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不妊治療をオープンに。

不妊治療してること、自ら言いたい人はいないと思う。
言いたくないけど、仕事とかの都合上言ってる人。言わずになんとか治療してる人。
いろいろいると思う。
かくいうわたしは、隠してない人。

老若男女がいる職場なので、「子どもは?」と聞かれることも「病院とか行ってるの?わたしの知り合いも体外受精したらできたよ!」から「諦めたらできるって言うし気負わずにね!!」まで、まぁだいたいのことは聞かれてます。

わざわざ、「いや、受精障害で採卵なんてもう7回やってます~。自己注射めちゃうまっすよ!!」とか「顕微なうえにpicsiまでつけてやっとです。そうやってできた胚盤胞でもかすりもしないんですよね~」とか「ホルモン補充の膣剤も毎日職場でやってます。地味にキツいんですよね、あれ。」なーんてことは言わないよ。
不妊治療休暇も使ってるけど、わざわざ通院の時に同僚に理由なんて言わないし。

妊娠したことは言わなかったけど、手術の日までに自然排出するかで、休む日が変わるから、その都合上、流産だけ一部の人に報告した。

そしたら、静かなる配慮の嵐。

「初期はほんとに母体を大事にしないといけないから次は着床した段階で言って!!」に始まり「流産後に安静にして、次に備えないと!身体大事にしてね。」って言ってもらえて泣いたよね。

オープンにして嫌なめにあうかもしれない。
でもこの優しさは不妊治療を隠してないからこそ、もらえた宝物。
優しくしてくれた人には元気になったときに、仕事で返していこう。
自分がしてもらった優しさを次の人に繋いでいこう。

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