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議会報告会で事務事業評価について質問してきました

こんにちは。
にいがた減税会の湯沢りつか(@sy0000ys)です。

今日は、2024年2月4日(日)に開催された、新潟市の第21回 議会報告会へ参加した様子をレポートしたいと思います。

ざっくりとした質問内容と回答だけですが、よろしければご覧下さい。

それでは、どうぞ。

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議会報告会に参加するのは、前回に続いて2回目となります。

(昨年度、第20回の様子はこちら↓)

昨年度は、8つの区に分かれて、50名の議員がそれぞれの会場に6人づつ配置されるというスタイルでしたが、今年度は、一箇所(新潟市役所)のみで開催。
参加する議員も一部のみとなりました。

いつもお世話になっている議員2名は不参加ということで、不安もありましたが、まあなんとかなるでしょうと気楽な気持ちで参加。

と言いつつも、後半の意見交換の時間に質問するためのシナリオは、前日に予め用意しておくという、、、私は小心者です笑。

今回は、メンバー3名での参加。
(と思いきや、閉会後に、別のメンバーが単独で来ていたことが判明)

思いのほか超満員の会場で、座る場所が無かったので、最前列にずらっと並んで座りました。

前半の30分が第一部、12月の定例会の報告。
ここでは、「にいがた市議会だより」を見ながら、可決された議案などを説明して、何の面白みもなく終了。

にいがた市議会だより

後半の30分が質問タイムでしたが、昨年度と違い、「テーマ」を与えられて、それに沿って質問をしろという。
それってちょっとハードル高い。

と思ったら、一般質問も受け付ける時間がありました。
よかった、よかった。

最初のテーマは「防災」。
震災後ということもあり、ここは手を上げる人が多かったです。

行政の不手際を責める声や、愚痴とも言える発言や、補助金よこせが大半でした。

あまりにも、皆さんの質問がグダグダ過ぎて、時間押しまくり。
テーマは防災で終了。

皆さんが地域の問題などに触れる中、突然、行財政改革の話を始める減税会。


お住いの地区とお名前を、と言われましたが、
とりあえず「○○区在住の、湯沢と申します」と名乗った後に、
「にいがた減税会という市民団体を運営しております」←と大袈裟に付け加えておきました笑

以下、私の質問と議員からの回答です。

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【質問】

市の行財政改革に関して、新潟市総合計画2030にある、「財政基盤の強化に向けた不断の見直し」について伺います。

昨年度の議会報告会でいただいた資料では、令和元年から令和3年までの3年間の集中改革で、376事業を見直し58億円の改革効果を生み出したと記載されておりました。

この点に関しましては、以前にも意見させて頂きましたが、その、改革の詳細が納税者たる市民へ十分な説明がなされていないものと考えております。

昨年12月の定例会では、高橋みつよし議員の質問に対する答弁で市長は、令和2年から令和12年までに57億円の見直しをすると目標を示されました。

これについて、具体的にはどのような方法で事業の見直しをされるのでしょうか?


現在採用されている「目標管理型評価」には、事業の予算・決算・人件費等が記載されておらず、税金の使い道が分かりません。

市政の透明化という観点からも、他の政令市で行われている「事務事業評価」を行うべきと考えておりますが、いかがでしょうか?


そして、行政の行う事務事業評価の内容は、第三者である議会の目で、しっかりと監視することが、これからの行財政改革に必要と考えますが、いかがでしょうか?

よろしくお願いいたします。


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【回答】
小山すすむ 議員

減税会の皆さん、大変貴重なご意見ありがとうございます。

以前から、個人的にご意見をいただいておりまして……
(以前、市の財政経営課の課長と繋げてくださった方でした)

事務事業評価を、以前は新潟市もやっていたということもあるので、それに戻したほうが良いのではないかというご提案です。

これについては、私たち議会としても、議論を今後も進めて行く必要があるのだろうと思う。

一方で、新潟市のホームページでも確認して頂きたいが、市の財政見通しについて公表している。

こちらでら、収支見通しということで、様々な視点で、市民の皆様の目で見て貰えるような形で公表している。

公債費がどうなっているか、人件費、扶助費はどうなっているかといったところを、2027年の見込みまで出していて、このままの計画で行けば、いわゆる行財政改革というか、財政の健全な見直しということが計れるという状況になっている。

因みに、先程の決算の報告にもあったが、いわゆる財政健全化の指標として、健全化比率というものがある。

実質公債比率11.7%であったり、将来負担率が126.7%とか、今のところは健全な財政運営をやっているという状況だと認識している。

これから人口が減少していくという見通しの中で、しっかりと財政の見直しについて不断の見直しが必要だと思っているので、減税会から、今ご提案いただいている事務事業評価の復活ということについて、私たちも注視したいと思う。

必要に応じて、執行部のほうにも話が出来ればと思っている。



と、こんな感じでご回答いただきました。


閉会後に、回答をしてくださった議会副議長の小山議員が声を掛けてくださり、

「報告会では、個人的な意見は言えないが……」と言って、色々前向きなお話もして頂けました。

副議長の立場上、議会での質問は出来ないが……

色々、その辺りは、長くなるので割愛させていただきます。


このように小さな活動ではありますが、一歩一歩、事務事業評価の導入(復活)に向けて進んで行けたら……

と、思う今日この頃。

以上、ざっくりとした、にいがた減税会の今日の活動報告でした。

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私たちは、生活する上で自由に使えるお金を持っています。
そのうち、税金という形で国や地方公共団体に預けたもので、行政が成り立っています。

私たち減税会は、行政の支出(税金の使い方)を見直し、過度な徴税による国民の負担を下げ、手取り(自由に使えるお金)を増やすことで、明るく自由な社会を掴み取ることを目的として活動しています。

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寄稿・編集 ゆざわ

にいがた減税会
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