xAIのGrok。鳴り物入りで登場したがニュースなどで取り上げられることは少ない。普及が進んでいないのは、他に有力な生成AIが存在することや、Xの有償プラン(プレミアムかプレミアム+ *1)を契約しなければならないことも影響しているかもしれない。
*1 Xの有償プランには他にGrokの使えないベーシックが存在する
話は変わるが、最近ソフトバンクが検索AIとして有名になったPerplexity Proの1年間無償プランを発表したため早速使ってみた。Perplexityは次のような動きをする。まず検索の段取りを「生成」する。その段取りに従って検索を進める。そして最後に検索結果に基づいたサマリを「生成」し利用者に提供してくれる。
Perplexity Proの話をしたのには理由がある。それは、GrokもX内を検索した結果をサマルのに使うAIと感じたからだ。(まぁ、Xが絡んでいるんだからあたりまえとも言えるが)
下記はGrokの画面だ。画面上部に「Grokに質問する」とある。このタイトルの下にサンプルがずらずらと出ている。これが、X社が考えるユースケースなのだろう。
ここで、上から2番目の " Modi Awarded …"をクリックしてみる。
問い合わせに「Give me the latest ON this」 という言葉が付与されているのがわかる。
生成されたのは結果は問い合わせ結果についてXのツイート?をもとにGrokが生成AIでサマリしたものなのだろう。
前述のPerplexityとの類似性が見えてくるのではないだろうか?膨大なXのツイートを検索してサマる。これがGrokがもっとも期待されているユースケースなのだろう。