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面会記録◇新潟市議会議員 伊藤けんたろう&野口光晃

皆さん、こんにちは。
にいがた減税会の湯沢(@sy0000ys)です。

今回は、先日行った、新潟市議会議員の伊藤けんたろうさんと、同じく新潟市議会議員の野口光晃さんとの面会の記録です。

1時間半ほどお話ししましたが、録音をしなかったので、記憶がほぼないのですが…
憶えている範囲で要点のまとめてみました。

それでは、どうぞ。



伊藤けんたろう議員とは、にいがた減税会を発足した2021年からのお付き合いで、何度も面会しましたが、野口議員とは軽い面識はあるものの議員として直接面会するのは初めて。

以前、オンラインでの勉強会にお誘いした際、事務事業評価にご興味を持って頂いていたので、伊藤議員との面会(事務事業評価に関する議会質問の打ち合わせ)にお誘いしました。

↓オンライン勉強会【新潟市の事務事業評価導入について】


野口議員ははじめ、会派の違う議員同士のセッティング(しかも一般質問に向けた打ち合わせ)に参加する事を遠慮しておられましたが、伊藤議員から「ぜひ来てください!」と歓迎され、ダブル面会が実現。

当日は野口議員に付いているインターン生(19歳若っ!)も同行されました。

伊藤議員の事務所にて


私はと言えば、、、

普段は減税会の仲間を2,3人誘って訪問するのですが、今回はメンバーの都合がつかず、、単独での議員訪問となり、心細く感じていましたが、面会時間より早めに着いて雑談をしている内に心細さも忘れていました。

伊藤議員(右)と野口議員(手前)と私
打ち解けて話しています

先ず、というか、いきなりですが、本題の事務事業評価導入は可能かどうかご意見を伺いました・・・

スマホでちまちま作った【事務事業評価に記載すべき項目】

事務事業評価に記載すべき項目



の資料をご覧頂いたところ、「このくらいなら可能ではないか」とのご意見でした。
(むしろ、この程度はやって欲しいとのこと)

以前、メールでお話ししていた際に、数字の載らない【事業概要】をまず作るのが良いのでは?とのご意見でしたが、
(いきなりハードルを上げると拒絶されやすいため)

今回の資料にちゃっかり数字の部分も滑り込ませたところ、このくらいの数字(予算・決算)を載せるのは可能だろうとのことでした。

めんどくさいのは(手間がかかって大変・職員が嫌がるのは)、職員が行う【自己評価】の部分だろうというご意見でしたので、減税会的にはその部分は無くてもOKだというお話をしました。
(成果指標の数値は載せるのが望ましい)

意外だったのですが、自己評価が無いほうが議会・議員的には、むしろ第三者として評価しやすいとの事でした。

職員が【A】と自己評価したものは、議会・議員としてはなかなか否定しにくい所があるそうです。。



以下、憶えている事を箇条書きします。

◆行政の状況

・現在、新規事業については【新規事業概要調書】というものがあるので、だいたい分かるが、元々ある事業については資料がないので、よく分からない。

新規事業概要調書の例


・職員でも事業内容が分からないのではないか
(数年で職員配置が変わることもあって)

・継続、廃止する事業についても公開すべき(現在は新規事業については一部公開している)

・事業背景(事業を始めたきっかけ)は重要だ

・(事務事業評価をして)時代に合わなくなった事業は見直す(削る)べき

・議員も事務事業評価的なものがあった方がありがたい
(今、この問題を出して反対する議員はいないのではないか)

・特に新人(任期の浅い人)には全事業の概要が掴みにくい


◆議会質問について

伊藤議員
10年目の議員が事務事業評価について質問すると、今更感がある笑

→新人の野口議員がしたほうがフレッシュでいいかもしれない
→自分は別の方面から質問してみたい


野口議員
去年は1年目だったから分からなかったが、2年目なので、今まで疑問に感じていた予算の審議について(事業の評価について)聞いてみたい

→タイミングとしては今がいいのかも

◆導入へのハードル

・どのように職員のモチベーションを保つか

・無駄な仕事、事業が減れば職員は嬉しい

・最近個人情報の流出が多い
→書類の送り間違い等(仕事が多すぎてミスが多い)→そのチェックを手作業でやっている無駄

◆事務事業評価を作るコストは

・3時間の残業をするとして、ざっと計算すると導入コストは2400万円くらいか

◆事務事業評価に人件費(コスト)を載せるのは

・人工は職員の肌感覚な所があるので算出しにくい面がある


などなど、


雑談も含め、ほかにも色々お話ししましたが、結論としては

→減税するにしてもなんにしても、行革するという方向性としては目的が同じなので、事務事業評価は導入すべき

ということになりました。


9月の議会で、御二方が事務事業評価について質問してくださることに期待します!!


お忙しいところ、お時間を割いていただきました伊藤議員、野口議員、ありがとうございました!

今度ともよろしくお願いいたします!

面会後に記念撮影


寄稿・編集 ゆざわ


にいがた減税会


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