レバーレス 作ってみた感想
お疲れ様です。
先日、アケコン天板の自作に続き、レバーレスを自作したので、備忘録として残します。
天板アクリルパネル自作についてはこちら。
はじめに
アクリルパネルの穴あけに使った工具を再利用できそうだったので
流れでレバーレス作成しました。
自作する時に、電子工作経験がなく、本当にこれだけでいいのかと思ったため、そういう人向けの備忘録になります。
いろんなブログなど見ましたが、下記noteがかなり分かりやすく参考に作成しました。
こちらの方が記載している部品さえあれば、電気やプログラミングの知識無しでDIY感覚で作成できます。
参考にした記事(技術的な話がわかりやすく載ってます。とても感謝。)
まず、電子工作(はんだ付け)もプログラミングもせずに作成するための道具と部品です。多分これさえあれば出来ます。
道具
・ドリル
・ホールソー(ドリル先端パーツ ドリルと別売り)
・ドリル時の下に置く木など
・耐水やすり(選んだ収納ケースによる)
・のこぎり(選んだ収納ケースによる)
部品
・【ピンヘッダ実装済】Raspberry Pi Pico H
PCで使用目的で作成したためプレステ等で使いたい人は調べてからがいいかも
・ブレッドボード (クリア)
PC>USBケーブル>基盤>ピンヘッダ>ブレッドボード>ヒトボ用ケーブル>アケコンボタン
のような接続関係にあり、基盤とアケコンボタンから出るケーブルの間で接続の役割があります。はんだ付けが不要になります。
・Brook HIT BOX CABLE ×5(もしくは4)
(上下左右)、(下の攻撃4ボタン)、(上の攻撃4ボタン)に計3袋必要。
【注意】(スタートセレクト2ボタン)、(ホーム、R3、L3ボタン3つ) には、それぞれ1袋必要。
このケーブルは5つの端子が並んでくっついているが、基板上は(スタートセレクト2ボタン)、(ホーム、R3、L3ボタン3つ) が隣接していないため各々に1袋必要になる。
私は4袋しか購入しなかったため(スタートセレクト2ボタン)、(ホーム、R3、L3ボタン3つ) から選ぶ必要があり、(スタートセレクト2ボタン)に使用した。対戦には問題ないが、ボタンの増設など考えている人は計5袋購入しよう。
・アケコンボタン 14+α
サイズは好みと所持しているホールソーに応じて。
上下左右4個、攻撃ボタン8個、スタートセレクト2個 最低14個
ファストン端子の抜き差しや今後の使用で壊れる可能性を考慮して多めに購入。
市販のレバー付きの一般的なアケコンは30mmで、レバーレスは24mmみたいです。移動ボタンと攻撃ボタンで変えてもいいかも。
・収納ケース ホームセンターで下記購入
天板ががっちりしているものを購入しよう。
骨格ががっちりしていて天板も弛みにくいもので自信があったが、作業をするにあたって、内側のしきりをのこぎりで切ったり、ボタンから出るケーブルと基盤の位置が喧嘩したりと苦労した為、レバーレス自作でよく見かけるプラのアタッシュケースがおすすめ。
・ケーブル (家にあったPS3コントローラーのものを使用)リンクは参考
その他の悩み
・ボタン配置は、せっかくだし自分で決めようと右側はアケコン(qanba)の天板で位置取りし左側は窮屈にならないように右手側と離して穴をあけた。
これが間違いだった。
まず、レバーレスは↑ボタンを親指で操作することが多いが、左手と右手は人によるらしい。てっきり左手で操作すると思っており、左側に穴を開けた。
そのため、あとから操作に違和感を感じ、右手に近い位置にも穴をあける羽目になった。対戦中には両方の手で↑ボタンを押す可能性もあるため、自作する方はどちらの手でも押せる位置に↑ボタンは設置しよう。
・ボタンの配線の収納について、これが思ったより難しく、選んだケースが骨格が頑丈な分基盤を置く位置に自由度がなく、ボタンから出ているケーブル達と喧嘩するので蓋を締めるのにコツがいる。
アタッシュケースをレバーレスにしていればこんな悩みはなかったのに。
完成
完成したレバーレスが下図。
見た目はアレかもしれないが操作面で自作だからと言って、↑ボタンの位置以外は不満はない。頑丈なケースを選んだからか。
イラストも入れることも考えたが、アケコンからレバーレスに移行することを決めたときにでもやるつもり。
感想
一ミリでもレバーレスに興味があるなら作ってみていいと思います。
金銭的な余裕がある人は自作じゃなくてもいいですし。
実際に動かして、無理だと思えばレバーに集中できますし。
ちなみに、スト6ではまだ試しておらず、BBCFで試しましたが、コンボは1,2日あれば出来るようになります。ただし、立ち回りでのとっさの操作が難しいです。また、斜め前ハイジャンプ(↓→↑コマンド)がめちゃくちゃ難しいです。
私はやってないですが、レバーレスの前に可能ならキーボードで試してからでもいいと思います。
空中コンボの多いアークゲーは操作に苦戦すると思います。地上戦の多いスト6ではアークゲーほど悩まないのでおススメです(キャミィは別かも)。ストなら昇竜とか簡易コマンドもありますし。
苦しくても続けるメリットとしては、頑張って練習して立ち回りやコンボが上達しなくても、ファジーガードに関してはレバーよりは上手くなるからとか?
正直、趣味で格ゲーやってレバーで動かすのが楽しかったと気付かされただけでも作ってよかったです。ストでは使うかもしれませんが、BBCFでは使わないことにしました。GGSTは最近やってないですがハイジャンプが多ければレバーでやると思います。