ゲルソン療法 まとめ①
『ゲルソン療法―がんと慢性病のための食事療法』に書かれている内容を無作為にまとめています。ある程度数が揃ったら、章ごとに分けていきます。
■薬について
・どんな医薬品も有毒だと考えられている
・ただし、抗生物質のみは例外
・これは一般的な医学治療でたくさんの薬を使ってきた患者は、細菌の方に耐性ができてしまっているから
・急性感染症の場合は、抗生物質を使うべき
・風邪や、流行感染症の場合にも抗生物質を使うべき
・抗生物質でウィルスは殺せないが、日和見感染を抑制する助けになる
・風邪などに使う場合は、弱い抗生物質を使う(ペニシリンなど)
・抗生物質の効果を、量を増やさずに高めるには、アスピリン1錠+ビタミンC 500mg 1錠+ナイアシン50mgと一緒に飲む
■トライアドについて
・アスピリン1錠
・ビタミンC 500mgを1錠
・ナイアシン50mgを1錠
・この三種類を1セットにしたものを、ゲルソン療法ではトライアドと呼ぶ
・このトライアドは、4時間起きに必要であれば飲むことが出来る
・モルヒネや強力な鎮痛剤を使用してきた人は、最初は効かない
・解毒が済んだあとは、トライアドの効果がめざましく出る
■解毒について(コーヒー浣腸について)
・毒物は肝臓に運ばれる
・現代食や通常の生活で、肝臓はすでに大量の添加物や残留農薬などで満たされている
・毒による詰まりを取り除かなければ、自己中毒や肝昏睡で命が危険にさらされる
・そのため、肝臓から毒を取り除くコーヒー浣腸は、ゲルソン療法では欠かせない
・腫瘍組織を殺すだけで、肝臓から有毒な死骸を取り除かない治療法もあるが、それでは治療の速度は遅まる
・さらに、新たな毒物で肝臓に損傷を与えてしまうことも
・ゲルソン療法を行う上では、コーヒー浣腸も必ず行うことである
■鍋と調理器具について
・アルミニウムの調理器具は使わない
・アルミニウム自体がとても有毒で、食事と触れると微量のアルミニウムが分解して食材に転移するから
・また、アルミホイルも使わないか、食材に触れないようにする
・鍋を使うのであれば、ステンレススチールの無水鍋か、パイレックス社製の耐熱ガラス鍋、またはエナメル加工の鉄鍋
・調理器具は、ステンレス製か木製のさじなどが最適
・可能であれば、銀の食器類を使う
・銀製のフォークやスプーンなどからは微量のコロイド銀が出て免疫系の刺激に役立つから
・圧力鍋は使わない
・高温になりすぎるので、栄養成分を壊してしまうから
・食べ物は、非常にゆっくり、低い温度で、栄養を壊さないように加熱をすべし