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真夏の金毘羅さん

真夏の金毘羅さん
一年のうちで最も暑いこの時期
金比羅山に登る
石段を上り始める段階で既に汗が滲みはじめてくる
そこから一段一段石段を上る
大門につく頃には、全身汗まみれ
大門を通り抜け五人百性を過ぎると、少し水平移動となるのでここで身体を休めながらゆっくりと歩く
その後、少し石段を上り神馬の厩舎、資生堂パーラー横を通り、旭社へ
ここまで来れば、あと少し
旭社前の椅子に座ってひと休み
石段で乱れた息が落ち着けば、そこから一気に本宮に向かう
最後の難所は本宮前の133段の石段
そこを上れば本宮到着

この石段を上れは本宮

本宮横の展望台からは海に続く平野、その先には瀬戸内海や瀬戸大橋が見えてくる
多くの人はここまで上って金比羅さんの参拝を終える
しかしながら、その先には最強パワースポット、こんぴらさまの守り神。厳魂神社(通称「奥社」)が待っている
本宮から奥社まで583段の石段、約1.2キロメートル、汗を流しながら、上を見上げず足下だけを見ながら上り続けること約25分
奥社の入口にある鳥居とその先にある朱色の建物が見えてくる

奥社の入口

奥社まで上っている人の顔は、皆この石段がどこまで続くんだろうと言うような顔で、息も切れ切れで上っている
でも、下っている人の顔は皆達成感でスッキリとした顔で下ってくる
その達成感だけでも奥社まで上った甲斐がある

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