見出し画像

ジオパーク・オンライン #029 十勝岳ジオパーク(みどころ&動画)

このレポートは無料で読めます。
オンラインツアーの動画は最下部にあります(有料)。日本ジオツーリズム協会メンバーの方は無料で見られます(※2024年7月以前にご入会の方のみ)。

第3期5回目(通算29回目)
十勝岳ジオパーク・海を越えてきた?北海道の香り・ラベンダー
 
標高1,280m、北海道の中で最も高所にある温泉宿「十勝岳温泉 湯元凌雲閣」の女将、青野範子さんが上富良野のラベンダー巡るツアーの案内をしてくれますよ。
 
十勝岳ジオパークの特徴は火山活動によってできた「なみうつ丘」ともいうべき連続した丘陵山地と水はけの良い大地。その傾斜と水はけの良さによって当時の農家さんは苦労も様々あったとか…。現在はラベンダー畑となった上富良野のナゾを求め、まずは凌雲閣さんで朝ごはんを食べて出発しま~す!
 
最初は、上富良野ラベンダー発祥の地へ!
元々はフランスのプロヴァンス地方にあったラベンダーが、いかにして日本、そして上富良野にやってきたのか、農家さんとラベンダーの奇跡的な出会いのストーリーは引き込まれること間違いなし。発祥の地を後にし、青野さんと一緒に巡る各ラベンダー農園は、丘陵地一面に広がる紫色の絨毯が本当に美しく、思わず見とれてしまいます。
 
ラベンダーオイルの抽出シーンもあり、まるで画面のこちらにまでラベンダーの香りが漂ってくるかのよう♡
 
「なみうつ丘」の傾斜や水はけの良さ、そして冬の寒さでさえもラベンダー栽培に適していた上富良野でしたが、戦後の価格競争により、香料という農作物としてのラベンダー栽培は苦しくなっていきました。しかし、とあることがきっかけで、「観光地」として一躍脚光を浴びることになります。
 
現在、上富良野に広がる観光地としてのラベンダー畑は、ここに生きる農家さんの苦労と努力の物語なくては語れないことが良く分かるお話でした。
このツアーを見れば、きっともっとラベンダーの魅力にハマってしまいますよ。
 
ぜひ、お手元にラベンダーのポプリやドライフラワー、香水などを用意しつつご覧くださいね。


日本ジオツーリズム協会メンバーの方は、下にスクロールすれば見逃し配信(アーカイブ)が見られます(※2024年7月以前にご入会の方のみ)。

ここから先は

0字

¥ 1,000

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?