#1 海外勤務は夢物語ではない!?
海外勤務、海外駐在というとどのような職業を思い浮かべますか?
ただのペンでもカッコよく売れちゃうようなウォール・ストリートのエリート金融マンでしょうか?(ウルフ・オブ・〇〇のような?)
もしくはいろんな国を股にかけて砂漠の地でも駆け抜ける商社マン兼スパイでしょうか?(堺⚪︎人さん演じるドラマのような?)
それも間違いではないでしょうが、そのようなエリートサラリーマンになれるのは一握りの人間だけだと思っています。(特にスパイ)
いや、だったらどういった環境であれば、そんなヒマラヤ山脈並みに高く見える海外駐在員なんてなれるのか!?と思いますよね?
とてもわかります😐
海外に行ったことがないましてや会社にも勤めたこともない学生の頃は同じように思っていました。ただ一度ノリと自由を求めて行った自費海外留学で僕は海外に興味を持ったことをきっかけに、大胆にも海外で働くことを夢見るようになり、Fランにもかかわらず大学卒業後は海外駐在するためにどのように総合商社に入社できるかばかりを考えていました(はっきり言って無謀な挑戦)。
それは儚く散る…前に総合商社なんて何回寝返りうっても無理なことに気づき(あの時の僕鈍感ながらに気づいてくれてありがとう)、その代わりに自分の力量でも海外勤務できる会社がないかと調べ始めました。会社に入ってもいないのにそんなことが可能かと思うでしょうが可能でした。キーワードは"1500人以下従業員数"、"過去数年で海外進出経験あり"、"出身校履歴"をフィルターに中小企業を絞ってくると自ずと企業はしぼられていきます。
第一に1500人以下の従業員というのは、単純に競争倍率が高すぎるとチャンスは回ってこないということです。僕は一時期そこそこの大学に入るために受験勉強を試みたこともあります。結果的に推薦入学を選びました。理由は多くの大学留学制度に選抜されるのが数名までであり、レベルが低ければ低いほどチャンスが回ってくると思ったからです。プロサッカー選手の中では高いレベルの環境にこだわるためにベンチでも良いから強豪チームに残ることを選ぶ人がいますが、ぼくはその逆を選んだようなものです。
次に過去数年で海外進出ありということだが、大企業になると海外展開の段階は既に終えていて、ローカライズが求められることがあるようです。海外を目指す人材もその現地化に一役立てるようではないとチャンスがありません。一方で海外参入期における企業では海外人材がまだ不足している可能性があります。そこに若いタイミングでも入っていけるのです。
最後に出身校履歴ですが、その企業が単純にどういう人材(高学歴・体育会系・パリピ系…など)を受け入れる傾向にあるかも大事だと思います。インテリ系が体育会系の企業に入っても苦しいだけです。
他にも注目する点は色々とあるでしょうが、僕は上記の点を企業選びの際に重視しました。もちろん将来海外に行くには言語(英語や現地語)は仕事をする上で重要なポイントになってきます。必ず自分が望む勤務地になるわけではないですが、ビジョンを持って1日10分でも毎日継続することをお勧めします。(シンガポールに来て毎日継続できていない僕が言うのも何ですが…😭)
次回は入社後に最短で海外勤務のチャンスを得るためのポイントを書いていきます。