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発見?クリスタの定規(今更)

こんにちは。

今週は更新が少し遅れてしまいましたが、今回も記事を書いていきます。

私はずっとクリップスタジオペイントというアプリ(以後クリスタ)を使って絵を描いているんですが、最近になってやっと定規ツールをまともに使うように意識し始めました。(遅い

というのも、どうしても必要に迫られる状況が増えてきたので、これを機に使い方をマスターしてやろう!って感じです。

ただ、実際に定規を使ってみると、なんか痒いところに手が届かない。

作業の流れがもっさりする。(伝われ)

定規(主に平行線定規、同心円、左右対称)の切り替えが面倒くさい。

定規をそのものの使用感はとても良いのだけれど、いざフリーハンドで描こうと思ったときに切り替えが煩わしい。

なんだこれ?

いや待て、クリスタだぞ。天下のセルシスだぞ。(天下はアドビかも)
こんなに使用感が悪いはずはなかろう。

この点は小さすぎる↓

この点をタップすると定規の色が紫から緑に変わる

毎度この定規アイコンにアクセスするのも億劫。↓


せめて簡単に表示非表示の切り替えを出来る様になっているに違いない。

ショートカットだってあるはず。
勿論tabmateにも割り当て出来るはず。
ワンクリックで出来るはず。

そうだ。間違いない。


そう考えた私は答えを探しにアマゾンの奥地へと向かった。


川を数マイル下った先に目的地の村はあった。

十数人程のその部族は、最初は私を訝しんでいたが、ポケットから取り出したtabmateを見ると表情が変わった。

「ようこそ。私たちの村へ。ショートカットはありますよ」

胸を撫で下ろした。
ショートカットはあるらしい。

彼らは文字が刻印された平らな板を取り出すと、一心不乱に地面に打ちつけた。

「シフトクリック!」
「シフトクリック!」


突然何かが始まったようだ。

呆気に取られている私に、若い青年が声をかけてきた

「シフト?クリック?」

意味を理解することができなかった私は
ぎこちない笑顔を返すことしか出来なかった。



一体何日この村で過ごしただろうか。



目的を忘れていた私は左手に持ったtabmateを再び彼らに見せた。

皆どこか浮かない顔をしている。

「会わせたい人がいる」

そう告げた彼らの後を追い、私は村の納屋を3歩進んで2歩下がった先にある納屋に辿り着いた。

「中へどうぞ」

草で編まれた暖簾をくぐると、高齢の女性がいかにもシャーマンの様な出たちでこちらに視線を向けている。

とんでもない匂いがした。

部屋干しのスウェットパンツをドブに五回浸した後に部屋干しした様な匂いが部屋中に立ち込めている。

「く、くさ‥‥もしかしてシャーマンで‥」


「tabmateにショートカットは割り当てられんよ!!」



突然目の前が真っ暗になり、宇宙空間に私の意識は霧散した。

素粒子が、霧散した私の意識を駆け巡った時、ニュートンがリンゴの落下を目撃したと同時に放屁を放った映像が全宇宙のリンゴ農家の脳に転写された。

銀河の果てと膨張し続ける宇宙を同時に感じられた。

「ああ。これがセルシスか‥」

そこで私は目が覚めた。

陽光に照らされた病室には私しか居らず、窓の外には逆立ちの姿勢で空を飛ぶシガニー・ウィーバーがこちらを見て微笑んでいる。

「そっか。やっぱり駄目だったんだ」

アメージング探検隊 荷物持ち 手記より

以上の貴重な経験を経て、

tabmateには定規の切り替えが割り当て出来ないと判断しました。

厳密には、装飾キーでシフトを割り当てればなんとかなる。ただ、私は信仰上の理由でそれを行うことは出来ない。

シフトを割り当ててもレイヤーにカーソルを飛ばし、定規アイコンをシフト+クリックしなければいけないのだ。

tabmateのボタンひとつで切替、表示非表示は出来ないらしい。


とはいえ、実は私が知らないだけで、もっと便利で快適な使い方があるんでしょ?。と思い、もう少し定規の表示切替について調べてみても、自分の欲しい答えが見つからず。ぐぬぬ。

本当は装飾キーを割り当てればいいものの、これ以上のボタン割り当てはできぬ。

万策尽きたー!!

と思っていた。

しかし、天井のしみを数えていた時に、これだ!と思うやり方を思いついたのです。(恐らく既に周知のやり方だと思います)

まず、ペンツールの補正の項目に『スナップ』と言うチェック項目があります。これにチェックを入れてると定規に描画がスナップするわけです。

こんな感じ↓


んで、やっぱりフリーハンドで線引きたいってなった時に、定規を非表示にする。
のではなく、使用中のペンツール及びブラシツールを切り替えます。

普段使っているお気に入りのペンツールって誰しもあると思いますが、(私の場合は鉛筆R)
そのペンの※スナップを外した複製を作っちゃいます。

※スナップとはサブツールの詳細→補正
と進み、その中にあるスナップ可能という項目。これをオンにしていると定規を参照した線が引ける。

これでペンツール切り替えるだけで、いちいち定規を表示非表示にしなくていい。(よく使うペンツールはツールローテーションに組み込めるので、tabmateで操作が完結する)

定規そのものを切り替えずに、ペン側で、定規に反応するペン。定規に反応しないペン。を切り替える。これでなんとかスムーズに定規を使える。

これだと少し早くなった気がする。

あら便利。

ただ、定規そのものを動かしたくなった場合は相変わらずあの小さい点を触るしか方法はなかった。泣。


終わりに

そんなの知ってるわ!って話だったかもしれないですが、私にとってちょっとした発見でした。

実際これが本当便利だったし、知らないだけでもっと便利な使い方あるんだろうなと、好奇心も湧いて良い発見になりました。

あと、調べた中にあった他の便利な使い方で平行線定規も良かった。

今まで直線描画から『直線』を選んでまっすぐな線を描いていましたが、並行線定規の方が使いやすい気がする。

サブツール(操作)の中からオブジェクトを選び

平行線定規の方向指定と言うものにチェックを入れます。

あとは線を引きたい向きにペンを入力してあげるだけで、平行線定規を自由自在に動かせます。

※わかりやすく動画を埋め込みたかったですが、対応してませんでした。


てなわけで、

まだまだ知らない便利な使い方があると思うので、何かあればまた書いていきたいなと思います。

それと毎週更新を謳っていましたが、隔週の方が私のペースとして合っていると感じた為(内容薄いの嫌だし)

今後は隔週更新にしていきます。

では また!


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