ジオパーク・オンライン #033 浅間山北麓ジオパーク 編(みどころ&動画)
第3期 9回目(通算33回目)
浅間山北麓ジオパーク
「~King of 火山⁉ 240年をタイムトリップ~」編
今回は、群馬県でペンションを営むオーナーであり浅間山北麓ジオパークガイドの会副会長の古 屋 祐之さんが群馬県と長野県に股をかけ鎮座する「浅間山」にスポットを当て、なぜ浅間山が Kingなのか?浅間山にはどんな歴史が刻まれているのか?など浅間山をこよなく愛するガイド だからこその視点でツアーに連れて行ってくれます。
ガイドの古屋さんは、日本には富士山や阿蘇山もあるが…浅間山がKingだ!と落ち着きながら も浅間山愛を爆発させ、Kingだという4つの理由を紹介。 まずは、現在からタイムマシンに乗り241年前の1783年(天明3年)にタイムトリップ!着いたとこ ろは、上州にある浅間山の麓かんばら村。 この年の旧暦の4月9日に浅間山は突如噴火します。その後、浅間山は爆発を繰り返し火砕流が 幾度となく山すそをうめつくし、最初の噴火から3か月後の7月7日の夜に最大の噴火を起こしま す。この噴火に、Kingだという2つの理由が隠されています。
この噴火で人々に大きく影響したのが、土石なだれ。多数の死者を出した土石なだれから人々を 救った村の高台にある鎌原観音堂。現在でも、「生死を分けた15段」と言われる石段が埋まって いるなど当時の痕跡がうかがえます。 更に、生き残った人々の復興の知恵や現在でも残る馬入れ路地などをクイズを盛り込みながら 紹介してくれます。
現在、浅間山周辺にはたくさんの計測器があり、その中にはなんと!レントゲン写真が撮れるも のもあるそう。さらに世界有数の監視体制が揃った山として世界中から注目! 古屋さんが浅間山がKingだ!という3つ目の理由がここに。
そして…4つ目のKingの理由。それは、なんとキャベツ! 浅間山の寒暖差と火山由来の「黒ボク土」で育てられているキャベツはなんと…35種類。中に は、地元でしか食べられないキャベツもあるそうで、このキャベツはほかのキャベツよりも柔らか く、箱に入れるとつぶれてしまうので出荷ができない。そんな幻のキャベツがあるなんて…。 最後は、変わり種のキャベツサイダーを紹介。キャベツサイダーを飲んだ古屋さんの表情にも、 ご期待あれ!
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