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【※失敗作】魔妖不知火語で蓋をしよう!【8軸アンデ】の紹介【遊戯王】
こんにちは。ジオです。
今回は【8軸アンデ】の紹介、及び教訓を紹介します。
皆さんのデッキ構築の参考になれば幸いです。
はじめに
![](https://assets.st-note.com/img/1695822044823-AlJUxgqvok.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698415501692-nGieWXE1Kw.png?width=1200)
……という訳で今回はアギド、ケルベク、カオスルーラー無しで戦う【アンデット】を考えます。
デッキレシピ
※大会に持っていくには問題があるため、サイドデッキ無しで紹介します。
詳細は問題点参照。
![](https://assets.st-note.com/img/1698452919437-oGyYL1XQdJ.jpg?width=1200)
考案背景
アンデットの1枚初動が弱すぎるので代用の初動手段を考察。
アンデットの1枚初動とは隠者初動からレベル8シンクロモンスターをS召喚するルートを指します(詳細下図)。
![](https://assets.st-note.com/img/1698424599779-CJx2TP1uEN.png?width=1200)
ただ、このルートは下記欠点を抱えます。
レベル8シンクロに制圧能力を期待できない。
ユニゾンビが無効系妨害で置物と化す(デッキだけでなく手札からカードを墓地へ送るのも効果扱いであるため)。
隠者にうららを喰らうと貫通が困難。
これらの弱点に関しては10月以前はカオスルーラーによる墓地肥やしで妨害や展開を伸ばす戦略にすることで終着点と柔軟性を担保して補えましたが、冒頭で述べた通り禁止になりできなくなりました。
そこで、今回これらの弱点を克服を目的とし、隠者初動に頼らないルート及び盤面を考案をします。
要約すると脆いのに終着点もショボいので別ルートを考えました。
ただ、結論を述べると本記事デッキは他テーマの劣化なので推奨しません。
デッキコンセプト
手順
①盤面にバロネス+ベアトリーチェを揃える
②ベアトリーチェで自分/相手ターンにトランザクションロールバックと魔妖不知火語を落とす
③相手ターンにロールバックで魔妖不知火語の効果を適用して行動を束縛する
④次の自分ターンに総攻撃を仕掛ける
Win!
![](https://assets.st-note.com/img/1691760034456-EI51u5ucei.png?width=1200)
アンデット族を採用したデッキですが普通に発動せずロールバックで効果を適用させます。理由は正規発動だと次ターンに勝利するための打点を確保できないためです。正規発動は鍛師でサーチして発動を狙いますが、この場合次ターンに8000削るためのモンスターが立ちません。
また、バロネスを立てる理由はロールバックの効果発動にチェーンしてEMERGENCY!でタービュランスをSSして4伏せされるのを防ぐためです。
展開ルート
最大展開
前項のコンボはレベル8モンスター×2+牛頭鬼or終末の騎士で成立します。
![](https://assets.st-note.com/img/1698159406916-hsleQOFAHZ.png?width=1200)
①牛頭鬼or終末の騎士でマッド・マーダーを墓地へ。
②マッド・マーダーef、レベル8モンスターを6にして蘇生。
③マッド・マーダー+牛頭鬼or終末の騎士でイモータル・ドラゴンをS召喚。
④イモータル・ドラゴンef、馬頭鬼を墓地へ(イモータル・ドラゴン6→2)
⑤イモータル・ドラゴン+レベル8モンスターでフルール・ド・バロネス。
⑥馬頭鬼ef、イモータル・ドラゴン蘇生。
⑦イモータル・ドラゴン+レベル6になったモンスターで永遠の淑女ベアトリーチェをX召喚。
⑧ベアトリーチェef、逢華妖麗譚-魔妖不知火語を墓地へ。
――以下相手ターン――
①ドローフェイズにベアトリーチェef、トランザクション・ロールバックを墓地へ。
②トランザクション・ロールバックef、逢華妖麗譚-魔妖不知火語の効果を適用。
レベル8モンスター×2は「ホルス」か「P.U.N.K.」で立てます。
展開手順は「ホルス」は自明なので「P.U.N.K.」のみ説明します。
![](https://assets.st-note.com/img/1698160287522-rPaNwJONG7.png?width=1200)
①セアミンef。フォクシーチューンサーチ。
②フォクシーチューンef。手札1枚捨ててディアノートss。
③セアミン+ディアノートでレベル8シンクロS召喚。
※出すSモンスターはエニグマスター・パックビットが良い。
④ディアノートef。フォクシーチューン蘇生。
妥協展開
下記4パターンです。最大展開の札が無い場合、もしくは誘発を喰らった場合に実行します。
ベアトリーチェ1体
銀河眼の光子卿1体
承影+屍界のバンシー
アンデットワールド+ドーハスーラ
1.ベアトリーチェ1体
![](https://assets.st-note.com/img/1698240680415-D1GBqgeB79.png?width=1200)
初期盤面:
ヴァンパイア、モンスターA(効果モンスター)、牛頭鬼or終末 墓地:チャンシー ※牛頭鬼or終末はチャンシー墓地送り済
手順:
①ヴァンパイア+モンスターAでリトルナイトL召喚。efでチャンシー除外。
②チャンシーef。ヴァンパイア除外してss。
③チャンシーef。マッドマーダー墓地へ。
④マッドマーダーef。チャンシー6→4にしてss。
⑤牛頭鬼or終末+マッドマーダーでイモータルドラゴンS召喚。
⑥イモータルドラゴンef。馬頭鬼墓地へ(イモータルドラゴン6→2)。
⑦イモータルドラゴン+チャンシーでスターダストチャージウォリアーS召喚。1ドロー。
⑧馬頭鬼ef。イモータルドラゴン蘇生。
⑨スターダストチャージウォリアー+イモータルドラゴンでベアトリーチェX召喚。
⑩ベアトリーチェef。逢華妖麗譚-魔妖不知火語を墓地へ。
――相手ターン――
①ドローフェイズにベアトリーチェef、トランザクション・ロールバックを墓地へ。
②トランザクション・ロールバックef、逢華妖麗譚-魔妖不知火語の効果を適用。
![](https://assets.st-note.com/img/1698187629057-ar06JJVs2Y.png?width=1200)
――自分ターン――
①逢華妖麗譚-魔妖不知火語ef。馬頭鬼を墓地へ。
②馬頭鬼でイモータルドラゴン蘇生。
③イモータルドラゴンef。うらら墓地へ(6→3)
④イモータルドラゴン+レベル8でサイコエンドパニッシャーS召喚。
⑤もう1体レベル8モンスターをss、バトルフェイズに入って7500+αで勝利。
レベル8モンスターをパックビットorホルスで供給するので、魔法罠まで破壊されない限りレベル8モンスターを必ず2体供給できるはずです。
2.銀河眼の光子卿1体
「ホルス」か「P.U.N.K.」の内どちらかのみ成立した場合に立てます。
展開……?
3.承影+屍界のバンシー
![](https://assets.st-note.com/img/1698238013033-6llQtkCrw9.png?width=1200)
必要カード:フォクシーチューン+ヴェーラー
手順:
①フォクシーチューンでssしたディアノート+ヴェーラーでイモータルドラゴンS召喚。
②イモータルドラゴンef。バンシー墓地へ(6→2)
③イモータルドラゴン+ディアノートefで蘇生したフォクシーチューンで承影S召喚。
4.アンデットワールド+ドーハスーラ
初手がアンデットワールド&牛頭鬼or終末の場合、ドーハスーラを墓地へ落として成立。他にできることなくてこの初手だった場合に実施するので優先度は低いです。
採用カード
デッキ枚数
以下の理由から40枚必須です。
初動札が揃う率が低い(約5割)ので、可能な限り確率を上げる必要がある
誘発に弱い
このことを念頭に下記説明を読んでください。
メインデッキ
逢華妖麗譚-魔妖不知火語、トランザクション・ロールバック
![](https://assets.st-note.com/img/1691760034456-EI51u5ucei.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698452580339-qOIvtMadYo.png?width=1200)
制圧札です。ロールバックで魔妖不知火語の効果を適用します。
魔妖不知火語の墓地効果は馬頭鬼を墓地へ戻すために使用します。
素引きした場合はフォクシーチューンや王の棺で捨てます。
「ホルス」カード
![](https://assets.st-note.com/img/1697945257369-su6I4SOayq.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697946056001-4vPTXgkxWs.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697946095557-la6dCJA4aO.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698451436007-69Y01g50ud.png?width=1200)
レベル8供給要員その1です。イムセティ以外はカード回収できるハーピだけ採用。
王墓の石壁は初動枚数が増える点が魅力ですが、相手の手札を消費させずにうらら切りを強要できる点も魅力です。
「P.U.N.K.」モンスター&緊急テレポート
![](https://assets.st-note.com/img/1691760118777-nHkLfqv8KP.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1691760831615-ffjgob1Oph.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1698358569953-9NzeO7dtyY.png?width=1200)
レベル8供給要員その2です。
セアミンのみ2枚、その他を1枚採用としています。デッキスロットの都合上、初動となる緊急テレポートorセアミン以外を減らしています。フォクシーチューンもディアノートも手札に来て機能不全にならないカードなので各1積みで問題無いです。
ちなみに単体素引きした場合の使い道ですが、フォクシーチューン素引きは誘発チューナーがある場合にディアノートssしてS素材にするとランク8や承影&バンシーの盤面にできます。なので本当に単体素引きして困るのはディアノートだけです。
牛頭鬼、終末の騎士
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展開上必要なカード。堕ち武者より終末の騎士を優先する理由は真血公ヴァンパイアで捲れた際に効果を使うためです。
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重ね引きすると空しいので3:2の計5枚としています。今回は種族がアンデットでない終末を2枚としていますが、もしかしたら同名ターン1である牛頭鬼を2にした方が貫通力が上がるかもしれません。
マッドマーダー
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展開上必要なカード。アンデット族以外もレベルを下げられる点を最大限活用します。
馬頭鬼
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展開上必要なカード。1枚採用でも良いですが棺やフォクシーチューンで落とすと得なので2枚採用としています。
霊道士チャンシー
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貫通要員。ヴァンパイア+モンスターの盤面から約5割の確率でリトルナイト経由してベアトリーチェ単騎まで繋げられるので採用。
死霊王 ドーハスーラ、アンデットワールド、屍界のバンシー
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![](https://assets.st-note.com/img/1697991510619-PYWcjs8IOp.png?width=1200)
![](https://assets.st-note.com/img/1697991390564-ddOe2LxLpw.png?width=1200)
妨害数増加要員。ヴェーラー+フォクシーチューンの初手を妨害盤面に変換できるため採用。
テラ・フォーミング
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石壁かアンデットワールドのサーチ要員。石壁3枚目でないのは引き被りの確率を抑え、且つ妨害数増加に使えるため。
灰流うらら
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アンデット族であることを活用できないと思っていましたが、イモータルドラゴンをレベル3にしてパニッシャーに繋げる用途があります。
増殖するG
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最強の手札誘発。最強なので3積み。
無限泡影、エフェクト・ヴェーラー
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抹殺枠。先攻で盤面作られるときついけど枠が無いので各1枚の計2積み。
墓穴の指名者、抹殺の指名者
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誘発に弱いのでフル採用。
エクストラデッキ
永遠の淑女 ベアトリーチェ
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このデッキの主役。自ターンと相手ターンで効果を使ってコンボ成立させます。余談ですが自身の効果でssしたチャンシーをX素材にするとデッキに戻らない小テクがあります。
イモータルドラゴン
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展開の中継点。専ら馬頭鬼を落としますが既に馬頭鬼とドーハスーラorバンシーが墓地にあるなら足りないパーツを落として妨害を追加するのも手です。パニッシャー作る時はうらら落としてレベル3にしましょう。
フルール・ド・バロネス
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最大展開時の妨害枠。銀河眼の光子卿と異なり魔法罠も無効にできる点が強みです。
スターダスト・チャージ・ウォリアー
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ベアトリーチェ単騎盤面を作る際に使用。縛り無しレベル6Sなら何でもよかったが、1ドローは腐る場面少ないので無難だと考えての採用。
アクセルシンクロ・スターダスト・ドラゴン
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レベル8Sシンクロ出せる盤面をバロネスに変換するために採用。
真血公ヴァンパイア
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墓地肥やし兼展開要員。セアミン&ホルス初動でも5割の確率で終末or牛頭鬼が捲れるため、初動パターンを増やせる点が強みです。墓地肥やしでドーハスーラ、バンシーが落ちると妨害数が増える強みもあります。
No.90 銀河眼の光子卿
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妥協展開時の妨害枠。DEF3000なのでクオーター無しのタービュランスに戦闘破壊されない点が優秀です。
タイタニックギャラクシーは妨害効果を使ってもX素材が外れず、次ターンに「ホルス」で展開できないため不採用としています。
エニグマスター・パックビット
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レベル8Sモンスター枠。先攻2ターン目にパニッシャーを確実に立てるために採用しています。
サイコエンド・パニッシャー
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フィニッシャー。トランザクション・ロールバック&②でLPが3000になるので相手がモンスター1体出してもLP8000を削り切れます。レベル8はパックビットorホルス、レベル3チューナーはセアミンorうららorイモータルドラゴン(うらら落とし)で供給します。
相剣大公-承影
![](https://assets.st-note.com/img/1698099219222-3B8mSprSWX.png?width=1200)
妥協盤面の一つで使用。逆に言えば妥協盤面以外で使い道は無く、且つその盤面を展開する確率は低い。その為更に良いギミック等が思いついたら抜ける可能性は高いです。
ブラック・ローズ・ドラゴン
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【神碑】と【ラビュリンス】への解答用。絶対効く訳では無い上に自分の「ホルス」用カードも吹き飛ばしてしまう欠点もありますが無いよりはマシだと考え採用しています。トロイメア・フェニックスでも良いと思います。
巨骸竜フェルグラント
![](https://assets.st-note.com/img/1698098860487-DKbKtb9hsP.png?width=1200)
マッド・マーダーで出せるレベル8Sとして採用。墓地も除外できる点は優秀です。
また、②の効果が蘇生メタとして機能します。環境デッキで有効なのは【覇王魔術師】の《覇王眷竜ダークヴルム》でしょうか。【炎王】の《聖炎王 ガルドニクス》が墓地から特殊召喚される際も有効です。基本展開だと手札から出てくるので効きませんが、長期戦になった際等有効な状況もあるかもしれません。
S:Pリトルナイト
![](https://assets.st-note.com/img/1698073806530-mAEl58djxs.png?width=1200)
妨害兼展開要員。墓地のチャンシー除外して展開に使えるのが優秀です。
I:Pマスカレーナ
![](https://assets.st-note.com/img/1698074777664-iNIMuWXeWy.png?width=1200)
妨害要員。リトルナイトを出すために採用。使う機会少ない可能性有。
ヴァンパイア・サッカー
![](https://assets.st-note.com/img/1698075057612-xpQma2OJl9.png?width=1200)
S召喚できない状況でマッド・マーダーを処理したい場面のために採用。
問題点
このデッキは大会環境で良い結果を残すには厳しいと思います。
理由は下記5点です。
最大展開が成立する初手率が低い
最大展開以外の盤面が弱い
「ホルス」に無力
相手ターンにssするギミックに弱い
後手捲り力が弱い
1.最大展開が成立する初手率が低い
![](https://assets.st-note.com/img/1698424136957-wJu5FnpLq0.png?width=1200)
約5割です。相手の誘発がうららG3無限各3積みの場合、初手にある確率は約7割となり、成功率は50%×0.3=15%になります。これでは大会で勝ち抜けません。
2.最大展開以外の盤面が弱い
1.を解決するために以下の案が思い浮かぶと思います。
・じゃあ最大展開以外をメインと捉えればよくね?
これも結論からいえば問題があります。
妥協盤面をおさらいしましょう。
1.ベアトリーチェ1体
2.銀河眼の光子卿1体
3.承影+屍界のバンシー
4.アンデットワールド+ドーハスーラ
1.と4.以外は1妨害しかないためTier1のデッキ相手には貫通される可能性が高いです。4.も両立できれば2妨害になるのですが各1積みなので確率は低いと思います。両立する確率が高ければ、盤面として評価できるのですが……。
3.「ホルス」に無力
逢華妖麗譚-魔妖不知火語でのロックが「ホルス」に効かないです。
出張セットでのメインギミックやX召喚を防げるので全く効かない訳では無いですが、王墓の石壁登場後は純【ホルス】も増えると考えられ、且つ返し札のカウンターとしてホルスの黒炎神を持つケースもあるため今後の環境では苦戦を強いられると思います。
4.相手ターンにssするギミックに弱い
こちらの展開中にR-ACEインパルスや迷宮城の白銀姫で展開されると虚無になります。特に挙げた両者は成立すると魔妖不知火語ロックが決まっても妨害を構えられるので普通にきついです。
……Tier上位に刺さらない場合が多いなら、このデッキ駄目では?
5.後手捲り力が弱い
自明だと思いますが、効果無効・展開封じ系カードを軸としたデッキで且つ1か所でも止められると次に続かなくなるため先攻の妨害盤面を乗り越えられません。
Q:……この構築でバロネス+ベアトリーチェの盤面目指すなら【電脳堺】でよくね?(こっちの方が成立率7割と高い)
フフ……これは地雷ワードに反応する罠カード……!
![](https://assets.st-note.com/img/1698332525723-lvbhcn8GDp.jpg)
教訓
1.デッキ構築時は既存デッキの最終盤面や成立率等下調べをしっかり行おう
2.種族特有のカードを無視してデッキを組んではいけない(大抵それは既存デッキの劣化になる)
墓地蘇生を絡めた展開だけだと他テーマで【アンデット】以上の再現性の高さでできるので、【アンデット】を組むなら種族専用カードを活用するのが必須が結論となります(あくまで個人の意見です)。
ですので、次回【アンデット】組む場合は種族専用カードの多くが絡むアンデットワールドを今回より活かす構築になると思います。でもアンデットワールドなあ……種族メタの都合上カジュアルで使いづらいからガチ目線以外無くなるんだよな……。でも今回の構築もガチ目線目指したのに他テーマの劣化になったし考えるの相当難しそう。
![](https://assets.st-note.com/img/1698415293087-d8rVzQiSex.png?width=1200)
という訳で次回【アンデット】記事を投稿する場合はガチ構築かネタ構築かのどちらかになる予定です。