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スウェーデン語を扱った日本語書籍(『書名』(出版社, 発売年月))

 スウェーデン語はドイツ語やフランス語や中国語と比べると学習者も母語話者も少ない言語だと思いますが、それなりの数の本が日本語でも書かれています。つい最近も大阪大学の當野能之先生の『スウェーデン語トレーニングブック』が白水社から発売されたばかりです。今日の記事の画像を見て頂いても分かると思いますが、私も手に入れました!

 ちなみに右の本は大阪大学出版会の世界の言語シリーズ12のスウェーデン語です。充実した内容で音声も付いています。私がスウェーデン語に興味を持った切っ掛けでした。1年弱積んでいましたが(笑)

 さて、そこでどんな本がこれまでに出版されているのか調べてみました。ただし、紙媒体で出版されて市販されている(いた)本限定です。持って(借りて)いる本・図書館で見た本・インターネットで調べた本を列挙したので抜けがあるかもしれません。また、スウェーデン語一言語を語学的な目的で扱った本のみ挙げます。

 注意ですが、カテゴライズは私の主観です。また、何を基準に別の本とみなすか、同じ本とみなすかも私の主観です。発売(発行、印刷)月の表記も本の奥付けや販売サイトや出版社のサイトにより微妙に違うことがあるので少々ずれがあるかもしれません。配列は出版社別に発売の古い順です。

文法書 (参照用)

スウェーデン語文法』(大学書林, 1990.6)

教科書 (文法中心)

スウェーデン語四週間』(大学書林, 1955.2)
スウェーデン語の入門』(白水社, 1978.1)
MP3付 スウェーデン語の基本 入門から中級まで 基礎語彙リスト付』(三修社, 2014.5)
スウェーデン語 (世界の言語シリーズ12)』(大阪大学出版, 2016.3)

入門書 (会話中心)

エクスプレス スウェーデン語』(白水社, 1987.4)
CDエクスプレス スウェーデン語』(白水社, 2002.7)
ニューエクスプレス スウェーデン語』(白水社, 2007.10)
ニューエクスプレスプラス スウェーデン語』(白水社, 2018.9)
まずはこれだけ スウェーデン語 (CD BOOK)』(国際語学社, 2006.7)
語学王 スウェーデン語』(三修社, 2003.12)
CDブック 語学王 スウェーデン語』(三修社, 2004.7)
ゼロから話せるスウェーデン語 会話中心』(三修社, 2006.9)

辞書

スウェーデン語小辞典』(大学書林, 1982.11)
日本語スウェーデン語小辞典』(大学書林, 1985.7)
スウェーデン語日本語辞典』(大学書林, 1987.8)
スウェーデン語辞典』(大学書林, 1990.9)

単語集

スウェーデン語基礎1500語 (基礎単語双書)』(大学書林, 1958.1) [旧版(尾崎 義 著)]
スウェーデン語基礎1500語』(大学書林, 1987.12)
ニューエクスプレス スウェーデン語単語帳』(白水社, 2011.8)
スウェーデン語の基本単語 文法+基本単語』(三修社, 2010.8)

会話集

スエーデン語会話練習帳』(大学書林, 1979.8)
標準 スウェーデン会話』(白水社, 1982.6)
街歩きのスウェーデン語』(三修社, 2011.7)
旅の指さし会話帳30 スウェーデン』(情報センター出版局, 2002.5)
スウェーデン (絵を見て話せるタビトモ会話 ヨーロッパ)』(JTBパブリッシング, 2010.2)
スウェーデン語会話365日 入門編』(北欧留学情報センター, 2012.11)

問題集

スウェーデン語トレーニングブック』(白水社, 2021.2)

対訳

フリショフ物語』(大学書林, 1983.9)
セーデルベリィ小品集』(大学書林, 1994.6)

おしまい

 入手困難な本もありますが、思ったより多くの本が出版されていますね。英語やスウェーデン語やドイツ語の本を使っている方も多いと思いますが、日本語だけでも結構勉強できる環境のようです。会話集以外は一度は手に取ったことがある本がほとんどですが、それぞれ特色があると思います。

 ちなみに無料で使えるサイトも色々あるので上手に使えば色々学べると思います。前リンクをまとめた記事も書いていますのでよろしければ見ていってください。


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