アユタヤ② タイ随一の遺跡を巡る
あまりにも有名な仏様
アユタヤに丸一日いるのは今日だけなのでアユタヤにある遺跡を頑張ってまわった。
アユタヤは14世紀から18世紀にかけてのアユタヤ朝の首都であり今の日本で言う京都みたいなものか。
遺跡が点在する場所は堀のように囲んだ川の向こうにあるのでまず渡し船に乗る。
対岸に行くだけなので数分もしないうちに着いた。
そしてレンタサイクルを借りて遺跡を巡る。
まず来たのがワットプラマハナート。
アユタヤの遺跡はちゃんと駐輪場が整備されていて無料だったので優しい。
大きな仏塔が目を引く。
そしてこの遺跡であまりにも有名なのがこれである。
木に埋もれた仏像の頭。
アユタヤ朝は昔隣国のビルマに侵攻され、その時に寺院を徹底的に破壊された過去がある。
この仏像も頭を切り落とされ、それが木に取り込まれたらしい。
そのため遺跡にある仏像は首が切り落とされているものがほとんど。
ちなみにアユタヤの仏塔はクメール様式とスリランカ様式の2つがある。
そもそも、仏塔はお釈迦様の遺骨を納めたもので、灼熱のインドでは高貴な人に日傘をさしてたことから傘を何重にもしたような形になったらしい。
日本の五重塔も仏塔。
こちらがクメール様式。
先が丸いのが特徴。
そしてスリランカ様式。
先が尖っているのが特徴。
ワットラチャブラナ
そしてワットプラマハナートの隣にあるワットラチャブラナへ。
こちらは王の跡継ぎ争いで亡くなった2人の兄のために15世紀に建てられた寺。
とても巨大な仏塔がある。
これは再建されたものらしい。
やはりここにも切り落とされた仏像がある。
遺跡の入口にはかつての姿を再現したジオラマがある。
これが荒廃してしまうのが戦争の恐ろしさ。
ワットプラシーサンペット
次の寺は3つの大きな仏塔が見どころのお寺。
これら3つの仏塔には建てた王自身、兄、父の遺骨が納められている。
これが再現されたもの。
3つの大きな仏塔もあまり分からなくなるぐらい壮大だったことが分かる。
巨大涅槃仏
大きな涅槃仏と言えばバンコクが有名だがここアユタヤでも涅槃仏が見られる。
ワットロカヤスター
人と比べるといかに大きい分かる。
カフェで休憩
アユタヤは他にも見どころはあるが自転車で行くには大変でまたいつか来るだろと思ったのでこれで終わりにしてカフェで休んだ。
『Baan Rattana cafe』
こじんまりとしていて落ち着けるカフェだった。
レモンなんとかを頼んだけど美味しかった。
夕食
昨日はグリーンカレーを食べて美味しかったけどあまりの辛さに胃腸を痛めたため、今日はココナッツスープにした。
『Seven Seas Riversude Ayutthaya』
これはとても優しい味で良かった。
明日はアユタヤから首都バンコクへ向かう。
今日かかったお金
朝食 178円
渡し船(往復) 37円
レンタサイクル 185円
トイレ 37円
カフェ 185円
遺跡の入場料(計) 814円
夕食 518円
計 1954円
もし記事を気に入っていただき、サポートしても良いよって方がいましたらサポートお願いします。