カッシーナ・イクスシー青山本店『リボルバー』コラボレーション展示【9/13月曜まで】
現在、カッシーナ・イクスシー青山本店にて、
原田マハ著『リボルバー』(幻冬舎)の発売を記念したコラボレーション展示をが行われています。
作品からインスピレーションを受け、2つのテーマ
「アルルの客間」
「オワーズの書斎」
をイメージしたインテリア空間を作り上げていただきました。
本の世界観を感じることのできる、素晴らしい空間。展示は月曜日までですが、ご都合の合う方はぜひ感染症対策を万全に行っていただいた上で、
直接ご覧になってみてください。
※来店予約が必要な場合があります。
◆展示詳細
――アルルの客間――
交流・饗応をテーマとした「アルルの客間」。芸術家たちの共同体へのあこがれを抱いていたゴッホの「他者との交流を求める欲求」を、人を招く現代の客間、リビング・ダイニングで表現しています。
――オワーズの書斎――
創作・静謐をテーマとした「オワーズの書斎」。屋根裏のアトリエで精神を集中させた創作活動から感じ取れる「深い内面への探求心」を、自宅のワークスペース、書斎で表現しました。
書籍紹介
誰が引き金を引いたのか?
「ゴッホの死」。アート史上最大の謎に迫る、著者渾身の傑作ミステリ。
パリ大学で美術史の修士号を取得した高遠冴(たかとおさえ)は、小さなオークション会社CDC(キャビネ・ド・キュリオジテ)に勤務している。週一回のオークションで扱うのは、どこかのクローゼットに眠っていた誰かにとっての「お宝」ばかり。
高額の絵画取引に携わりたいと願っていた冴の元にある日、錆びついた一丁のリボルバーが持ち込まれる。
それはフィンセント・ファン・ゴッホの自殺に使われたものだという。
「ファン・ゴッホは、ほんとうにピストル自殺をしたのか? 」
「――殺されたんじゃないのか? ……あのリボルバーで、撃ち抜かれて。」
ゴッホとゴーギャン。
生前顧みられることのなかった孤高の画家たちの、真実の物語。