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寝るときはテレビのコンセントを抜く…体を整えるわたしの習慣 #1 わたしが幸せになるまで
ハワイに移住し、家族とともにナチュラルでオーガニックな生き方を実践する吉川ひなのさん。『わたしが幸せになるまで』は、そんな彼女がありのままをつづったエッセイ集。ファンの人はもちろん、そうでない人も役に立つ、心と体がよろこぶノウハウが満載の本書、ぜひ参考にしてみてください!
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月のリズムとともに暮らす
それからわたしは月のリズムを気にかけて暮らすようになった。
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満月から新月に向かう時期はデトックスやダイエットに向いていて、逆に新月から満月に向かう時期は栄養を溜め込みやすい時期。痩せたいならこの時期は食べないようにしたり、溜め込む特性を活かして栄養補給期にするのもいいかもしれない。
月の満ち欠けは調べれば調べるほど奥が深く、昔は種まきや収穫の日を月の満ち欠けで決めている人たちもいたり、病気の治療にもとても深い関わりがあったりするらしく、どこの部位の治療をするならこの日が成功しやすい、逆にこの日は触らないほうがいいなど、人の体とも密接な関係があるらしい。
とくに女性は毎月生理があるから、月との関わりを感じやすいかもしれない。
このあいだは上手くいったから、同じようにやったのに今回は上手くいかなかったなんてことがたまにおこるけど、わたしはそれを、今日の月の位置がそれに向いていなかったんだなと思うようになった。
せっかく毎月新月があって条件さえ揃えば体はデトックスをしてくれようとしているならそれを利用しない手はないと、ジャングルから帰ったわたしは自分の家をオフグリッドの山の中にはできなくても、限りなく安心安全な場所にすることに決めた。
月と力を合わせて体を整える
まず一番重要なことは、寝る位置。
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寝ている時間は生活の中でとても長く、ベッドや布団といった小さなスペースにずっとじっとしているわけだから、ここをまずは整える。
危険な電磁波に晒されないようにするには、テレビはコンセントを入れたままだと2メートルまでは電磁波が届くので、寝る前に必ずコンセントを抜くようにしたり、マンションの場合隣の家と繋がっている壁は隣の人がその壁側にテレビやオーディオなど電子機器を置いている可能性があるので、ベッドをその壁側に置くのを避けるようにする。
道路側で排気ガスの入ってくる窓がある部屋やカーペットの部屋はどうしても空気が汚れるので空気清浄機を置いたり、加湿器をつけて埃が舞わないようにする。
できれば寝るとき携帯は寝室に持ち込まずなるべく離れた場所に置き、Wi-Fiのルーターは電源をオフにする。
家具やソファの詰め物などあらゆるものから揮発する化学物質まではどうにもできないので、せめてベッドをナチュラルな素材で作られたフレームにしたり、マットレスや布団をオーガニックのものにする。
空気の次に重要な水は、できれば家中の蛇口から浄水された水が出るように大元から取り付けられる浄水器を使うのが理想だけど、難しければシャワーヘッドだけでも塩素が除去できるものに付け替える。
シャワーを15分浴びると約2リットル分の気化された塩素を吸い込むことになるので、このシャワーヘッドの重要性はとても高い。塩素は経皮吸収もしやすいので、除去しておくことに越したことはない。
そうやって自分の居場所を整えておけば、体は勝手に月のリズムでデトックスをしてくれるし、さらにその時期にオーガニックのものを食べたり、お肉をやめたり、塩風呂に頭から浸かったりすればその力は強まる。
そんなふうにわたしは月と力を合わせて体を整えるようにしています。
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わたしが幸せになるまで
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