チャイルドビジョン。
今日は、横浜市のパパ講座の講師でした。
集まったパパは6人。
そして子どもは7か月から3歳。
こういう講座の募集では
「お子さんと」
という要項で出すことが多いけど、
「7か月」と「3歳」は別次元。
同時に遊び方を伝えるのは本当に難しいのです。
今日の場合は、まあほとんどが1歳前後だったので
そこを中心に伝えたのですが、
パパたちの反応が良かったし、
ぜひちゃんと覚えておいてほしかったことが2つ。
(もちろん他にもいっぱいありますけど)
「未就学児のケガが一番多いのは自宅」
外で交通事故や公園でのケガについては心配することが多いけど
実は割合としてもっとも多いのが自宅。
いる時間が一番長いから当たり前といえばそうなんですけど
油断しがちです。
で、もうひとつは外でのこと。
「チャイルドビジョン」
読んで字のごとく。
「子どもの目線」のことなんですが、
これも意外と知らない人が多い。
目線とは言うけど、正確には「視野角」のお話。
左右でいえば、大人が150度。
つまり、何気ない瞬間でもほぼ両サイドまで
幅広く視野角があるのに対して
小さい子の左右は
90度
しかないんです。
ちょっと指で90度を作ってみてくださいよ。
狭くないですか?
でも、子どもはそれしか見えてないわけです。
そりゃ、左右から来る車も、自転車も、お友達も見えないわけです。
だから飛び出すし、ぶつかるし、よけられません。
だから注意が必要なんです。
そして、同じくチャイルドビジョンには上下、
つまり縦の視野角もあります。
これが、大人だと120度。
それでも決して広くないですよね。
子どもはわずか
70度。
せま!
だから子どもはつまづくし、
何より頭をぶつけるわけです。
あと、上から飛んでくるものをよけられません。
ボールとか。
子どもが飛び出したり、ぶつかったりすると
大人は思わず「なんで?」と聞きますが
答えは簡単。
見えてないんです。
だから我々親が代わりに見ておいてあげる必要がある、ということ。
皆さんもぜひ、覚えておいてくださいね。
僕はこのことを、娘が小学生になってから知ったので。
今日はここまで!では!