なぜ外資IT業界を選ぶ?
自己紹介
社会人歴6年目の若輩者Georgeです。
外資IT企業のみを渡り歩いている希有な経験が
皆様の酒の肴になれば幸いです。
今回は
「外資IT業界に興味がある」あなたへ
この記事をお届けします。
(前置き)私の働くモチベーション
私の根底を支えるモチベーションは2つです。
金銭的に自立した生活(稼ぐ!!)
社会をより良くするために働く
前記事「転職って悪いこと?」 の
仕事のモチベーションダッシュボードでは、
お金と影響の2つがぶっちぎりです。
この2つは
皆さん当たり前のように考えると思います。
しかし両方を実現し最大化するのは
簡単なことではありません。
しかしそれを可能にするのが
外資IT企業であると考えました。
今回はなぜITなのかを説明します。
時価総額ランキングから時代を読み解く
日本国内の平均年収ランキングを
よく目にする機会があると思います。
しかし
世界の時価総額ランキングを
注視している人は多くありません。
そこには
産業構造の変化=時代のニーズが
反映されています。
高収入を目指すならば
時価総額の高い企業や産業で働くのが
一番の近道ではないでしょうか?
下記表「時価総額ランキング」を基に
約20年の変化を推察してみましょう。
1:グローバル企業が上位を占めている
日本のバブル崩壊もありますが、
世界経済がひとつに繋がり、
グローバル企業の売上が爆発的に増加している。
ではどのような業界が伸びているのでしょうか。
2:製造業からITや金融へシフトしている
第一次産業革命(石炭)、
第二次産業革命(石油、電気)
そして第三次産業革命(IT)
と言われており、
Top10のうちなんと7社が
ITに関する企業となっています。
大量生産と大量消費の資本主義から、
今後はAIやIoTを用いて賢く作り使う
高度資本主義へと進化しています。
これからは更に
Sustainability の観点が加わることでしょう。
3:時価総額が上がれば、、、?
そして時価総額が高ければ
その分社員への報酬や待遇も
自ずと高くなります。
なぜなら急成長を遂げる企業には
優秀な人材を獲得し確保することを
とても重視しているからです。
ITは社会に貢献しているのか?
時価総額ランキングから
どうやら儲かってることはわかった。
しかし悪いビジネスをしていて、
社会貢献していないのではないか?
というのが次の疑問だと思います。
業種別構成から社会のニーズを読み解く
下記表「世界株式に占める業種構成の変化」を御覧ください。
株式市場全体を通して見たときに
改めて情報技術(IT)業界の伸長が顕著であります。
即ち一部の企業が儲かっているのではなく、
社会全体が
ITに課題を抱えている(需要が高い)のが伺えます。
具体例:台湾のコロナ対策
ITによる社会貢献について、
具体例を一つご紹介いたします。
2020年1月日本は
コロナウィルス感染症
二度目の外出自粛命令が発動されていました。
しかしその頃、
隣国の台湾では外出を許可し
旧正月を楽しく迎える姿が話題となりました。
その功労者こそIT大臣オードリー・タン氏です。
詳細は下記Youtubeを御覧ください。
TBS News 「台湾IT相が語る世界とコロナ」
台湾では
マスク不足解消のため在庫確認サービスや
感染経路を判明するための入店管理サービスと
感染発覚時の潜在的な感染者への自動通知など
多くのITサービスを提供しました。
外出自粛や時短営業など守りの対策ではなく、
文化的な活動を送るためのサポートとして
ITサービスを国民に素早く提供いたしました。
特に注目すべきは導入スピードです。
2020年1月20日
COVID-19感染確認第1号が発見された後、
わずか約2週間後
2月6日にマスクアプリを実用化しています。
ITサービスの提供による適切な対応の結果、
台湾での感染拡大は最小限に抑えられ、
経済活動との両立を実現しました。
行政院の発表によりますと、
2020年のGDPは前年比、速報値で2.98%増加。
コロナ禍において世界でも数少ない
プラス成長を記録した事例です。
この速さと影響力こそがITの醍醐味と私は考えています。
日本におけるIT需要の増加
日本においてもデジタル庁が新設され
2023年現在 河野大臣が率先して
海外の最新ITトレンドの見聞を広げ、
日本政府のみならず国全体の
DX施策やデジタル人材育成に注力しています。
まとめ
当記事では、
世界経済の動向と
社会に与える影響力の観点で
IT業界を選択するをご紹介いたしました。
次回は
具体的に外資系IT企業が
日系企業と異なる点ついて
深堀りしていきます。
ご精読誠にありがとうございました。