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挑戦を恐れない地方都市を目指そう

前記事で、農業に適した豊かな自然が、19世紀後半の新潟を都道府県別人口第1位に押し上げた旨を書きました。
https://note.com/genzei_niigata/n/nae56fda946c0

ここに、その時代に生きた3人の偉人をご紹介します。

山際七司 
第一回帝国議会衆議院議員総選挙で新潟県第一区から出馬して当選。
新潟県の自由民権運動の第一人者。

山際七司


西巻開耶(さくや) 
柏崎市で初めて、女性小学校教員となる。
のちに自由民権運動に加わり、1881年に男女同権を訴える演説を行った。

西巻開耶


中野貫一 
1903年、新津に商業規模の油田を掘り当てた、日本の石油王。
1911年から帝国議会衆議院議員。

中野貫一



行政のと闘い

彼らの人生を、ググって調べてみて下さい。
失敗と挫折が連続の人生です。


それでも、新潟は比較的人口が多く、経済も成長していたので、新しいアイディアが湧き、再び挑戦することができたようです。

しかし、彼らの人生は行政側の規制や圧力との闘いの歴史でもあります。


ここでは、行政側の態度を非難したいのではありません。

行政の役割は一言で言えば、社会秩序の維持です。

行政の存在は、現状維持、既得権の保護等、現在の価値観を変えようとするあらゆる動きを否定するもの、でもあります。

社会全体は、あるところでは現状を維持し、またあるところで現状を否定することで発展してきたのでょう。

どの立場においても100%正しいということはありませんが、あらゆる評価は時間の経過を待つものなのかもしれませ。


数が有利

先人たちの努力は、現在の我々の生活に大きく貢献しています。

 では、今後も新潟に彼ら3人のような傑物は現れるのでしょうか?

これからの社会を担う若者には大いに期待しますが、一つ確実に言えることは

その数で、東京には負けるだろう

です。


行政の現状維持圧力が同等である場合、人口の少ない地域よりも、人口の多い地方のほうが、新事業や新しい価値観の創造に有利だからです。

また、新しいアイディアは、多様な人的交流から生まれやすいからです。

 さらに、公的負担(国民所得に対する税負担の割合)が約50%にものぼっている状況では、おいそれと失敗もできません。



「最近の若い者は…」

などと非難するのは、的外れなのかもしれません。

このような社会にした事は、意図するとせざるとに関わらず、我々先行世代の責任だからです。

 子どもたちの豊かで幸せな将来のためにも、減税規制緩和で我々庶民の自由度をあげ、変化と挑戦を恐れない社会を実現しましょう。



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お気軽なご登録をお待ちしています。


にいがた減税会


寄稿者  タケ
編集者  ゆざわ



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