[2023年2月版]オーラ天楔デッキの作り方
本構築記事を見つけてくださりありがとうございます。この記事では、逆転オセロニアというゲームで使われる「オーラ天楔デッキ」の作り方やこだわりポイントを解説します。始めたばかりの方から、天楔デッキを使い慣れた人まで、幅広く役立つように執筆しましたので、ぜひチェックしてみてください。
自己紹介
はじめに、「この記事を書いた人が信頼に足る実績を持っているか?」という疑問に答えるために、筆者geonのプロフィールを紹介します。
ハンドルネーム: geon
Twitter: @geon16400684
プレイヤーID: 6541 2576 9533
シーズンマッチ最高順位: 24位 (ランカー 5回)
カップ戦最高順位: 30位 (レジェンド 6回)
ロイヤルバトル最高順位: 44位 (ランカー 1回)
チャンピオンシップ最高順位: 18位 (ランカー 2回)
このような略歴を持っています。また、この記事を書くために、より説得力のある実績が欲しいと考え、直近の2023年2月シーズンマッチではオーラ天楔デッキだけを使用してBest 30 に入ることができました!
実際にこの結果がすごいのかは分かりませんが、少なくとも「オーラ天楔デッキが好きだ!」という気持ちはアピールできたような気がします。
また、密かに「ディートリヒ研究所(@Dietrich_lab)」というTwitterアカウントでオーラ天楔デッキに関する情報を発信しています。
いきなり結論!
早速ですが、「オーラ天楔デッキの構成をサクッと知りたい!」という方のために、デッキレシピを1枚のスライドにまとめました。↓↓↓
自分の所持駒と相談しながらこれらのテンプレートを埋め、"S駒"と"A駒の自由枠"を環境に合わせて選ぶことでオーラ天楔デッキの完成となります。
本構築記事では、これらの詳細に加え、"構築段階で工夫できること"や、"環境に合わせてどのような駒が採用されるのか"といった話もしていきますが、特に重要な点を先に書いてしまうと、
3周年メーティスをLv.79に調整する(手駒ロックでATK+Maxのウンディーネよりも優先的に出るようにする)
日常ヴェークロストとエルヴィン団長のATKを+Maxにする(手駒ロックでハロウィンメーティスが優先的に出るようにする)
初手から出せる駒を最低6枚は編成する(初手出し成功率を8割超えにする)
この3点を実現できれば、オーラ天楔デッキがより強力なものになります。それでは、本編に入りましょう!
本編:デッキの作り方
楔生成キャラ
このデッキのコンセプトは「楔の固定ダメージと、楔を消費して与える神雷火力で相手を削っていく」というものです。従って、全ては楔を増やすことから始まります。
現在実装されている楔生成のA駒で優秀なキャラは3体います。日常ヴェークロスト・エルヴィン団長・メルカバーです。
生成本数についてはエルヴィン団長やメルカバーが強力ですが、大前提として、「楔生成駒は初手に出したい」という気持ちがあるので、発動条件がついている駒はあまり採用したくありません。
従って、日常ヴェークロストが最も優先度の高い駒で、もうひと枠にエルヴィン団長・メルカバーのどちらか一方を採用すると良いでしょう。両方持っている方はエルヴィン団長を優先してください(発動条件がメルカバーより緩く、コンボスキルが強力だから)。
日常ヴェークロストのように"初手から出せる楔生成駒"の代用としては、アメノワカヒコ・エイダン・コトシロヌシが代表的で、エルヴィン団長のように"条件付きで強力な楔生成駒"の代用としては、ミホツヒメが挙げられます。
採用枚数は2~3枚としています。試合中に1回は使用したいので最低2枚は編成したいです。一方で、終盤の手駒に楔生成駒ばかり来てしまうのは望ましくないため、多くても3枚までにすることをお勧めします。
神雷アタッカー
楔を消費して大ダメージを与える神雷アタッカーは、天楔デッキの軸となる最も重要な枠です。代表的な駒として、糸雪・異世界アラジン・エミリオ・カリスの4体が挙げられます。
この中で最も採用すべき駒は糸雪です。A駒で序盤から4000の雷撃ダメージを与えられるので、実質"5枚目のS駒"と言って良いほど強力な性能をしています。カリスでも代用できますが、糸雪がいるかいないかで勝率は大きく変わるので、持っていない方は強駒パレード(毎月中旬開催のガチャ)で全力で入手してください。
採用枚数は2枚までがお勧めです。3枚以上の場合は楔が枯渇するリスクがあります。かといって楔生成駒を増やして補おうとすると、「序盤に神雷アタッカーばかり来て事故った」「終盤に楔生成駒ばかり来て肝心のアタッカーが来ない」などといった、引きのかみ合いの悪さを実感することになるでしょう。
最もおすすめの組み合わせは糸雪+異世界アラジンです(アラジンは手駒ロックで釣られやすく、火力も高くてコンボも強いから)。
特殊アタッカー
天楔デッキの火力枠は神雷だけではありません。一般的な準耐久デッキに搭載されるような特殊ダメージのアタッカーも採用します。
特殊アタッカーは大きく2種類に分けられます。代償アタッカーとライフバーストです。
代償アタッカーは、自身もダメージを受ける代わりにいつでも高火力を出せる駒を指します。初手から安定したダメージを与えられる駒は貴重なので、デッキに1枚は採用したいですね。代表的な駒として、3周年メーティス・イリニアの2体が挙げられます。
最も優先される駒は3周年メーティスです。ダメージ倍率200%はA駒で最も高く、最強の代償アタッカーと言っても良いでしょう。無補正のオーラ天楔デッキで使用すると、3100前後の特殊ダメージをいつでも与えられます。
ライフバーストは、自分のHPが減少するほどダメージが高くなる駒で、多くの試合でとどめを指すときに使います。代表的な駒として、ハロウィンメーティス・ヴァイセの2体が挙げられます。
この2体に関しては優劣をつけることが難しいですが、HPとコンボスキルの観点からハロウィンメーティスの方が優先されると考えています。
採用枚数としては、代償アタッカーを最低1枚、ライフバーストを最低1枚、合計して2~3枚程度が望ましいです。
汎用駒
汎用駒とは、どのようなデッキにも入りうる、使い勝手の良い駒を指します。以下に、持っていたらとりあえず採用してほしい駒として、イオフィエル・周年ヴァイセ・ウンディーネの3体を紹介します。
これらの駒は、HPが1700水準と高く、どのような場面でも一定の活躍をしてくれます。デッキの安定感を高める潤滑剤と言えるでしょう。
自由枠
残りの枠は自由枠です。ここにデッキ作成者の個性が現れます。環境を見て、どのデッキに勝ちたいか、どのような機能を持たせたいか、予め作戦を立てて最適の駒を選択してください。以下、作戦ごとに使われる駒を一部列挙します。
シールドで守りたい → 周年ザフキエル・シェルミーナ・マーテル・闘化アンナプールナ etc.
デバフで守りたい → ファニー・フリンデル・水光姫・シルヴィエ etc.
回復したい → イシュケ・トゥラン・闘化イザベラ・カーラ etc.
さらに火力を出したい → イリニア・エンデガ・納涼オーリック etc.
暗黒・耐久・アレスに勝ちたい → アルト
汎用駒を増やしたい → ブランジェッタ・イーリア&エーリカ
罠駒に強くしたい → 闘化ラサス・エイプリル蘭陵王・リラ
中でも太字で書かれた駒は特に優秀で、シーズンマッチでも非常によく見かけます。お好みの駒を選択してデッキをカスタマイズしましょう。
S駒について
ここまで、S駒の編成については一切触れませんでした。実は、オーラ天楔デッキの主要なパーツは全てA駒で賄うことができるため、S駒は何でもOKです!
何でも良いということは、所持駒のうち駒パワーの高いもの(超駒や強駒)が優先的に採用されるということです。
自由枠と同じように、環境によって採用する駒を変えるのが一般的ですが、"性能が強すぎるためにどのような補正でも必ず採用される駒"が1体存在します。超駒の闘化フェイルノートです。
この駒の強みは何と言っても"コンボスキル(ボルトヒール)の量産"にあります。HPの低い終盤では、召喚駒とコンボするだけで1000程度の回復が期待でき、相手からのフィニッシュを遅らせることができます。これに加えて3000~4000程度の雷撃ダメージも与えるので、凄まじい仕事量です。「フェイルノートを編成したいからオーラ天楔デッキを使う」という人も多いでしょう。
他に強力なS駒として、キンマモン・ウィブサニア・ペトラ・キリュエル・ヴィーナス・フレブ・ハルモニアなどが挙げられます。
以上でデッキは完成です。改めて、デッキ構築の要点をまとめたスライドを載せます。↓↓↓
さらに意識していること
ここからは、デッキの安定感を高めるために筆者が意識していることを紹介します。
初手出し駒の枚数
対戦の終盤、相手の体力を削りきれず、「あともう少し火力を出せたら勝てたのに…」と思ったことはないでしょうか?
そんなとき、直近2, 3ターンに改善点があるかもしれませんが、実は「初手の無駄な一手が影響していた」という場合もあります。フィニッシャーや辺置きの駒ばかりを引いてしまい、初手に満足な仕事ができないせいで、終盤のフィニッシュが一歩届かないという経験は私もたくさんあります。
このような初手の事故は、構築段階である程度減らすことができます。結論から言うと、初手から出せる駒を最低6枚編成すると、80%以上の確率で初手出しに成功します。
下のグラフをご覧ください。↓↓↓
このグラフは、初手出し駒(=初手から出せる駒、出したい駒)の編成数と、初手出し成功率(=1ターン目に初手出し駒を少なくとも1枚以上引く確率)の関係をグラフで表したものです。このグラフを使うと、自分の作成したデッキにおける初手出し駒の数をカウントすることで、初手出し成功率を把握することができます。
一つ例を見てみましょう。↓↓↓
この構築において、初手から出せる駒は、
先攻初手:フェイルノート・ブランジェッタ・イオフィエル・ウンディーネ・日常ヴェークロスト・3周年メーティス
後攻初手:ブランジェッタ・イオフィエル・ウンディーネ・日常ヴェークロスト・3周年メーティス
先攻後攻それぞれ6体・5体となります。グラフから、初手出し成功率は先攻で80%程度、後攻で70%ちょいであることが読み取れます。先攻では5回に1回、後攻では4回に1回程度手駒事故が起きるというのは不安ですね。
これに対して、私が無補正で使っていたデッキの場合を見てみます。
この構築において、初手から出せる駒は、
先攻初手:フェイルノート・イーリア&エーリカ・ファニー・ブランジェッタ・イオフィエル・ウンディーネ・日常ヴェークロスト・3周年メーティス
後攻初手:イーリア&エーリカ・ファニー・ブランジェッタ・イオフィエル・ウンディーネ・日常ヴェークロスト・3周年メーティス
先攻後攻それぞれ8体・7体となります。グラフから、初手出し成功率は先攻で90%ちょい、後攻で90%弱であることが読み取れます。かなり気持ちよく初手出しが出来そうですね。
今の例からも分かる通り、7体目以降は確率の変化がそこまで大きくありません。したがって、「手駒事故を回避するために初手出し駒を10体編成する」というような極端な構成はお勧めしません。後半に大きな仕事をする駒もしっかりと編成しましょう。
まとめると、初手出し駒を6枚以上は編成することをお勧めします。私の感覚では7枚程度がちょうど良いです。
ATK調整
続いて、手駒ロック対策についてお話しします。試合の中盤から終盤にかけて、相手の手駒ロックで妨害を受け、ゲームプランが崩れることがあります。特に、
手駒ロックで楔生成駒が釣られる
手駒ロックでフィニッシャー以外の駒が釣られる
この2つは致命的で、何としても避けたいところです。そこで、次のような工夫をします。
日常ヴェークロストとエルヴィン団長をATK+maxにする
ウンディーネをATK+maxにし、3周年メーティスをLv.79に調整する
これにより、ATK順は以下のようになります。↓↓↓
3周年メーティスが確定で釣られるようになり、楔生成駒がハロウィンメーティスやファニーよりも釣られにくくなりました。たったこれだけの工夫で、手駒ロックによる被害を大幅に減らすことができます。
特に、メーティスのLv.79調整はあまり知られていないようなので、是非作ってみてください。本来、レベル調整駒は「HPが下がる」というデメリットが気になりがちですが、メーティスの場合はレベルを1しか下げず、HPは9しか変わりません。HP9の違いと、終盤の決定力の違いを天秤にかけた際に、私は迷わず後者を選択します。世界一コスパの良い調整と言って良いでしょう。
実際にこの調整によってフィニッシュできた場面がこちらです。↓↓↓
このように、手駒ロックでどの駒を優先的に出したいかを予め考え、ATK順を調整する作業は、デッキ構築の醍醐味と言っても良いでしょう。ファニーとハロウィンメーティスの順番、イオフィエルとブランジェッタの順番、異世界アラジンとイーリア&エーリカの順番など、他にも工夫できる点がたくさんありますので、皆さんなりに調整してみてください。
コンボスキル
最近の環境(2023年2月時点)では、シアンリーダーにX打ち進行を仕掛けたり、リアンツィールリーダーにX打ちされたりと、最序盤に打つ駒のコンボスキルが重要となる進行が増えている印象です。
したがって、「初手から使えてコンボスキルも強い」という駒の需要が増えてきました。デッキを構築する際に、コンボスキルが序盤から使えるか?という視点を持つことも重要です。
残念ながら、神駒のコンボスキルの多くはライフバーストやコマ数依存のような後半で強いタイプに分類されます。そのような駒を初手に切ってしまうと、相手は喜んでX打ちを仕掛けてくるでしょう。
イオフィエル・イーリア&エーリカ・ブランジェッタ・3周年メーティス・ウンディーネのように、コンボスキルで1200~2000水準のアドを序盤から狙える駒をいくつか編成しておきましょう。序盤のコンボスキルにこだわると、火炎対面の勝率も上げることができます。
※極端な話、こちらの手駒が事故っていて、明らかにX打ちが予想できる場面では糸雪をコンボ要因として初手に放つこともありました。
HP水準
駒編成に迷ったら、HPの高い方を優先します。採用する駒を一つ変えるだけでHPが100も変わる場合があるので、自分の所持している駒のHPを確認してみると良いでしょう。参考までに、オーラ天楔デッキに採用されるA駒のHPは1600後半から1700前半の間に収まることが多いです。
補正・用途別編成例
最後に、2023年2月環境で、私が実際に使用した構築を紹介します。構築そのものより、どのような意図でS駒と自由枠を採用したかという考え方を参考にして頂けたらと思います。
シーズンマッチ無補正
私が2023年2月のシーズンマッチ無補正で最も多く使用した編成です。一番の特徴はフレブを採用していることです。1月以前はこの枠にペトラを採用していました。
この時期の環境の特徴として、
リアンツィールリーダーの流行(HP劣勢状況からスタートしがち)
周年遠夜の普及(特殊・雷撃の反射)
この2点を考慮する必要がありました。
ペトラは文句なしに強力な駒ですが、この駒の強みは「HP優勢時のゴリ押し」にあって、こちらのHPが不利な状況ではかえって相手のフィニッシュを早めるリスクがあります。周年遠夜も当然向かい風です。
HP劣勢を覆し、なおかつ周年遠夜を設置された状況でもノーリスクで打てるS駒として、フレブに辿り着きました。
実際に運用して感じた強みとして、
リアンツィール、ヒュプノス対面での延命性能が高く、試合をひっくり返す場面が多かった(そもそもフレブがいるという心理的余裕がある)
周年遠夜や罠駒を回避するだけでなく、これらの反射ダメージを受けながら無理やり火力を出す余裕が生まれた
神殴りや混合殴りなどのバフ対面にもデバフ部分が刺さった
試合終盤、フェールノートの召喚駒などのボルトヒールコンボと組み合わせると強い(1ターンで2~3000程度HPを回復できる)
相手目線フレブにわざわざハールート&マールートでアンチヒールを打たない(打たれるとラッキー)
などが挙げられます。
逆にこの編成で潜った際に苦手と感じた対面は、暗黒(捕食でHPを戻されるので、中途半端なデバフよりもペトラなどの高火力で押した方が良い)やアレス(回復罠を使いまわされるとほぼ負け)、回復耐久(オーバーロードを重ねられると盤面を取ったとしてもHP差で負ける)などが挙げられます。
今後の環境でこれらのデッキタイプと多く当たるようであれば、回復を妨害するアルトを編成したり、雷撃で火力を出すキリュエルを採用したりと、適宜構成を変える必要があるでしょう。
この編成を使う場合は、代償デッキのようなゴリ押し戦法ではなく、ぬらりひょんやシエンティアデッキのように盤面を大切にして耐え切るイメージで運用してください。
神殴り補正
こちらは、神殴りとヒュプノスに勝つための編成です。特に神殴り対面では「キンマモンを引かなければ土俵に立てない」という場合が多いですが、第二のシールドとして冨岡義勇も編成し、「どちらかを引けば良い」という作戦にしています。
このような特定のデッキに対して非常に有利な構築は、環境を良く見極めてから使用する必要があります。同じ補正でも、日付や時間帯によって全然違うデッキとマッチングするので、過度なメタ編成はあまりお勧めしません。
神殴り補正(と見せかけた神殴りメタ補正)
神駒のATKが上がっているような補正では神殴りが多く使われるイメージがありますが、この日は神殴りに有利なシアンデッキや罠多めの魔デッキが多い印象でした。そこで、罠駒に強い編成というコンセプトで、ラサスとキリュエルを採用しました。
特に、シアンデッキと戦う際は、雑に出せる雷撃火力が大変役に立ちました。どちらも初手に出せないというデメリットがあるものの、この補正に関しては、初手の手駒安定よりも中盤のストレスフリーな雷撃火力を優先したいと判断し、このような編成となりました。
神HP増加・ATK減少補正
この日は、天楔デッキやギルガメッシュデッキなどの特殊雷撃中心のデッキが多い環境でした。従って、相手からの特殊・雷撃を防ぎつつ、こちらの火力を通す必要があり、天楔ミラーに至っては楔の枯渇も視野に入れないといけません。特殊・雷撃に強い駒として、シェルミーナ・イーリア&エーリカが挙げられます。
また、この日は普段使っていない駒を試してみようと思い、特別ゲストとしてアマツミカボシを迎え入れました。
楔の消費量は異世界アラジンと同じですが、発動条件が非常に緩く、火力もトップクラスということもあり、非常に楽しく使えました。また、回復耐久相手の場合は「異世界アラジンを発動しないまま捨てる」という行為が無い分、少しお得ですね。
この日を無難に勝ちたければ、ペトラの採用もお勧めします。HPが上がっている補正では、簡単に5000近くの特殊ダメージを出すことができ、爽快です。
魔単・暗黒補正
この日は魔単やそれを狩る暗黒ばかりの環境で、明らかに天楔に向かない補正でしたが、なんとかポイントを稼ぐことができました。むしろ、天楔が向かない補正では遠夜のような雷撃対策駒がほとんど採用されない傾向にあるので、かえって火力を通しやすいという側面もあります。
というわけで、S駒はキンマモンを外し、ペトラとキリュエルという火力特化型の開き直り構築で魔単も暗黒もゴリ押しました。A駒でも火力を補いたい場合は、納涼オーリックがおすすめで、無補正でも使われることがあります。
リアンツィール対面ではなぜか序盤からコンボスキルが発動できてしまうので、ある意味環境に合っているのかもしれません。
暗黒対面は、基本的にゴリ押しで削り切ることができますが、より安定して勝ちたい場合はアルトを採用するのも良いでしょう。
デイリーコロシアム
おまけとして、デイリーコロシアムをサクッと周回する際に使用しているデッキを紹介します。2023年1月にエミリオが登場したことで、糸雪+エミリオという新たな型が生まれました。この型の特徴としては、異世界アラジンの代わりにエンデガという別のぶっ壊れ駒を採用できる点にあります。
序盤から火力を出しながら、フィニッシャーも十分に確保されているこの構築は、デイリーコロシアムとの相性が非常に良いです。
ここまで、様々な補正でのデッキ編成例を紹介してきました。私が伝えたいのは、「この補正はこの構築が正解!」ということではなく、「補正や環境によって自由枠をカスタマイズしよう!」ということです。この試行錯誤こそがデッキ構築の醍醐味であり、上手くハマると面白いほどポイントを稼ぐことができます。このような多様なデッキレシピがある限り、オーラ天楔デッキはまだまだ環境Topを走り続けられると思っています。
まとめ
ここまで記事を読んでくださりありがとうございます。改めて本記事の概要をまとめますと、
デッキレシピは画像の通り↓↓↓
環境に合わせて"S駒"と"A駒の自由枠"を選択
3周年メーティスをLv.79に調整する
日常ヴェークロストとエルヴィン団長のATKを+Maxにする
初手から出せる駒を最低6枚は編成する
これさえ覚えていただければバッチリです。この記事見つけて読んでくださった皆さんが、楽しい天楔ライフを送れることを願っております!
※ 質問・コメント・議論などありましたら大歓迎ですので、ぜひ geon (Twitter: @geon16400684) までDMしてください!