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たぶん、人生の分岐点


はじめに

今回は私のプライベートの備忘録になります。
私に関わりがある方は見てほしい気持ちはありつつも、あまりにも個人的なことなので時間を使わせるのも忍びないなという気持ちです。
もし暇な方がいれば読んでみてください。


端的に言うと転勤

結論から先に言います。
10月から関東から離れて働くことになりました。
何曜日休みなのか、有給とるのに融通が利くのかまだまだ分からないことはいっぱいありますが、
少なくとも今までのライフスタイルからは大きく変わることになりそうです。

今までの職種は夜勤もあったりシフト制だったりと
普通に働くにはハードルが高いのかなと思う部分はありました。
ただ夜勤明けがあると、夜のイベントは参加できたりと自分の体力と引き換えに余暇の時間を産み出すことができましたし、
シフト制によって平日のイベントの調整もつけやすい側面もありました。
今後はそのメリットを受けることはできなさそうです。

仮に土日休みが基本路線だとすると、
FC東京のホームゲーム、ハロプロのコンサートには参加しやすそうだなとは思います。
一方で平日に多く参加していた麻雀関連のイベントに行くことは厳しくなりそうです。
特に夜勤明けのシフト制と麻雀barの相性が良すぎた面もありました。
いくら17時に仕事が終わっても関東圏外から麻雀barに駆けつけるのは現実味がないなぁとぼんやり思っています。

次のロサンゼルス五輪が開催される頃にはこっちに帰れるかなくらいの期間を向こうで働くと思っています。
オタクをする上でその期間はあまりにも大きな年月。
この異動の話を聞いた時は10月の現場の予定どうしよう…。ということしか頭にありませんでした。


いまの気持ち

いまの気持ちは
「めっちゃ複雑」です。

誕生日で書いたこの記事の通り
私の人生観は
「自分の人生に無気力で、無関心。」
何かをなし得たいという夢がないという意味では、
仕事にも確固たる目標は全くありません。
サラリーマンらしく、言われたところで働き
それに対して適切な休日と適切な給料を与えられればよいと思っています。

今の職種を定年まで続けていいよと言われたら続けたか?
その問いには、「続けない」と答えます。
オタクをするうえでの適切な休日と給料は頂いていて、素晴らしい環境とも思えますが、
今の職種を長年やることのリスクがあまりにも高く思えること
(特に私の今の職種を知ってくれている人には納得していただける気がする)
そして、
ずっと同じことをすると飽きてきて心が蝕まれそうという自身の性格的なものもあり、
転勤自体は目指していた側面もあります。

「自身の人生じゃない場所に人生を賭けた」
そんなフレーズも記事に書きました。
それは仕事をするうえでもなんとなく通じていて、
自分の仕事ぶりで、自分の何かを残したいというより
自分の仕事で、他の誰かが輝いてほしい。
色んな人とのコミュニケーションの中で働きたい。
という価値観で、ここまでの社会人生活を過ごしていました。
イメージとしては、人事的な仕事だったり、人材開発的な仕事になるのでしょうか?

今の仕事を続ける気がない
コミュニケーションの中で働きたい
その2つを掲げる上で
今回の頂いた仕事は希望に合致する仕事の1つで、
前々から上司に伝えていたものでもありました。

とはいえ、
サラリーマンがそう簡単に希望する部署に転勤できる保障はありません。
関東圏外であり、枠も狭い部署でもあったことから、
年1の上司との面談で、怒られないようなもっともらしい目標として伝えるのに体よく使っていた部分もありました。

それが、今回本当に実現してしまった。
希望が通った嬉しさというよりも
希望が通ってしまった戸惑いの方が大きく、
「めっちゃ複雑」だなぁと過ごしています。


オタクと仕事の両立

オタクと仕事の両立
これは永遠のテーマだと思います。
時間と体力とお金。
限られているリソースをどういうバランスで割り振るのか、そこには個人の価値観も相まって正解なんてないように見えます。

私は10月から全てのバランスを仕事へ多めに振ることになりました。
これも正解かどうか分かりません。
けれど、心のどこかで
「遅かれ早かれこんな日が来る」ことは覚悟していました。


というのは、すでに自分自身の役職がだいぶ上がってしまったことに起因します。
この役職のまま今の職種を続けることというのはあり得ないことで、
遅かれ早かれ今のようなプレイヤー的な仕事から、マネジメント的な仕事に移行することは決定事項でした。

移行した先が、
シフト制なのか、暦通りの出勤なのか、
夜勤はあるのか、場所はどこなのか、仕事量がどのくらいなのか、
それによってオタクできるバランスが変わるにせよ
、今よりボリュームが減るのは明確でした。

じゃあそもそもなんでオタクできる時間が減るとわかってて出世したのか?

「なんででしょうね?(笑)」

未だにそうしか答えられません…。
別に積極的に出世を目指してたわけじゃないのにこうなったのが真実なので、本当に分かりません。

今の職種を定年までやる気がないことだけは昔から変わりませんでした。
転勤するならせめて自分の好きなことがいい。
そう思ったときに、目標を伝えて、逆算して色んな仕事をする。
まあ当たり前のことなのですが、
意外と周りにはその当たり前をする人がいなかった。
転勤したくなかったり、言われた仕事以外したくない
そんな人たちが多いから相対的に評価が上がってしまった。
そう自己分析しています。

昔から外面はよかった。
だから自分の果たしている仕事量は大したことないのに、内部の評価はあがっちゃった。そんな感じですかね。
いつか過大評価による弊害を浴びそうで怖いですね。

そんなわけで、
いつまでも続かないと分かっていたこの生活を精一杯楽しむために、この数年は更にフルスロットルで日々を過ごしていました。
そして、今回の出来事で
「ついに年貢の納め時が来たか。」
そんな心境です。


たぶん、人生の分岐点

今回の人事異動が
私の希望を叶えた形になっていることなど諸々考えた時に、
会社が私に期待しているのは
さらなる成長なのだと思います。
実際、私自身もちゃんと真面目に捉えると
ここから過ごす期間は
今までの比にならないくらい色んな経験ができる大切な期間になると思っています。

それくらい、私のライフステージにおける
「仕事」という要素の中ではビックイベントな気がしています。

仕事で成長をし、
様々なことを実現できるようになればなるほど、
これからの人生において「仕事」が占める割合が多くなるかもしれない。
そうなると、この出来事は
オタクと仕事のバランスを大きく変え、今後の人生が変わる分岐点になるかもしれません。

私自身、せっかくこうやっていただいた話なので、
しっかりと責務を全うして、無駄な時間にしたくない気持ちも大きいです。
そうすると10月からみなさんにお会いできる機会は減るかもしれません。

誰が心配するのかと言われるとその通りなのですが(苦笑)
10月からいきなり姿が見えなくなったことを、変に心配させないために、
そして、
今のこのふんわりした心持ちを備忘録として残すために記事を書かせていただきました。

とはいえ、オタクに関しては
フッ軽で、できない理由より、どうしたらできるか
を考える性格なので、
こんな仰々しい宣言をしながら
全然頻度が減らないなんていうズッコケ展開もあるような気もしています。

というわけで
長くなりましたが、読んでくださった物好きのみなさまありがとうございます。
ぜひ、また会いましょう!



こういう時に聞きたくなるのは
やっぱりこぶしファクトリーかな。
どの曲も頑張る気持ちに寄り添ってくれるけどいまの気分はこの曲かな。

「タイムリミットが来る前にやれること全部やってみよう」