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どうしたら吉野家は韓国で失敗しないで済んだのか?
海外で成功する人と失敗する人のたった2つの違い
日本は長らく、ほぼ単一民族・単一言語の国でしたが
最近色々な外国人コミュニティが発達していると思いませんか?
横浜には中華街、大久保には韓国人街、
葛西にはインド人街、川口にはクルド人と
色々な国の人が日本に進出し自分たちの居場所を形成しています
特に中国人とインド人はそれぞれ華僑、印僑とも呼ばれ
言葉も文化も違うのに世界各地で躍進しています
一体なぜ彼らが世界中で活躍できるのでしょう?
それは彼らには独自のコミュニティと
先行投資システムがあるからだと言われています
例えばAさんがビジネスチャンスを求めて外国へ出たとします
現地の華僑の組織に入り、
お願いをして認められると「出資金」としてまとまったお金が
投資してもらえ
そうしてビジネスが軌道に乗るようサポートしてもらえるのです
裕福な中華系マレーシア人の私の知人も
そうして時計店を開き
富を築いたそうです
これが日本人の場合はどうでしょうか?
海外へ進出し、上手く現地の商習慣に馴染めれば成功しますし
勝手がわからず失敗して撤退する企業もたくさんあります
キリン、楽天、ライン、ニトリ、メルカリ、吉野家、ユニクロ
名だたる大企業でさえ、失敗しているのですから
個人で海外進出した場合はどうなってしまうでしょう?
もし日本人にも、海外に拠点があり自分の資本だけで頑張るのではなく
先行投資とサポートがあったらどうでしょう?
たとえば吉野家は韓国に進出して大失敗したそうです
なぜだと思いますか?
日本人は牛丼498円に何の違和感も感じませんが
韓国人はそれだけでは不満に感じてしまいます
注文しなくても当たり前のように
スープに漬物やのり、ナムルなどが一緒じゃないと
すごく貧しくなったように感じてしまい強く不満を感じてしまうそうです
それを知らなかったので吉野家は失敗してしまったそうなのですが
もし現地に相談相手がいたらどうだったでしょう?
「牛丼1杯そのまま出すんじゃダメよ!
韓国人はもっとたくさん小鉢がついているようにしないと
みんな嫌がるよ」
と教えてもらっていればメニューを改善できたはずです
そんなふうに、ちょっとしたアドバイス一つで人は成功・失敗します
失敗しなければどれだけ損せずに済むでしょうか?
それに先行投資してもらえれば財産がない人や企業でも
思い切って挑戦できますよね?
外国では当たり前の考えですが
日本人にはいつの間にか廃れてしまった
「先行投資」という考え
この価値を再認識したくさんの人が成功できるようサポートする
考え方を普及させるのがこのALGISの一つの役割でもあるのです