優しいけどキレると怖い献身家タイプ2ってどんな人?
こんにちは。ギバー型経営者のためのカルチャースクール!どっしり塾のこうめいです。
どっしりエニアグラム超基礎講座受講生の生徒さんのために書き上げたエニアグラムに関するブログになります。
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それでは早速9タイプのうちの一つ。タイプ2の人々についての話をしていこうと思います。時間が限られているので、シンプルにまとめましたのでもっと詳しく知りたい方はchatworkにて相談してくださいね。
タイプ2の人は人を助ける人、あるいは献身家などと呼ばれるタイプです。
思いやりがあり、人間関係を重視するタイプの人たちで、心温かく、寛容な人が多いタイプです。
なによりも自分よりも人のために動けるとてもやさしい人というイメージですが、その反面「感謝を返してもらえない」ことに不満を持ってしまうプライドが意外と高いタイプになります。
優しい人が切れると怖い。というのは、私はこのタイプ2も当てはまるんじゃないかなと思ってます。
「誰かから関心が欲しい」という思いが強く、その結果、誰かに尽くして関心を得ようとしてしまう。という行動原理なためそれが満たされないとタイプ8の攻撃性が芽生えてしまいます。
だから普段優しいいい人なのに、突然プツンと切れてしまうとそのギャップにみんな驚くんですよね。
特に誰かに必要とされていないと感じることにはストレスを感じるので、ないがしろにせず「あなたのおかげで助かってるよ」と感謝をこまめに伝えましょう。
歴史上の人で誰がタイプ2かな~。なんて考えてみると、あまりぱっと浮かばないんですが、結構身近なところにイメージできる人がみなさんにもいるんじゃないかなと思うタイプです。
タイプ2の特徴としては、
寛容さや癒しの力が強い。
一方、人を喜ばせることに走りすぎたり所有欲に悩む
思いやりがあり、人間関係を重視するタイプ。
共感的で誠実で、心が温かい。
フレンドリーで寛容で、自己犠牲的。
だが感傷的になり、へつらい、お世辞を言うことに走りすぎることもある。
ほかの人たちと密接な関係を持ちたがる。
自分が必要とされたいがために、他の人たちのために何かをやってあげることが多い。
自分自身をケアしたり、自分自身のニーズを認めることができにくい。
さらに最良の状態だと、
最良の状態において、健全なタイプ 2 は私心がなく利他的で自他に無条件の愛を持つ
最近こういう言い方をするとジェンダーがどうのとか言われそうですが、昔のやさしいお母さんのようなイメージの人たちです。
タイプ2の人はタイプ4のいいところを見習うのが幸せの早道なので、『プライドがあり自己欺瞞的なタイプ 2 が健全なタイプ 4 のようにもっと自分自身のケアーをし、感情的な面で自覚的になる』
つまりは、他者の目ばかり気にせずに自分のことをしっかり自分で大事にできるようになってくると他者に振り回されるような生き方ではなくなります。
ここからは私個人的な話になってくるのですが、行政書士や塾の先生などをしていて実は火種になることが多かったのがこのタイプ2の人でした。
普段温厚に協力をしてくれるんですが、そのせいで「プライドが高い」タイプの方たちだとみんなうっかり忘れて甘えてしまいやすいんですよね。そして、それにしばらく耐えてしまうので本当に大事なところで我慢の限界が来てしまう。
そんなケースがよくありました。
じゃあ、怒りを爆発させた後にすっきりするかというと、そのせいで周りを巻き込んだことに罪悪感を抱えてしまうことになるので、そうなる前にこまめなストレス発散をしましょう。
特に苦手だと思いますが、人の力を借りることは悪いことでもあなたの評価を下げるものでもありませんので、ひとりで全部抱えないようにしてくださいね。
溜めるだけ溜めてタイプ8の悪い部分である暴君の方向に走らずに、自分ってなんだろう?と自分のことも大事にするタイプ4のいいところを見習いましょう。
一方、タイプ2のウイングはタイプ1とタイプ3の自己主張がやや高めなタイプ。いずれかのタイプの力を借りて、自己犠牲のまま吞まれてしまわないように頑張っている人も多いかと思います。
最後にいつもの通り、各ウィングの特徴を箇条書きでのせておきますね。
タイプ2ウイング9の『尽くす人』は、
健全な時は、
よき人間であろうとし、無私の行為に努力する中で心の温かさに目的意識のある真面目さが加わる
人の苦しみを和らげたいという強い欲求
人が避けるような報われない魅力的でない仕事を進んで引き受ける
ウィング3よりも真面目で面倒見がいい
教職や聖職、公共奉仕や癒しの分野、国民としての権利を奪われたり、精神的身体的ハンディを負っている人のための仕事に就くことが多い
通常の時でも、
自分の利己的な態度や感情と戦わなければならないと考える
人の幸福に責任を負っていると考える
一般的に従順で礼儀正しく自分に厳しい
感情に動かされやすいものの感情表現を抑制する
裏方で働くことを好むが自分が重要であると感じたいという欲求もある
極端に自己批判的になり、自らの健康に無頓着となる
自分のニーズを否定し殉教者を演じる
こんな特徴があります。
また、もう一方のタイプ2ウイング3の『もてなす人』の場合は、
健全なら、
個人のつながりを作りほかの人たちをよい気持ちにさせることで愛を求める
社交的で話好き
魅力的で順応性がありかなりはっきりした個性を持っている
才能も資源も友人や家族に喜んでささげる
通常でも、
親し気で愛想がいい
目的がはっきりしており大志を抱く
明らかな世話焼きよりも自分の友情や相手に向ける関心の質も重視する
人を引き付ける側面があり
自分を疑ったり自己批判も少ない
自分が何をしたいかはっきり言い自分が相手のためにしていることに関心を向けさせる
彼らは自尊心があり高圧的で、時に傲慢になりえます
といった特徴で別れます。
ウイングで分けましたが、これらに当てはまっているあなたはタイプ2の人かもしれません。
ということで厳しいことも話してきましたが、エニアグラムのタイプにはいいところ悪いところがそれぞれあります。
そんな中で、自分がどのタイプかがわかることで自分がどんな力をつけていけばいいのか?どんな力を伸ばせばいいのかが見えてくると思います。
今回は簡易的な話にまとめさせてもらいましたが、ぜひ他のタイプもマスターして、自分の糧にしていってくださいね。
それでは次のタイプ3はこちらになります。
このテキストは、どっしり塾のエニアグラム講座で使用しています。まだ受講されていない方はぜひ授業にご参加ください。