【Xiaomi 14T Pro レビュー】こんなに安くしていいの?高性能で神コスパなスマホならコレ
2024年11月に発売された Xiaomi 14 T Pro をレビューしていく。
今作は国内で発売するTシリーズとして、初めてライカ社と共同開発したカメラに注目があつまっているが、それだけに留まらず神コスパ機として他者を圧倒しているのだ。
詳しく解説してくのでぜひ最後まで読んでほしい。
Xiaomi 14T Proの特徴【確実に上位モデルなのに神コスパ】
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特徴
スペック【他者を圧倒するハイコスパ上位モデル】
ディスプレイ【6.67インチ&144Hz&4000nit】
デザイン【シンプルだがカメラの存在感大】
CPU【MediaTek Dimensity 9300+】
おサイフケータイ&デュアルSIM【搭載】
カメラ【話題の映画モードは雰囲気◎】
バッテリー【丸2日は余裕】
充電性能【急速120W&ワイヤレス10W】
防水性能【IP68で安心】
認証機能【指紋&顔 マスクでも認証OK】
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以前からXiaomi製品はコスパが高いと有名だが、今作のXiaomi 14T Proは別格だ。
カメラだけではなくすべての面でハイスペックでありながら、他社を圧倒する価格が本当にヤバい。
Xiaomi 14T Proのスペック
Xiaomi 14T Proの簡単なスペックは以下参照
その他、Xiaomi 14T Proのスペックはリフレッシレートが最大144Hzまで対応しており、画面のピーク輝度は4000nitとなっている。4000nitは初めて聞いた。
Xiaomi 14T ProのAnTuTuスコア【189万点】
AnTuTuのベンチマークテストを3回実施し、計測している。
スコアはCPUとメモリを見れば大体予想はできるので、実際の動作を見ることに意味がある。
余裕の平均189万点のスコアで、しかも安定していたのが凄い。
Galaxy S24で平均160万点、Galaxy S24 Ultraで平均190万点であるため、Xiaomi 14T Proは間違いなく上位モデルと言っていい結果だ。
ちなみにXiaomi 14Tは平均130万点とこちらも前作から大幅に進化している。
Xiaomi 14T Proのバッテリー【9時間23分】
Xiaomi 14T Proのバッテリー性能をアプリ「PCMARK for Android」で計測
※すべての機種を輝度最高値にして計測
バッテリー持ちは”高”という結果になった。ハイスペックモデルであり、ディスプレイスペックもかなり高い中でこのバッテリー性能は高評価だ。
発熱も気にならなかった点も大きい。
単純計算で輝度最大値で100%を使い切るには11時間以上かかる計算となる。
ハイパーチャージでフル充電が19分
同梱しているACアダプタを使えばフル充電が19分で行える。
さらにワイヤレス充電にも対応しており、Qi規格の充電器を使えば10Wの急速で無線充電可能だ。(別途購入の必要あり)
Xiaomi 14T Proの外観デザイン
Xiaomi 14T Proの外観
背面デザインはXiaomiらしいシンプルな外観で、カメラレンズに目が行く。
ディスプレイサイズは6.67インチで有機ELパネルを採用している。
付属品はXiaomi製品のコスパの見せ所。
120W対応のACアダプタやソフトケースまで付属している。(無印は67Wのアダプタが同梱)
Xiaomi 14T Proのカラー展開はチタンブラック、チタンブルー、チタングレーの3色だ。
側面にエッジがあって6.67インチという大画面を感じさせない持ちやすさがいい。
ベゼル幅もかなり薄く美しい。
本体サイズは高さ75.1mm、幅が約160.4mm、厚み約8.39mmとなる。
Xiaomi 14T ProはeSIMと物理SIMのデュアルSIMに対応。microSDを使っての外部拡張は非対応となっている。
カメラの出っ張りはかなりある。ぜひ保護ケースを着けてライカカメラを守りたい。
Xiaomi 14T Pro と Xiaomi 14T の比較
見た目はほぼ同じでボディ素材が違う他、CPU・ストレージ・カメラ性能やバッテリー、あとなぜか対応バンドもProの方が多い。
無印でも十分過ぎるスペックだ。
Xiaomi 14T Proで使える対応バンド【全キャリアOK】
Xiaomi 14T Proでの対応バンドは以下参照
※赤字は安定的な通信に必須なバンド
Xiaomi 14T Proは主要キャリアすべてで問題なく通話・データ通信が可能。
Xiaomi 14T Proのカメラ【デジタル30倍】
Xiaomi 14T Proはを5000万画素の静止画が撮影可能。
Xiaomi 14T Proのカメラスペック
望遠レンズが楽しいプロ仕様のカメラで、シャッタースピードも速いため瞬間を切り取れる。
ポートレートモードはボケ感の調節もできて優秀だが、AI補正が被写体をヌメッとさせる。
動画は光学2.6倍ズームで引いても寄ってもも滑らかに連動するので、運動会などでも活躍すること間違いなし。
映画モードは雰囲気出せるが万能ではなくシチュエーションは選ぶ。
Xiaomi 14T Proで撮影【日中・1倍】
Xiaomi 14T Proで撮影【日中・30倍デジタルズーム】
デジタル30倍のズームでも最終的にAI処理が入るので、かなり高精細に対象物が確認できる。
Xiaomi 14T Proで撮影【その他】
ポートレートはボケ感の調整も可能で使いやすいのだが、どうも処理によって立体感がなくなるのが気になる。
Xiaomi 14T Proは最低5年間のアップデートが保証
Xiaomi 14T シリーズは約5年間のセキュリティアップデート、OSのアップデートはAndroid 18までの保証がある。
この手厚いアップデート保証があることもハイスペックシリーズの特権だ。
Xiaomi 14T Proのデメリット
デザイン【シンプルかつ男性好み】
正直、XiaomiのスマホはiPhoneやGalaxyに比べるとデザイン性は少ない。
メタル感あるボディと無骨なレンズが主張し過ぎているとも言える。女性が好んで持つイメージは少ない。
携帯性【機能性と携帯性は共存できない】
ゲームやカメラ、そしてAIを使って様々なことができるスマートフォンだが、大柄な僕の手でもはみ出るサイズはいつまでたっても慣れない。
携帯する時は小さい方がいいし、ゲームする時は大きい方がいい。難しい。
カメラ【高性能だが感動は薄いか】
どうしても「ライカ」という名前が誇張し過ぎてカメラへのハードルが上がってしまっていた。
綺麗に撮影できる高性能カメラなのは間違いないが、他社と比較して突出してるかと言えばそうではない。
Xiaomi 14T Proのメリット
スペック【他者を圧倒するハイコスパ上位モデル】
Xiaomi 14T Proはベンチマークスコアが189万点で、メモリやストレージ容量、カメラやバッテリー持ちも間違いなく上位モデルなのに、他社の上位モデルと比較しても標準価格が段違いに安い。
ディスプレイ【6.67インチ&144Hz&4000nit】
Xiaomi 14T Proはカメラが高性能だけではなく、ディスプレイスペックが高いのも魅力だ。
ピーク輝度4000nitは屋外での使用時に効果を発揮する。
カメラ【話題の映画モードは雰囲気◎】
動画を映画のような雰囲気で撮影できたらと思ったことはない?気軽に撮影できる「映画モード」では、ピントが自動でゆっくりと切り替わるのと、ベースのフレームサイズが横長になるため映画のように撮影ができる。
Xiaomi 14T Proのまとめ
文句のつけようがないスペックとバランスで、買い替えで迷っているなら強くオススメする。
無印版の方がコスパが良く見えるが、性能のバランスで言えばXiaomi 14T Proをオススメする。
とはいえ、スマホは日常生活に欠かせないものだからこそ、慎重に選びたい。
自分がスマホに求めるものをしっかりと理解した上で購入をしてほしい。