旅行と人生の分かれ道 ②
前回のnoteはこちら↓
コロナ禍で旅行に行けなくなって、
改めて自分と向き合った話でした。
やっぱ好きな仕事をしたほうがいい
「この仕事向いてないわー」
帰りながら、よく話す社員さんに愚痴をこぼした。
そんなこと、言わないでくださいよーと言ってくれたけど、ほぼほぼ転職する気まんまんだった。そもそも体を動かして働いていた人間からしたら、座って仕事するなんてソワソワしてしょうがなかった。
それからは早かった。2社ほどに絞って履歴書を書いて早々に送った。1つ目の会社は縁がなかったが、2社目の会社からは面接の案内が来た。
自分が行きたかった勤務地ではなく、中部地方の勤務地でどうかと打診され、受けるだけ受けた。縁も所縁も無い土地だったが、やりたい仕事だったので久々に戦闘態勢に入った。
腹は括ってるつもりです
面接で緊張しすぎて、用意していた答えを忘れてしまい、やけくそで言い放った言葉。もうどうにでもなれと思いながら面接をした。
32歳にして履歴書の職歴欄を全て埋めるほどの転職回数、そして所々あるブランク。先方もそこを気にしていた。
そうだよな。安定していないし、縁も所縁も無い場所に独身の女が名乗りを上げても厳しいよな…
帰りのバスで反省会をしながら、どうしたものかと頭を抱えた。
面接を終えてから、一向に連絡がなく「こりゃ落ちたな」と思い、新卒時代お世話になって一時期バイトとして出戻った会社に再び戻れないかと言おうか迷っていた。そんな事を思っていたら先方からメールが入った。採用条件のデータが添付されていた。
「この条件でよければ、お返事ください」
全然悪くなかった。またこの業界で働ける、それだけで嬉しかった。
早速、返事をし採用が決まった。
次の日からは、退職や引っ越しの手続きと忙しい日が続き、1か月半後には東京を離れ、新天地での生活が始まった。
頑張りすぎない、期待しない
期待した分、想像したことと違うことが起きると一気にやる気が無くなるし、頑張りすぎちゃうといつか潰れてしまう。
社会人になってから学んだこと、いつも根詰めて潰れるまでやってしまう。学んだつもりでも、いつも同じ状況に陥って仕事を辞めていた。
今回は頑張りすぎない。
長く働きたかったら、ゆるく行こうと決めた。
そう決めてから、現在までゆるく生きている。
東京にいる時より、気が楽になったし体調も良くなった。こっちに引っ越してきて良かったなと思う。
3年前はこんな人生になるとは思っていなかった。
コロナがなければ、旅行を続けていたかもしれないし、留学をしていたかもしれない。人生って常に分かれ道があって、どっちに行っても人生であって
面白いなと思った。
次はどんな分かれ道に立とうとしているのか、怖いようで楽しみな私なのでした。
ー終ー
読んでいただきありがとうございました。
下手な文章ではありますが、書いていて楽しかったです。
次回からは旅行での出来事とかつらつら書いていこうかなと思います。
引き続きよろしくお願いします。
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