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「外」のセカイと【潔癖症】

私は「外」で物に触ることは抵抗が少な目の潔癖症なのだと思う。

この場合の外は、「家の外」という意味の外。
外で何が起きても、大体のことはどうでもよくなるという考え方。

これはどういうことかというと、私の中では「外はそもそも、どうしようもなく汚さにあふれている」という考えによるもの。
どうしようもなくあふれていると同時に、自身の関与によって変化を加えることができない空間がひろがっているともいえる。

半ば、諦めの境地でもある。

外から帰ってきてまずしたいことといえば、さっさと着替えたいということ。
そのままの服装でお気に入りの椅子に座る、床に座る、PCのところにいく…などはなかなかできない。
シャワーでも浴びたい気はするけれど、日中何度もシャワーへ行くのは流石に手間を感じる。
シャワーは夕方か夜にして、その後は部屋で籠もりたい。

そんなことを日々考えている。

自身の関与によって、自身の思うように世の中のすべてのドアが自動ドアになったり、すべての手洗い場の石鹸が自動で適量出てくるのであれば、それは理想的。
ただ、それだと何億円持っていても不可能に近い。

「外の汚さは、もはやどうしようもない」
そう思うようにしたら、ある程度は外のアレコレの気になることろは緩和されていったように思う。

とりあえず、私は手を洗えたら「外」では満足であるように思う。

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