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キャスターオイル、砂浴…わたしがたどり着いた究極のデトックス #2 わたしが幸せになるまで

ハワイに移住し、家族とともにナチュラルでオーガニックな生き方を実践する吉川ひなのさん。『わたしが幸せになるまで』は、そんな彼女がありのままをつづったエッセイ集。ファンの人はもちろん、そうでない人も役に立つ、心と体がよろこぶノウハウが満載の本書、ぜひ参考にしてみてください!

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有害物質を体内から排出するために


わたしたちの周りには生きているだけで取り込んでしまう体に有害な物質がたくさん!

それを取り込まず生きていくのは不可能なので、普段から体内に取り込んだ毒は出すようにしています。わたしなんてとくに子どものころからアレルギー体質だし、デトックスが本当に重要。
 
まずはなんでも商品の裏の成分表を見る癖をつけて、危険な成分がより少ないものを選ぶだけでも体に蓄積されていく毒は少なくなる、とできることから地道にやってみています。
 
 
そして一番簡単な解毒法は腸を綺麗にすること!
 
周りの友達はホースを使うコロンクレンズ(腸内洗浄)をしている人もいるけれど、わたしは腸内細菌が少ないので菌も一緒に流れてしまうであろうコロンクレンズはまだしたことがなく、その代わりにキャスターオイル(ヒマシ油)を定期的に飲んでいます
 
キャスターオイルは戦前までは万能オイルとしてどの家庭にもあったんだそう。
 
今売っているキャスターオイルはスキン用に精製されたものがとても多いので、飲んでも大丈夫なナチュラルな方法で作られたオーガニックのものを探して常備するようにしています。
 
キャスターオイルって、今これを書いていてもオエッとなるくらい本当に苦手な味で、粘り気が強く飲み込むのも喉越しあり過ぎて毎回軽くトラウマになるのだけれど(笑)、その効果の素晴らしさに何度トラウマになろうとわたしはへこたれずまたいただくのです。
 
わたしが飲むときは大きなスプーンで2杯くらい。
 
宿便はないというドクターの見解を何度か聞いたことがあるけれど、キャスターオイルを飲むと明らかにいつもと様子の違うものが排出されるので、いわゆる「宿便」という形ではなくても、腸壁にこびりついて取れない汚れを剥がしてくれているのかな? とわたしは勝手に思っています。
 
小麦粉に水を混ぜると粘土のようになって、腸壁にこびりつきそうだなーなんて思ったことがあったから(これは勝手なわたしの意見で、全然信憑性はありません。ごめんね)。
 
 
そしてやっぱり汗をかくこともとっても大事なデトックスだと思っています。わたしは残念ながら普段全然汗をかかないタイプ。
 
でも体が高温の熱に悲鳴をあげてかく汗では全然解毒にならないと聞き、それからは低温でじっくり芯から体を温めて、アポクリン腺から老廃物も一緒に出るどろどろの汗をかくようにしています。
 
半身浴でその汗がかけたらそうするのだけど、わたしは半身浴ではお湯の温度を上げないと汗をかけないので、低温で使える家庭用のドームサウナを購入しました
 
汗をたくさんかいたあとは良質の油とミネラルの補給も忘れないようにしています。

究極のデトックス「砂浴」


そして究極のデトックスが砂浴!

土葬すると人間も土に還ってしまうほど、土や砂に棲む微生物には分解する力があって、その解毒作用は圧巻。
 
暑い日にビーチに出かけ、人ひとり横たわれる形に砂を掘り、できれば真っ裸でその穴に入り全身に砂をかけるのが一番効果的です(裸で入るのが難しい場合は綿など自然素材の下着や水着で入るといいです)。
 
飲み物を横に用意しておいて8時間入るとその効果は絶大みたい。わたしはまだ最大で4時間しか入ったことがないけれど、それでも効果は十分に感じられました。
 
砂に入っているとだんだんと体中が痒くなり、虫が這っているような感覚に襲われるの。
 
それはグッドサインで解毒が始まった証拠だからなんとか我慢すると、次は体中の毛穴が開いてガスが出始める(それが臭い!)。砂から上がって見てみると、悪いところにはわかりやすく砂がついていないので、その部分の血流の滞りを目で見ることができます。
 
でもハワイでも冬場の温度では砂浴ができないくらいだからこの方法は少しハードルが高いけど、腕や足だけでも砂に埋めると、ものすごい効果があるんだそうです。
 
ちなみに一度埋まって人の毒素をたっぷり吸い込んでくれた砂は、海に流れるなど浄化されるまでそこには永遠になにも育たないんだそうです。

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