「生物」って何?て問いを5周ぐらい考えた人間が描くお話
柞刈湯葉(いすかりゆば)氏は生物の学者さん(だった?)らしい。
あとがきにあったが、確かにテック・フィクションは多かれど本来の意味で「サイエンス・フィクション」って世の中に少ないんだなぁ。SF好きとしてはその気付きだけで感謝です。
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WIREDに寄稿した記事「ボーナス・トラック・クロモソーム」が大当たりに面白かった以来のまだ浅いファンが読む湯葉短編6篇。
各個ぜーんぶ面白かった感想は他の人が散々書いてるはずだから、俺はどこをオススメしようか考えていてふと気付いた。
この6篇の順番は、ちょっと改良できるんじゃね?
もっと湯葉さんの作風(…という名のファンが作者に求める願望ならびに偏見。ちなみに横浜駅SFも現在進行形な俺に至ってはさらっと上澄みの印象でしかない)を活かした順番はあるはずだ!俺は気付いた!
これはドクターストーン好き向け。
これは古風で柔軟なオタク向け。
これは大本命。最高。
これは俺の奥さん向け。
これは文学が好きな人向け。
これはお笑い。
そして並べ替えた6篇の順番がこちら
冬の時代
たのしい超監視社会
人間たちの話
宇宙ラーメン重油味
記念日
No Reaction
OK!完璧!しかも実際の短編集と同じ順番だから大正解だ!
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アンテナに引っかかったら人のための「犯罪者には田中が多い」というショートショート。10分で読めるのでどんな感じか気になる人はどうぞ
https://kakuyomu.jp/works/1177354054892214787/episodes/1177354054892214793
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