4日目 1/30

マーケティングのチャネル戦略 カバー率×チャネルの質

チャネル戦略・・・限られた経営資源の中で、どのようにチャネルを構築して、カバー率を高めながら、各チャネルの質を落とさずに維持し、向上させられるか。
┗仲介業者や小売店に流通・販売を委託するとカバー率は上がるが、チャネルとしての質は低下してしまう。

例)コカコーラの原液の製造・輸出のみを担い、それ以外の部分は全て外注するチャネル戦略
┗外注する領域を広げ、外注先に権限を渡すことでカバー率を上げつつ、各チャネルが質を落とさないように努力させる座組みを作り出した。
P&GのSKU最適化戦略
┗店舗ごとに各商品の構成比率を可視化し、顧客の嗜好に合わせてSKUをコントロールしたことで、売り上げを改善した施策

チャネル戦略は、一度構築すると修正が困難なため、4Pの中で最も戦略性が高く、競合優位性を作りやすい分野

プロモーション戦略 顧客とのコミュニケーションの変化

プロモーションの目的・・・顧客認知度の向上、自社の商品やサービスへの共感を増やす。

顧客のマインドフローを抑えて、施策を実施する。
┗商品やサービスの認知から購入、ファン化までの一連のプロセス
認知→興味→行動→購買→利用→愛情(知る→買う→使う→気に入る)

上記にあたり、大きく3種類のメディアがある
・ペイドメディア・・・金銭を支払えば利用できるメディアで、短期的なリーチの獲得、自社のイメージ通りの宣伝が可能
・オウンドメディア
・・・自社が保有するメディアで、継続することで顧客と長期的な関係構築ができる
・アーンドメディア
・・・第三者の発信で自社のサービス・商品が紹介されることで情報の信頼性が高く、認知度の向上にも寄与する。

大きく3種類のメディアを活用しながら、顧客と双方向かつ統合的でパーソナライズされ、一貫性があるコミュニケーションを取る必要がある。

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