好きを語ろう:タイチ選手編②
本来は一記事にまとめた方がいいと思うのだが好きという気持ちに加え、自分語りが多くなってしまい、削るに削れず複数に分けて公開することを決めたタイチ選手編。そんな訳でその②です。
前回の記事ではタイチ選手を知ったきっかけと試合スタイルについて触れた。本当はもっと試合について踏み込みたいし、下書きもあったが恐ろしく抽象的かつ感覚的な文章になっており、分かりやすさを重視した結果断念。フェニックススプラッシュを見た感想が「おお…(ウルトラマン)タロウみたいだ」な時点でお察し下さい。
さて話を戻そう。
ご存じの通り、タイチ選手は鈴木みのる選手がリーダーを務める鈴木軍に所属している。そして、この鈴木軍非常に仲が良い印象を受ける。現在タイチ選手はYoutubeチャンネルを開設しゲーム実況などを行っており、エル・デスペラード選手を始め度々メンバーが登場したり、また新日ちゃんぴおんで共演する姿からも仲の良さが伺える。
とはいえそれは決して馴れ合いなどではない。試合で対戦することになれば全開でぶつかり合っている。昨年11月29日のエル・デスペラード選手対金丸義信選手戦やタカタイチマニア3のタイチ選手対DOUKI選手戦は必見。
そんな中、目立つのがタイチ選手の兄貴ぶりである。前述のタカタイチマニア3での試合後、DOUKI選手に向けたマイクは熱さと優しさを兼ねそろえており思わず目頭が熱くなった。
同年1.4の東京ドームで行われたIWGPタッグマッチ。ザック・セイバーJr選手とともに2度目の防衛を目指し、後藤洋央紀選手&YOSHI-HASHI選手(以下毘沙門)と対戦するも惜敗。実を言うとかねてから毘沙門へのコメントが割と辛辣だったタイチ選手。発奮を促す意味もあったのかもしれないが、特にYOSHI-HASHI選手に対し顕著だった。
試合後、YOSHI-HASHI選手が手を差し伸べた。コメントによるとこの時「俺たちを認めるか?」と尋ねたらしい。
タイチ選手は何も答えず手を振り払った。そして、YOSHI-HASHI選手を抱きしめた。何よりの解答である。YOSHI-HASHI選手も驚いていた。
ざっと抜粋しただけでも兄貴感、漢感が溢れる。と思えば、トータルテンボスのYoutubeにデスペラード選手、金丸選手と出演した際やSTARDOMの中野たむ選手とコラボでゲーム配信した際に見せる悪戯・どっきり好きな一面を見せたり、度々物まねを披露するなどエンターテイナー性に溢れているのもタイチ選手の魅力。例えるならば、はじめの一歩の鷹村のような少年漫画的な兄貴と言ったところだろうか。
現在TwitterなどSNSを利用している人が大多数であろう。それはプロレスラーもまた同様であり、実際に数多くの選手がSNSで情報を発信している。良くも悪くも選手や関係者との距離が近い時代でもある。(この辺についてはまた機会があれば)
タイチ選手は前述のとおりYoutubeチャンネルを開設しており、Twitterも日々更新。試合以外でもファンを大いに楽しま沸かせている。個人的にタイチ選手はSNSの使い方が上手い選手だと思う。KOPWのルール候補を配信でファンからアイデアを募り決めると言った手法はその最たる例だと思う。また幾らか緩和の兆しを見せているとは言え、まだまだ制約は多い中好きな選手の姿を見れるというのは単純に嬉しいものです。
そんなこんなで今回はタイチ選手の魅力を語らせていただきました。もっとたくさん有るのですが長すぎるのもアレかと思い切り詰めた次第です。やはり好きを語るのは難しい。どうしても感情が先行してしまいますし。
いよいよ次がラスト。多分…きっと…恐らくは…。