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一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科合格受験記①

こんにちは。2023年度の一橋大学大学院ソーシャル・データサイエンス研究科の一般試験に合格しました、ジョージア14と申します。2023年度から新設の研究科ということもあり、情報がかなり不足していると実感したため、これから様々な情報を発信していきたいと考えています。研究科を志望している方、単純に興味がある方などに読んでいただけたら幸いです。ご連絡はいつでもお待ちしています。ちなみに、学部卒と同時に大学院に入学しています(ただ、入試形態は1つのみなのであまり関係ないと思いますが)。

数回に分けて、入試の詳細を記事にしていきたいと思います。今回は、なぜこの研究科を志望したのかについて書いていきます。


学部生時代(法政大学 社会学部時代)

私は法政大学社会学部で4年間を過ごしました。受験勉強はどうだったかというと、高校生の時はスポーツに打ち込んでいたのでまともにした記憶がありません。まともに勉強し始めたのが浪人してからで、まぁ、時すでに遅しといった感じでした。社会学部を選んだのも、特にやりたいことが明確になかったためです。社会学部ならなんでもできるんじゃないかな?みたいにチャランポランでした。

そんなこんなで入学したわけですが、今思い返せば、かなり大変な時代だったなと思います。1年次は普通の大学生生活を送れましたが、2-4年次にかけては新型コロナウイルスによる制限に苦しめられました。授業は基本的にオンラインで、1年次以降はゼミだけが唯一対面でできた授業でした(回数はそれでも限られていました)。友人との交流がなかった点は確かに残念でした。しかし、意外と今の自分にとっては有意義な時間だったかなと思っています。未曾有のウイルスパニックによって、自分の将来を危惧するきっかけとなったためです。

そうはいっても、何か資格を取得したとかそういうわけではありません。そこまでは危惧できませんでした。公認会計士でも取ってみるか?みたいな気持ちはありましたが、少し勉強をして諦めました、、、(メンタル弱いです)。ただ、段々と自分が好きなものを極めていきたいみたいな気持ちが出るようになりました。少しずつでしたが。

転機となったのが飲食店でのアルバイトでした。有難いことに、コロナ禍で大変な時期にも関わらず、中小企業の飲食サービス業であるにも関わらず、自分が働きやすいようにしてくれました。今の自分を形成しているのはここでの経験と言って過言ではないほどです。ここから、人のモチベーションをマネジメントするにはなど、経営学の領域へ関心を持つようになりました。なんかこう、みんなが高いモチベーションを維持できる状態を作れるのなら、嬉しいよね?みたいな気持ちでした。とはいえ、大して勉強をしていなかったので、経営学を学ぶ=MBA?みたいな固定観念からMBAを目指すようになります。

一橋大学経営分析プログラムまで(2022年8月、9月)

ソーシャル・データサイエンス研究科とあまり関係ないかもしれませんが、思い出として書きます。

まず、私は社会学部出身でしたが、大学で経営学をほとんど学んでいない状態でした。少しはあったと思うのですが、中小企業論であったり、イノベーション論であったり、経営学を体系的に学ぶ授業はありませんでした。

そのため、4月から河合塾KALSの文系大学院コース?で受講することを決めました。その際、経営学もそうですが特に重視していたのが研究計画書のサービスです。河合塾KALSでは添削サービスがあったので、これを活用するためにも入塾しました。

肝心の授業内容はというと、経営学に関しては許容範囲なものでした。網羅的な理解に役立ちましたし、動画を後から見返すこともできたので便利でした。ただ、テキストの誤字や事実誤認みたいな記述がいくつかあり、不安を覚えたのも事実です。そのため、どちらかというと、追加で受講した小論文の講座が一番役に立ちました。実際の筆記試験はもちろんのこと、研究計画書を作る際にも非常に役立ちました。自分は論理的にかけるから大丈夫だと思っている人も、改めて考え直すには良い授業だと思います。

ちなみに、一橋大学経営分析プログラムの筆記試験は小論文と英語です。ここまで書いているのは小論文に関する対策ですが、英語は自学でなんとかしました。TOEIC 790、TOEFL ibt 72の雑魚でしたが、求められているレベルは高くないのでこれでも十分と思っていました。

ソーシャル・データサイエンス研究科受験へ勉強開始(2022年9月)

そんなこんなで色々と勉強をしまして、2022年8月に一橋大学大学院経営管理研究科経営分析プログラムを受験しました。結果は、筆記試験は合格したものの、口述試験で不合格でした。

経営学やマーケティングに関する知識、小論文や英語の対策は十分だったと思います。特に小論文に関しては、元からあまり自信がなかったので、河合塾KALSの小論文の講座でかなり訓練ができていたと思います。その甲斐あっての筆記試験合格だったと思います(何人受けたかなどは忘れました)。

ただ、口述試験が我ながら酷い出来でした。口下手+練習不足によって、訳のわからないことを試験では話していたと思います。それなりに読めそうな研究計画書を書いたつもりでしたが、かなり内容を突っ込まれました。試験直後から「落ちたな」と確信があるほどで、まぁ結果もその通りでした。

不合格となったことで、9月時点で進路なしの大学4年生となりました。さすがに焦っていたのを記憶しています。ただ、就活したら、今沸々と湧いているこのやる気がもったいないなと思っていたので、どこかで頑張ろうと新たに進路を考え始めました。その中で、奇しくも同じ一橋大学大学院のソーシャル・データサイエンス研究科が目に留まりました。面白そう+受験までまだ時間がある、という理由でした(最初の院試なので、実施が冬でした)。

今となってはよかったなと思います。社会人経験のない自分がMBAに進学したとしても、、、と思っています。なかなか難しかったと思います。

そんなこんなで、また勉強を開始しました。また次回。



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