる余地がある方が延長などの拡張性があって断然便利。
卓上はデスクの素材次第で揺れの影響も受けやすくTCGでは盤面も広く使うので倒したりするのでオススメできない。
撮影範囲を決めて設置しよう
まずは盤面全体をズーム無しの100%で収まるように設置しよう。
微妙に上手く微調整できない場合も大丈夫!
ネジ穴とスタンドの積載可能重量を確認して延長グッズを使おう。
Webカメラは軽いのでカメラ用も視野に入れたスタンドなら積載重量の面はまず問題ないよ。
スリーブで反射を防止しよう
キラキラな加工が見えにくくなるので好みはあるけど『撮影において一番の大敵は反射』だよ。
『映したくないものが反射して映る』などの要素にも影響がある。
『非光沢スリーブ』を使い、カードに当たる光りを均一にしよう。
中でも『正面は反射しにくい非光沢』で『背面はエンボス加工で滑らない』スリーブが対戦もできてオススメ。
[スタンダードサイズ(MTG、ポケカ、デュエマ、Vividz、他)]
[スモールサイズ(遊戯王、他)]
辛気臭い黒は嫌、キャラスリーブが使いたい?
オーバースリーブ側を非光沢にする形になるけど、重ねる分、表面の透明感を売りにしている製品ばかりだから聞いた事ないなぁ。
今回の趣向と違うけど『裏面が滑らないだけなら定番の奴』を紹介!
というわけでキャラスリ勢は次の工程が厳しくなっちゃうんだけど大丈夫!
スリーブが決まったら実際にカードを並べてみよう。
撮影対象に当たる光を調整しよう
部屋の照明の光は均一には当たってないので、暗い方に間接照明を足したり、間接照明だけを使ったりして光を調節しよう。
強い光はどうしても室内の明るさにムラができやすいから、部屋の大きな照明を消して間接照明を沢山置く人もいるよ。
個人的にはTCG配信には金銭がかかるので照明は手軽に導入できるクリップ式の照明で『暗い方に光を足す』方式で撮影してるよ!
ちなみにげるるんは天井に光を当てて反射させてるよ
よほどベストな距離じゃない限り、光は直接当てないのがコツだよ!
でも最終的に均等な明るさに出来ればなんでもOK!
こういった製品は工事不要でLEDも使えるから都合がいいよ。
光の調整が終わったら、いよいよ色の調整だよ。
ツールを確認しよう
WEBカメラは『挿しただけで使える』からあんまり意識してないかも。
使っているツールにカメラの映像設定をする機能はあるかな?
機種毎にメーカーからダウンロードできるソフトで設定すれば、カメラ自体の設定を変えるから、設定項目のすくないツールでも表示されてない設定内容が反映されるよ。
一度はインストールしてみる事をオススメするよ!
設定ツールに映像が映らない?
WEBカメラは基本的に二つのツールに映像を送る事ができない。
OBSやディスコードを一旦終了させてから設定ツールを起動しよう。
映ったら調整していくよ~
ツールでカメラの調整しよう
色温度と色合いをいじって『肉眼で見たのに近い色』か『華やかだと思う色』に調整する。
非光沢スリーブで白くなった絵柄を目立たせる為、コンストラストと鮮やかさを2K画質なら150~200に変更する。4Kなら100~150に変更。画質が低いほど色調がハッキリしてる方がイラストの判別がしやすくなる。イラストレーターさんには申し訳ないけど容赦なく行こう!
シャープネスでテキストの黒さと細さを基準に調整しよう。2kは細くて黒くしないと僅かにも識別できないので200%一択。4kでも200%で良いと思うけど、普通に読めるから文字の認識を優先する必要も減ってる。好みで設定してね!
裏技で『テキストが読める』カードの撮影をしてみよう!
4Kモデルで高倍率の拡大機能があるなら以下のように設置し撮影してみよう。
カメラは4Kモード
取り込みは2Kモード
盤面全体(拡大100%)
3×2列のカードがある範囲(拡大200~300%)
1枚のテキスト部分(拡大500%)
この手法で撮影したのがTOPの画像だよ。
4K画質にそのまま対応してる所は少ない。
けれど拡大と一緒に活用する事で『等倍の盤面全体は多少劣化してもイラストは認識できる』『拡大すると1080Pに近い画質だから劣化は目立たず文字も読める』という現実的に都合がいい状態で撮影ができる『裏技』が使えるだ!
リモート対戦でよく使われるディスコードも画質の一般上限が『1080P』!
同じ印象で表示できるから非常に実用的!
おわり
以上で~す、お疲れさまでしたぁ!
うまく撮れたかな?
リモート勢も設定しただけで『対戦相手から褒められるかも』よ!?
そうなったらいいよね~
それでは皆様良きTCGライフを!
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