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青春18切符(3/5編)

青春18切符日帰の旅、第三回目は阿波の国徳島でラーメンを食す。鉄道利用で徳島に行くには高松を経由して高徳線で向かうのが一般的なコース
しかし、今回は時間だけはある普通電車の旅。土讃線を使い、徳島線との分岐点である佃駅に向かい、そこから吉野川に沿って徳島市まで走る徳島線を利用するルートを選択
先ずは土讃線。途中の財田駅で13分の違い汽車待ち。この駅は1年ほど前に自転車で来たことがある、昔ながらの木造の趣ある小さな駅舎、その駅舎に覆い被さるような大木があった
今は、駅舎と呼ぶにはあまりにも質素な雨除け程度の建物。大木のみが昔の面影を残している

財田駅の新駅舎

土讃線は単線。よって、比較的大きな駅にはすれ違いの汽車が待つ線路がある、この駅も昔は多くの人が利用していたんだろうなと思いながら、すれ違いの汽車を待つ
この駅を過ぎるとしばらくはトンネルが続く、讃岐山脈を貫くトンネル。そのトンネルを抜けると阿波国徳島となる。トンネルを抜けしばらく進むと日本の三大河の一つ四国三郎吉野川が目に飛び込んでくる
やっぱ、大河だわ^^;
汽車は吉野川を越えて、土讃線と徳島線の分岐駅、佃駅に到着

佃駅のホーム
乗ってきた汽車

この駅で徳島線に乗り換え。またしばしの間、ホームの椅子に座って待っていると阿南行きの汽車到着
佃駅から徳島駅まで、約2時間の行程。雄大な吉野川に沿って、走るこの路線は車窓からの風景が楽しめる
で、目的の徳島ラーメン。何処に行こうかと考えながら、いのたにか東大か麺王か?
やっぱり、いのたにかなぁ。よし、一番評判の良い本店に行こうと決断(*^^*)
そうと決めたら、一番近い駅、佐古駅で下車して歩く
外は35℃超の猛暑日。建物の日陰を選びながら歩くこと約15分。見えてきました、いのたに赤い幕に白い文字

いのたに本店

並ぶことなく店に入店し、肉入り大を注文。出てきました。本日目的のラーメン

中華そば肉入り大

豚骨醤油の肉入り、白いご飯が欲しくなる濃い目の味。うどんとはまた違った美味しさ。ラーメンは麺よりもスープが主役かなぁと思う
食べ終えて、いのたにを後にして、暑さを避けるためにアーケード街に避難。東新町商店街、小綺麗なアーケード街人通りも少なく、シャッターを下ろしているところが目についた
ここも昔は多くの人で賑わってたんだろうな
アーケード街を後にして、徳島駅に向かう。途中新町橋の水辺の公園でひと休み

小さな川辺の公園

徳島市内は大小様々な河川が流れる川の街を実感しながら駅に向かう。時はまだ12時前。しかしながら12時26分の汽車に乗らなければ16時台まで高松行きの汽車が無い

高松行きのホームから改札口方向

汽車到着の少し前にホームに到着。日陰で待つが急いだこともあり全身から汗が流れてる
到着した汽車は後ろ乗り前降りのワンマンカー。1両車両の汽車。たまたま、ホームの後方で待ってたので、そのまま乗り込み座席に座る。後から乗り込む人は立つしかない状態。2両編成でも良いんじゃないない?と思ってしまった
汽車は、徳島駅を出発して、高松駅に向かう。座席は右側をお勧めする。海沿いの高徳線、車窓からは瀬戸内海が見渡せる
約2時間半、汽車は無事に高松駅に到着。高松駅からは電車に乗り込み、帰路に着く。電車はやっぱり快適。17時前、無事に自宅着。本日の行程は210キロ強
休日の一日、何もしなくとも時間は過ぎていく。だんだんと残り少なくなってきた時間。少しでも記憶に残るように使いたいものだ😁



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