【映画】SOOOKS スプークス/MI-5 (原題:Spooks: The Greater Good)
『Spooks: The Greater Good』(SOOOKS スプークス/MI-5)
英国ドラマを観ているようような映画。と思ったら英国ドラマ『Spooks』(MI-5 英国機密諜報部)の映画版だった。ただし、完全オリジナル劇場映画版なので、ドラマを観ていなくても問題はないはず。ドラマ版を観ていないのでなんともいえないけど...。
この映画は、日本語字幕で観たら楽しめない。セリフに捻りがあったり、ちょっとした皮肉が散りばめられているところがまさに英国らしい。そして、そこが見どころ。
特に最後のくだり。
“Way out”
中身は?
新薬。6時間かけて小腸に穴を開け、消化器官出血させる。痕跡は残らない。
賢い。
それを飲むと?
そう言うと思って、裁きを下した。
体調不良の原因は昼食じゃない。
同じ店で食べた。
嘘だ。
既に4時間経過した。
私が君なら病院へは行かず、可愛い姪と楽しく過ごす。
-中略-
善人は生きられない世界だ。
善人は生き延びることができない。最後の最後に現実世界に引き戻される場面が何とも印象的な映画だ。