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マイナスに考えすぎることをやめた
梅雨ですね。雨ですね。雨の中の犬の散歩は小型犬と言えども大変で、雨で濡れた犬を洗って乾かしてまでで散歩なのでなかなかの重労働である。ましてや私は今妊婦で、おへそがひっくり返るほどに腹パンだから、それもあってさらに大変である。
先日夫と喧嘩して以来、私は釈然としない気持ちを抱えていた。元々がかなりのネガティブ思考かつ、人の好き嫌いが激しい人間で、とにかく人付き合いが苦手な私である。夫とは、結婚前の交際期間まで遡ると7年ほどの付き合いだが、今までで1番夫のことが嫌になってきていたかもしれない。
これから子どもも生まれて、いよいよ夫婦として家族として協力して生きて行く必要があるのに、このタイミングで夫を嫌いになるなんて想定外だったし、かと言って誰かに対して感じる嫌悪感は、自分の意思でコントロールできるものでもないし、一体どうしたら今までみたいに夫を大事に思えるだろうかと考えていた。
私が夫に言われて傷ついたことを、ここで振り返るとまた嫌な気持ちになりそうだからそれはしないが、要は私のコンプレックスを馬鹿にするような言動が許せなかったのだ。そこで今日『短所 許せない』『夫 許せないこと』『夫 許し方』など色々な言葉で検索して、なんとか現状を打破できないかと動いてみた。
そして偶然見つけた記事にまんまと救われた。というか泣けた。そして考えてみた。夫は確かに私を馬鹿にするような発言をしていて、私はそれに傷ついたが、彼のその言動の裏には、私の短所を愛していることが隠れていた気がした。
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確かに夫は私の短所を馬鹿にしたが、彼は今までの生活の中で、その短所を受け入れてくれたことが何度となくあった。働けなくなった私をずっとそれでもいいと受け入れていた。何もできなくなって毎日泣いていた時も責めることなく淡々と過ごし、私を支えていた。
彼にとって、私の短所は私の愛すべきところだったのかもしれない。そう思える言動が今までの生活で確かにあった。そう感じた時、なんだかもう全てどうでも良くなってきた。
今回のことはもう水に流して忘れよう。なんでもない日に高級チョコを買ってきてくれるような人だ。つらくなるだけだし、夫婦関係も悪くなるだけだし、ネガティブなことばかり思い出して夫を嫌いになるのはやめよう。そう思えた梅雨の日。