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【TRPGリプレイ紹介】「秋空の夢」リプレイ

初めまして。ジオと申します。
早速ですが、今回は下記リプレイの紹介を行っていきます。

・Youtube

・ニコニコ動画


このリプレイ、とても良いものだったので紹介したく思います。
この動画の魅力を一言で説明すると「のめり込む」です。
このノートではその「のめり込む」理由について説明していきます。

これは明かしておかないと公正ではないので先に明かしておきますが、
私はこのリプレイが行われているコミュニティとは親交があります。
なので、いわゆる身内補正が入っている可能性があることはご承知おきください。

この動画の「のめり込む」ポイントは大きく分けて以下の3点に分けることができます。

1.演出にのめり込む
2.設定にのめり込む
3.説明・場面進行にのめり込む

これら3点について順番に説明していきます。


1.演出にのめり込む

皆さんはTRPGのリプレイと聞くと、どのようなものを想像されますか?
最近はオンラインセッションが多くなってきており、セッションサイトによってはBGMを鳴らしたり演出を付ける機能があるものもあると聞くので、
昔ほどは紙とコマとサイコロで……というイメージは感じられなくなってきているのかもしれません。

ただ、個人的には紙とコマとサイコロで行われて、演出は各個人がイメージする……というイメージがそれなりにあります。
この項目はそうした印象を持たれている方に向けて説明します。

昨今は編集技術の向上により、後付けでエフェクトを沢山追加することができるようになりました。
それにより、アナログゲームの内、例えばTCGでは対戦動画に後付けで派手な演出を追加したり、テロップでカードの効果やプレイングの説明をすることでより視聴者に楽しんでもらう工夫が行われるようになりました。

もちろん、今回紹介するリプレイもそれらの動画と同じようにエフェクトが追加されています。
作者の方も回を追うごとに編集技術が向上しており、⑤以降の戦闘演出はより臨場感が増すようになっています。
それはまるでSLGで戦闘アニメーション簡易版にして遊ぶのと同じような感覚を味わえるのではないでしょうか。
(※さすがに別画面に移動して戦闘アニメーション表示して~は無いので、戦闘アニメーション簡易版に例えさせていただきました)


2.設定にのめり込む

このリプレイの導入部をまとめると、以下のようになります。
(アリアンロッドRPGを知らない方向けに専門用語を極力省いた説明となっています)

とある冒険者ギルドの冒険者達が宴会を開いていたところ、みんな寝入ってしまった。
目を覚ますと、そこは見知らぬ沼地。
周りを見渡すと、宴会に参加していた冒険者達4人が同じく目を覚ましたところだった。
彼ら5人はそれぞれ傍観者のような感覚があることから、どうやら夢の中であるらしい。
話が進むにつれ明かされる仲間の過去、衝撃の真実。
そして、冒険者一行の影で暗躍する敵対勢力……。
運命の歯車が動き出す――

以上がこのシナリオの導入部となります。
仲間の過去とは何なのか、そして衝撃の真実とは何なのか……等々様々な謎が興味を惹くのではないでしょうか。

ちなみにこの卓は独自設定が多く、このリプレイでも度々出てきますが、後述する動画構成により随時説明が入るので、
新出の設定に対して戸惑いづらくなる仕組みとなっています。


3.説明・場面進行にのめり込む

このリプレイはbiim式に近い体裁で進められます。
キャラの反応、GMの台詞は整理して進められ、右枠には動画作成者の補足が随時記載されます。
また、戦闘で消化試合になったところはカットするということもされており、情報が少ない時間は極力カットされています。

キャラの掛け合いもちょくちょくツッコミどころがあったり、場面を盛り上げるキャラがいたりするので、
話に飽きづらい構成になっているのではないかと思います。
(動画の作者(GMと同一人物です)のツッコミも適宜右枠に入ります)


4.最後に

さて、以上でこのリプレイのポイントの説明は終了となりますが、
一点だけ謝る必要があります。
冒頭では3点の「入り込める」ポイントがあると書きましたが、
実は4点目があります。
答えはリプレイを最後まで見ていただけると分かるかと思います。

それでは。今後も待ち受ける冒険の舞台が楽しいものでありますように。


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