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ハロプロ編⑤(平井美葉編)

中央線のE233系が好き!?

中央線といえば…。
縁がある人であればある人ほど、ポジティブなイメージを描かないものです。
「よく遅れる、運賃が高い、混雑している」
私も中央線には様々な意味で縁深いので、そんなイメージを周りから良く聞いていました。

そんな中で
「中央線のE233系が好き」
というピンポイントすぎるフレーズを連発する一岡怜奈さんに
「ど、ど、どうして…????」
という不思議な興味を持ったのが、BEYOOOOONDSとの出会いでした。
鉄道好きとはいえ、なんの変哲もない通勤電車を好きというのは珍しいですし、なぜ関東ほぼ全域を走る233系であるのに「中央線の」という枕詞がつくのか。もう不思議で仕方ないのです(笑)

予想外の一目惚れ

「そんなに中央線を好きでいてくれるなら一岡さんを見に行こう」
そんな軽い気持ちで2018年12月に行われたBEYOOOOONDSのFCイベント「冬の陣ZIN」に赴きました。
しっかり一岡さんの日替わりも買い、開演を待ちました。

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開演して突如発表された、
「Only youオーディション」からの新メンバー加入、そしてメンバーカラー決定。  
率直な感想は
「ふらっと来たのに、とんでもない場面に遭遇してしまった…」でした。
タイミングの良さはBEYOOOOONDSを推す上で何回かあるのですが、冬の陣ZINに行けたというのは一番大きな出来事でした。

そして、次の瞬間には
「なんだあの蛍光パーカーの子は!?」
と、なっていました。
アイドルを推すという観点での初めての「一目惚れ」でした。
色んな感想はあったものの、とにかく「蛍光パーカーの子が平井美葉さん」ということだけは忘れないようにと頭に刷り込んだ覚えがあります。

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一岡さんに導かれたイベントだったものの
まさかの平井さんに一目惚れ。みよオタとしてのスタートを切りました。

怒涛のリリイベラッシュ

その後もスケジュールにはBEYOOOOONDS要素が着実に増えていきました。

2019年4月30日「平成最後の日」に行われた
BEYOOOOONDSのFCイベント「晩春の陣ZIN」では
メジャーデビューが発表。
実はこちらも直前で1部の当日券を入手。
奇跡的に発表の瞬間を現場で体感することができました。
このタイミングの良さは縁があるんだなと思ったとともにBEYOOOOONDSの勢いを肌で感じました。

メジャーデビューの発表から
怒涛のリリースイベントラッシュが始まりました。
これまた個人的にはタイミングが良く、土日休みが多い中でラッシュが始まったため、多く参戦できました。 
初回のダイバーシティ東京プラザから始まり、
翌日の柏の葉でのイベントはFC東京の試合後ダッシュで向かい3部に参加するも、みよちゃんが腰を痛めて欠席なんてこともありつつ
栃木、流山おおたかの森、ラクーア、チッタ、サンシャイン、立川HMV、モリタウンへ行き
TIFでの圧巻のパフォーマンス、初めての個別イベントを挟み
2回目のダイバーシティ、
そして、デビュー日のリリースイベントに行けなかった反動でまさかのプライムツリー赤池まで遠征。
5月から8月のリリース日まで私も怒涛の現場ラッシュとなりました。
 

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リリースイベントはライブ、MCコーナー、全員と握手と
ある意味すべての要素をぎゅっとまとめたイベントでもあります。
この短い期間で10回近く参戦したことで、
みよちゃんだけでなくBEYOOOOONDSとしてのライブの良さや、個々のキャラの良さも知ることができましたし、複数回、握手をしに行くことで、コミュニケーションをとることもスムーズになりました。
この期間を共に歩んだという変な同志感も相まって、
BEYOOOOONDS・平井美葉さんへの「好き」が深まった期間になりました。
個人的には紫の服を着て現場に行き続けたことで見えてきたものもあったりと、妙な進化も遂げて、かなり印象的な期間でした。

眠れぬ森のビヨ

怒涛のリリースイベントを経てのメジャーデビュー
オリコン初登場1位。レコタイの最優秀新人賞受賞。
アルバム「BEYOOOOONDS1st」の発売。
ライブツアー開催。2ndシングル発売と、息つく暇もないくらい活動を行ってきたBEYOOOOONDS。

その中でも「舞台」というのはBEYOOOOONDSにとっては大きな要素となっていると思います。

最初の舞台「不思議の国のアリスたち」は
須藤茉麻さんの力を借りつつ、各メンバーの自己紹介的な要素を多分に含ませながら、アイドルとしてのかわいさというのが良く出ていた舞台だと思います。

次の「リボーン~13人の魂は神様の夢を見る~」では
主要な役どころはお姉さんであるこぶしファクトリーのメンバーが引っ張っていってくれたものの
岡村さんのモーツァルト、西田さんのシェイクスピアなどすごく印象に残る演技もあったりと確実に演劇としてのレベルアップが見えました。
平井さんもレオナルド・ダ・ヴィンチ役で自分で振付けたダンスを披露。
平井さん独特の重力がなくなったように見えるほどの、ふわっとした動きでありつつもダイナミックなダンスはすごく感動した覚えがあります。


そして「アラビヨーンズ・ナイト」
KANA∞さんの手を借りつつも、主にパフォーマンスを担当。役柄としてセリフは一言だけ。
コロナ禍の延期を乗り越えながら
ほぼBEYOOOOONDSの12人で舞台を作り上げたという意味ですごく大きな舞台だったと思います。
 
前置きがかなり長くなりましたが、
「アラビヨーンズナイト」という舞台を作り上げた中で
次の舞台がめちゃめちゃ大切だと個人的には感じていました。
12人で一つの舞台を作り上げられるというステージまできた以上、クオリティの向上か、演じられる舞台の幅を増やすことが「劇」を一つ売りとして挙げるグループには必須なように思えたからです。

その中での「眠れぬ森のビヨ」は
その期待に答えてくれるような内容だったと思います。
こちらに問題提起、解釈を投げかけるようなラスト。
作り込まれたストーリー対して12人がしっかり演じきり
「アイドルが舞台をやる」というより
「劇団BEYOOOOONDS」としての舞台となったと思います。

その舞台で「主演」を演じた平井美葉。
男子校の劇団部員としての過去、夢と現実の狭間に苛まれる現在、そして目を覚ましこれからやってくる未来。
すべてに複雑な感情が絡み合い、繊細な役である「ヒカル」
そこに向き合い、全身全霊で演じきった姿にいい意味で裏切られました。
ヒカルのあまり感情の起伏に、みよちゃんの心が壊れてしまうんじゃないか…。
そんな余計な心配をしてしまうほど、
「ヒカル」には熱さと儚さがあったように見えました。
初めての主演ということで気合いを入れて5公演もチケットをとりましたが
飽きるどころか
毎回涙を流し、自分であらすじをまとめ、毎日読んで余韻にひたり、オタク仲間と考察を行う。
あの2週間はもう現世にいなかったかもしれません。
そんな非日常を過ごしました。

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みよちゃんの良いところ

・顔
一目惚れしてるのでやっぱりそもそもお顔が好き。

・ダンス
みよちゃんのダンスは余韻や流れがキレイだなと思いました(何度も言いますが素人目ですからね!)
力強さもありながら、ふわっと浮いてるのではと思うくらいのしなやかさ、ハロプロっぽくない荒々しさなど色んなものを持っている気がします。
これはバレエやヒップホップなどを経験したからかもしれません。

・バースデーイベント
バースデーイベント、ひなフェスのソロやソロフェスなど
1人でパフォーマンスをする際に
「平井美葉の世界観」に誘ってくれる印象があります。
バースデーイベントで2年連続披露している「待てないアフターファイブ」を2回目に聞いた時に、
「あ、これが平井美葉のステージだ!」というのを全身で感じました。
創作ダンスに、自作の曲、様々なクリエイティブな才能を見せてくれつつ
も平井美葉の良さが活きる選曲や魅せ方にこだわっているように見えて、毎回とても楽しみにしています。
バースデーイベントでいえば、2020年の1部に披露された
「未熟半熟トロトロ」がすごく印象的でした。
本人が感極まってのパフォーマンスとなりましたが、
見ているこちらも
「きっとコロナ禍でなかなかうまく行かないこともあっただろうし…。」
と色々思いめぐらせてしまいもらい泣きしてしまいました(苦笑)
ただ、先日の「tiny tiny」を見た後に考えると、もっといろいろ大きなものに立ち向かっていたのではないかと思えてきてまた泣きそうになってしまします。
まあ全て私の妄想ではあるのですが…。

・思慮深さ
メンバー同士がライバル、切磋琢磨する相手としてグループ全体を高めているBEYOOOOONDS。
ただそれがバチバチ感で終わらず、
お互いの個性や長所を認めて、
なんならメンバーがメンバーの一番のファンかのような距離感。
それがBEYOOOOONDSの雰囲気のよさであったり、見ているこちら側の幸福感に繋がっていると思います。
その雰囲気を作った要因の1つがSeasoningSの3人の加入だと思っています。
ハロプロ研修生のグループの中に
様々な経験を経てスキルも外の世界の見聞も持ったメンバーが混ざることで良いバランスになっていったように見えました。
ただそれが分離することなくバランス良く混ざりあったのは3人のキャラクターの賜物。
その中でもみよちゃんは
広い視野と言葉をしっかり選んで相手に伝えることができ、グループが良くなるために行動ができるそんな思慮深さがあるなと感じています。
高瀬さんと一岡さんが頼り、SeasoningSのリーダー発表で、他の2人が何の疑いもなくみよちゃんが選ばれると思っているというシーンが象徴的だと思います。

そしてイベントやお話会でも言葉をしっかり選ぶ姿がよく見られます。 
以前、握手会でブースに入った瞬間に話すことを飛ばしてしまったことがありました。(飛ばすな!というお話なんですが…。)
そんな私にすごく丁寧に丁寧にゆっくりとした口調で対応してくれました。
申し訳ないことをしてしまったな。と思うと同時に、
「本当に思いやりに溢れている…。」と感動したエピソードでした。
相手にしっかりと伝えるためにはどうすればいいか考えられる。そんな性格が好きだなと思っています。

初めて、「一目惚れ」してお披露目から見守り
リリイベラッシュという大きな山を共に歩んできたという意味では平井さんは今までとは全く違う推し方をしていると感じています。
なのでこの先どんな景色を見せてくれるか
推し続けた先には自分にどんな感情がわき起こるのか、楽しみにしながら今後もマイペースに推していこうと思っています。

というわけでハロプロ編としてはこれで最後になります!
番外編を経てFC東京の備忘録に進みたいと思います。

明日も一緒に頑張ってみよ~💪

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