ミニマルで豊かな時間の深呼吸〜築50年実家セルフリノベ *白い小部屋*
実家を「自宅兼アトリエ時々マーケット」にするための
セルフリノベと庭づくりの様子を綴ります。
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店舗兼自宅からいっさいがっさい引き上げて40日。
やっと要塞のようなダンボールの山が減り、その向こうが見えてきて、
それでやっと、少しはひと様にお見せできるようになりました。
一番先に片付き形になったのは、キッチン奥の納戸。
ゴミ箱が並び、キッチン系のストック、使わなくなった食器や
キッチン用具、花器、包装紙や紙袋……、
見たくない忘れたい物達が押し込まれていた納戸でした。
母、何ひとつ捨てることをせず、全てとっておいていたのね。
相方あひるがえいやっ!と手をつけ、取り掛かってくれたおかげ。
初めて見る”何もない空間“を、思いっきり拭いて、
夜の灯で白く塗りました。
今までの溜まっていた全てを消し去るように。
翌朝覗いてみると、東向きの小窓からの日差しが柔らかく、
花の撮影のためにあつらえたようで、極力ここには何も置かないことに。
この空間はもはや納戸ではない、フランスチックな「白い小部屋」になりました。
そのうち撮影小物と三脚を置く棚、それと小さなイスを置いて、
薄い白い布が窓に下がっていてもいいかもしれない、
なんて思っています。
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