音楽遍歴:その他のドングリ補遺
以前、自分の音楽の趣味の変遷を「となりのトトロ」のドングリに例えて記事にしました。その時に語り忘れたことを書きます。
スティング(Sting)
高校のとき、部活にTHE POLICEファンがおりまして、部室に彼らのポスターをベタベタ貼っておりました。
「ここはお前の部屋じゃねーっつーの」とかツッコミを入れながら、こいつの熱いTHE POLICE論を聞き流しているうちに、ふと「この人たちの音楽はどんなだろう?」と好奇心がわきまして、ふとCD屋に立ち寄って、ふと買ってきてしまいました。
部活の友人が、スティングというドングリを落とし、私がそれを拾いました。
その時点で最新のアルバムがこれでした。とりたてて「イイ!」と思えたわけではないんですが、なぜか繰り返し聴いてしまいました。
その後すぐに↓これを買って、
以後、新アルバムが出るごとにリアルタイムで買っていました(Mercury Fallingまで)。だからやっぱり気に入っていたんでしょうね、スティング。
どこがいいかって言われると答えられない。特に歌がうまいってわけでもないし、それほどキャッチーってわけでもないし。でもなんか聴いちゃうんですよね。
特に↓この曲。格別好きってわけでもないのに、今でも脳内再生される頻度が高いです。多分、潜在意識がこの歌を欲してるんでしょうね。
フラメンコ
クラシックギターに限らないと思うんですが、ギターをやっていると、フラメンコに憧れる人多いと思うのです。
特に、パコ・デ・ルシアは、フラメンコギターを語る上で絶対に外せないレジェンド。
2001年でしたか、妻と来日公演を聴きに行きました。
妻はフラメンコもパコ・デ・ルシアもあまり知らず、私が聴きに行きたいから連れ出して付き合ってもらったんですが。
公演はすごかったです。緊張感みなぎるパフォーマンス。私は2時間呼吸を忘れていたのではないかと思うほど。圧巻のステージでした。
で、公演後。妻はもっと強烈な影響を受けたようで、まもなくフラメンコを習い始めたのです。そして、いつしか私をしのぐ達人になってしまいました。
フラメンコに関しては、私がドングリを落とし、妻が拾って新たなモチベーションを得る感じになりました。こういうドングリのやりとりも面白いものです。
(おまけ)HEAVY METAL
まず私は、このジャンルについては何も知らないのに、このジャンルについて語ろうとしている自らの厚かましさについて、先に謝っておきます。
何も知らないジャンルでありながら、現在、毎日必ず耳にしている音楽でもあるのです。
なぜならそれは、妻がメタラーだから。
家の中や車の中でよくメタルが流れてます。車の中では100%メタルが流れます。選曲権は全て妻にあります。
車の中で、これまでに書いてきたような、私の好きな音楽を流すと、なぜかよく渋滞にはまるのです。
そして、メタルを流すとなぜか渋滞解消するのです。
以来、車の中ではメタルのみ。
それほどにメタル漬けの毎日であれば、わたしの耳も慣れてきます。
以前は、いわゆる「デスボイス」は苦手だったのですが、今は全然平気。たまに妻の選曲を聴いてると、「なんかこれ物足りなくね?」とか言っちゃったりすることがあります。
(↑この映画は妻に連れられて見に行きました)
メタルに関しては、妻が毎日ドングリを落としてます。ごく稀ですが、私が拾う時があります。ここにリンクしたのはそんな数少ない曲たち。
こんなのも加えておきます。
(↑にゃんごすたーも最高です。生で2回観に行きました)
以上、語り残したドングリ達の話でした。まだ語り残しているかも。思い出したらまた記事を書きます。