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xAIのGrokのユースケース

xAIのGrok。鳴り物入りで登場したがニュースなどで取り上げられることは少ない。普及が進んでいないのは、他に有力な生成AIが存在することや、Xの有償プラン(プレミアムかプレミアム+ *1)を契約しなければならないことも影響しているかもしれない。

*1 Xの有償プランには他にGrokの使えないベーシックが存在する

話は変わるが、最近ソフトバンクが検索AIとして有名になったPerplexity Proの1年間無償プランを発表したため早速使ってみた。Perplexityは次のような動きをする。まず検索の段取りを「生成」する。その段取りに従って検索を進める。そして最後に検索結果に基づいたサマリを「生成」し利用者に提供してくれる。

Perplexity Proの話をしたのには理由がある。それは、GrokもX内を検索した結果をサマルのに使うAIと感じたからだ。(まぁ、Xが絡んでいるんだからあたりまえとも言えるが)

下記はGrokの画面だ。画面上部に「Grokに質問する」とある。このタイトルの下にサンプルがずらずらと出ている。これが、X社が考えるユースケースなのだろう。

Grokの画面

ここで、上から2番目の " Modi Awarded …"をクリックしてみる。

問い合わせに「Give me the latest ON this」 という言葉が付与されているのがわかる。

Grokの生成結果

生成されたのは結果は問い合わせ結果についてXのツイート?をもとにGrokが生成AIでサマリしたものなのだろう。

On July 8, 2024, a Russian missile strike hit the Okhmatdyt children's hospital in Kyiv, Ukraine, resulting in significant casualties and damage. The attack killed at least 38 people, including four children, and injured hundreds more. The missile used was identified as a Russian Kh-101 cruise missile. The incident has been condemned by various international entities, with Russia denying responsibility and blaming Ukraine. The attack also targeted other locations in Ukraine, causing widespread destruction and loss of life.
2024年7月8日、ロシアのミサイル攻撃がウクライナのキエフにあるオフマディト小児病院を攻撃し、多大な死傷者と被害をもたらした。この攻撃により、子供4人を含む少なくとも38人が死亡、さらに数百人が負傷した。使用されたミサイルはロシアのKh-101巡航ミサイルと特定された。この事件はさまざまな国際機関によって非難されており、ロシアは責任を否定し、ウクライナを非難している。この攻撃はウクライナの他の場所も標的にしており、広範囲にわたる破壊と人命の損失を引き起こした。

Grokより

前述のPerplexityとの類似性が見えてくるのではないだろうか?膨大なXのツイートを検索してサマる。これがGrokがもっとも期待されているユースケースなのだろう。

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