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25. キレイごとではささらない! Girls & Boys(GB)がスマホで人生を壊さぬ為の楽しく言霊  いじめ特別編②いじめられGBの対策

🥺ゲームチェンジ(世の中と自分)を目指して書籍化希望です。
☆当作品の評価はスマホを持つ子供が自分を守る知恵を身につける事です。
「漫画化されて子供が読むイメージ」で感じてください

【どうしたい】
「やってはいけない」より「自分で自分を守る知恵」への移行
【伝えたい】
①人生に関わるスマホの危険の本質を感じとる
②危険の既視感を作って地雷を避ける感覚を身につける
③地雷を踏んでも自分を見失わずに修正出来る感覚を身につける
【目標】
飽きずに最後まで楽しく読んでもらう⇒エンターティメント
知らず知らずの内に頭の中に残る組立て⇒指導でなく納得力重視
【その為に】
明るく・鋭く・なるほどー・馬鹿らしく・率直に・いいノリで・
⇒シンプルに独自の解決策を示す

(当文章は書籍化による漫画やイラストをつける想定のシナリオ仕立です)
◎主要登場人物
☆ヒロッチ(中二) 主人公 身長155㎝ 元気者 ショートヘア
☆ハピー スマホ学園のスマホティーチャー 異世界からの召喚能力をもつ 
チアダンスが好き。未来看護師的制服とゴーグル着用
☆マッサラン ハピーの先輩スマホティーチャー 普段はスーツ姿 長髪
よくハピーの厄介事を押し付けられる 
☆校長 ハピー・マッサの上司。二人からよく厄介事を押し付けられる。
☆ウサギ男 スマホ学園アシスタント ウサギの被り物をしている。親の立場から発言してくれるらしい

当ストーリー用語解説
GB (GIRLS & BOYSの略称) 若者、子供、学生さん、少年少女、◯世代の呼び名は違うと思ったから。
ダブルY(わいせつ野郎の略称) 

●あらすじ
スマホを買ってもらったばかりのヒロッチが偶然が重なって自分の夢の中の次元断層に「ズレたパラレルワールド」のスマホ教師であるハピーを召喚してしまった。ハピーを元の世界に戻すには「スマ地雷最短エスケープ講座」のコンプリートが必要だ。「ネットいじめ」のテーマはいじめ全体を取り上げないとの改善されないという校長の熱い主張により「いじめ特別編」になだれこんだ。


◎校長
「ではここの進行役はワシとハピーとウサギ男じゃ。重い問題なので心してかかるぞい」
◎ハピー
「はい-」
ノイナク タケツズ キヲナア ノキズツ ブウドネ ンメゴ

召喚№18 いじめられGB代表麻早郎(まさろう)

(坊主頭、目に黒塗り、弱気な感じ、白Yシャツ)
◎麻早郎
「すみません。世の中のいじめられGBを代表してというのも変ですが。少しでも何かのお役に立ててればと思い、お邪魔しました」
◎ハピー
「ありがとね。麻早朗。以前、かなり辛い目にあっていたと資料にあります。決して君の事を根掘り葉掘り聞く事が目的でないので途中で何か気付いたら発言してね」
◎麻早朗
「前の章で僕自身が悪いとか嫌われていたからイジメられていたのじゃなくて、イジメる人の問題だったと思えたので少しホッとしました。でも実際に世の中にいじめで辛い思いをしてるGBはたくさんいそうです。どうしたらいいんでしょうか ?」
◎ウサギ男
「いじめの解決策は人によって全て違います。専門家の先生の意見も千差万別です。つまり、いろんな事例を調べて自分に合った対応を探るしかありません。という事でこのカリキュラムはいじめられGBの視点からすすめます」

①いじめられたらどうする?


◎ウサギ男
「まずは「いじめられている事に気付いていますか?」
いじめにはいじめと気付かない、又は気付きたくないケースもあります。周りからは友達グループに入っているように見えるけど『自分ばかり自分ばかり貶め続けられる』『いつも自分ばかり仲間におごらされる』ってありませんか ?」

いじめ経験およびいじめ対策への意識に関する調査
~学生アンケートより~ 中山 万里子様/白鳳大学
2012年調査/大学生・専門学生の「これまでに」

☆何故、相談しなかった?


いじめ経験およびいじめ対策への意識に関する調査 ~学生アンケートより~ 中山 万里子様/
白鳳大学2012年調査/大学生・専門学生の「これまでに」

(アンケート結果より)
①心配をかけたくないと思ったGBへ

②(親に)相談するのを恥ずかしいと思ったGBへ

◎麻早朗

「あのー少しよろしいですか ?親に『僕はイジメられている』って情けなくて悲しくてカッコ悪くてどうしても言い出せなかったんです。そしたら自分の中で『心配をかけたくないから・・・今日は黙ってよう』と自分を言い聞かせちゃうんです。でも段々と『もういいやっ自分さえ我慢すればいいやっ』ってなってきちゃったんです。でも、本当は話す勇気がなかっただけかもしれません」
◎ウサギ男
「君が相談しない方が周りは悲しむし、君が我慢すればする程、数倍になって周りを後悔させてしまうかもしれないよ」
◎校長
「『いじめを我慢する事』の本当の危険は①例え、いじめが終わったとしても一生消えない心の傷が残る危険があるんじゃ。加害者の声の幻聴が聞こえたり、うつになったりして一生苦しみ続けるかもしれんのじゃ ②我慢すれば我慢するほど打たれ弱くなるんじゃ。すると更に調子に乗って、いじめをエスカレートさせてくる奴らがいる。だから我慢し続ける事は自分を壊す事と引換えなので何もいい事はないんじゃ。自分の未来を守る為にほんの少しだけ勇気を出そうぞ」
◎ウサギ男
「ほんの少しだけ一生懸命に勇気をふり絞って相談してみて。涙がドッと溢れるかもしれないけどすごく気持が楽になるかもしれないよ。『あぁ―何でもっと早く相談しなかったんだろう』ってね」

(アンケート結果より)
②(いじめGBを意識して)誰かに相談するのを恥ずかしいと思ったGBへ
③いじめGBに仕返しされると思ったGBへ

◎麻早朗

「『チクる奴は卑怯者だ』って言われていた事も相談しにくい理由の一つでした。『言ったらどうなるかわかってるだろうな !』とも脅されていたし」
◎校長
「ほっほ。わざわざ『チクるな』と言うのは、奴等はチクられるのが一番、怖い証拠じゃ。だから仕返しを怖いと思わせるのがいじめGBのやり方じゃ。それに多人数で一人を攻撃してくる奴らが既に卑怯なんだから、卑怯者には言われたくないのぉ。」


いじめ経験およびいじめ対策への意識に関する調査 ~学生アンケートより~ 中山 万里子様/
白鳳大学2012年調査/大学生・専門学生の「これまでに」

◎ウサギ男
「これは少し勇気が出るアンケート結果ですね」
◎麻早朗
「あの~もう一つ個人的な意見ですが『いじめ』って言葉がすごく嫌だったんです。重くてネットリしていて、言葉を聞いたり見たりするだけで辛い気持ちになっていました。だから親に対して『僕はいじめられている』って言いにくかったし『いじめられている自分』を認めたくなかったんです・・・・」
◎校長
「確かにワシらは『いじめ』というワードを無神経に使ってるかもしれんのぉ。もう少し、いじめられGBが使いやすい表現方法はないんかのぉ。スクールハラスメントは既に先生用に校内のパワハラやセクハラで使われる用語じゃが、先生用は校内パワハラや校内セクハラにして生徒間のいじめをスクールハラスメントに出来んかの―。『僕はいじめられている』より『スクハラを受けてる』の方がは少しは相談しやすいと思うぞい」
◎ハピー
「校長。また暴走気味です。専門家の先生達からボッコにされちゃいますよ。でも少しでも他の人に相談しやすくなるのであればそれに越したことはないですよね。専門家の先生方、いかがですかネ」

【絶対にやってはいけない事】


「執拗に要求されても性的な画像や映像を絶対絶対の絶対に送っても撮らせてもいけないよ。『今日はこれで許してやるから皆の前で脱いでみろ(さわってみろ)』とか『友達だったら送れるよな』とか。。どんな理由であろうと後で悪用する為にしか使われないからです。後で数万倍の地獄になって返ってきます。奴隷にされてしまいます。『皆に見られたくなかったらもっと言う事を聞け!』ってね」
◎ヒロッチ
「以前の講義でダブルYのオニがGBを自分の思い通りにする為に弱みを握ろうとするのとやり方と同じよね」
◎校長
「それを卑劣と呼ぶんじゃ」

【やっておくべきこと】
◎カピバラ君
「決して戦わなくとも戦える準備はあっていいと思います。
・イヤな事をされ続けたらノートに記録をとっておこう。相手のやり取りの録音でもいい。必ず後で反撃の材料になる。
・ネットも同様です。全てのやり取りをスクリーンショット等で保管しておきましょう。誰かに相談するときも証拠があった方が説明しやすいでしょ。但しその準備をバラしてはいけないよ。秘密兵器だからね」

(アンケート結果より)
④(相談相手に)問題解決能力があると思えなかったGBへ
⑤適切な相談機関を知らなかったGBへ
⑥親身に対応してくれると思えなかったGBへ

【誰に相談する?】
◎ウサギ男
Ⓐ友達

相談出来る友達がいるなら相談しよう。いじめられている理由が分かるかもしれない。
 (友達へ)
表立って助けてあげれなくてもメッセージだけでも送ろう。いじめられGBは「全員から嫌われている」と思っている場合もあるんだ。「声をかけてあげれなくてごめん。でも皆が仲間外れにしようと思っている訳じゃないのをわかって」と発信するだけですごく救われた気持ちになるかもしれません。
Ⓑ親
・勇気を出して相談しよう。言った瞬間、すごく楽になるかもしれませんよ。一瞬だけ勇気を集中させよう。
「多くの場合、親に相談すると先生に相談に行くよね」
【注意点】
・感情的に学校に訴えてモンスターペアレント扱いされない様に注意しましょう。先ずは学校と協力体制を築く事が大切です。最初にこじらせてしまうと職員室内で「あの親はモンペアですから」と報告されかねません。
Ⓒ学校
相談しやすく信頼出来そうな先生に相談しよう」
◎ヒロッチ
「担任の先生でなくてもいいの ?」
◎ウサギ男
「正直に言えばいいんだよ。『先に相談しちゃったんですけど担任の先生が何も知らない訳にはいかないので一緒に味方になってください』とかね。友達にも入ってもらって先生に相談するやり方もあるよね」
Ⓓ他に相談出来る機関
しかし状況次第では、最初に下記の相談窓口に連絡してもいいかもしれん。運営が違うので其々の相談窓口の性格を知っとこう。たらい回しもあるかもしれませんが味方は多い方がいいので粘り強さが必要です。

しかし結局、学校内で発生した問題は最後には絶対に学校に戻ってくる事は忘れないで下さいね。最も身近な担任の先生を抜きにして話は進みません。

◎ヒロッチ
「わかりましたぁ。でもダブルY教師の例もあるし学校は本当にGBを守ってくれるのかしら?」
◎校長
「実はGBをいじめから守ってくれる超強力だけど、はかない武器があるんじゃ」
◎ヒロッチ
「また微妙な表現ね」
◎ハピー
「それは次回のテーマですね。じゃあ麻佐朗君とカビ男さんはここまでです。ありがとうございました」
◎麻早朗
「皆、絶対に我慢して我慢して我慢しないでね。長引けば長引くほど抵抗出来なくなってしまいます。僕みたいになっちゃあ駄目だよ。じゃあまた」
◎ウサギ男
「ハピー、一緒に担当出来てよかったよ。また後で !!」
◎ハピー
「はい。ありがとうございました―」

◎校長
「ん ! ! ワシもハピーとマッサにいじられてるような気がするんじゃのぅ」
◎マッサラン
「いえいえ、尊敬する校長をいじるだなんて滅相もございませんよー」
◎ヒロッチ
「猿スキャンGO-」
◎マッサラン
「いつも尻拭きしていただいてとても便利で尊敬できる存在です」
◎校長
「微妙な尊敬じゃのう。まぁ尊敬してるんなら良しとしよう。ほっほっほっほっほっ」

◎ヒロッチ
「キレイに収まってよかった。はっ ! ? なぜ、マッサランに猿ステスキャンが作動したの ?」

                            <つづく>











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