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高校野球のシーズン到来!

えっ!?
まだ11月だよ?
何言ってんの・・・


高校野球って「春のセンバツ」「夏の全国大会」を甲子園球場でするものでしょう?
って声が聞こえてきました。

そうですね。甲子園大会は全国放送されて、認知度が圧倒的に高い大会ですね。

他にも全国大会があるんですか?

はい!あります。

明治神宮野球大会

概要

明治神宮野球大会は、毎年11月に神宮球場(東京)で開催される大会です。
2023年は11月14日に開会式が行われます。

その歴史は、1970年まで遡ります。

明治神宮鎮座50年を記念して野球大会が行われたのが始まりで、多くの名選手たちが日本一をかけて戦い、熱戦が繰り広げられました。

この大会は、大学の部は全日本大学野球選手権大会と共に大学日本一を決める大会として、また、高校の部は翌年のセンバツ大会の出場選考に明治神宮枠が設けられ、注目する大会となりました。

出場チームは(高校の部)

全国の秋季地区大会を勝ち抜き優勝した10チームによってトーナメントを行います。
(2023年出場チーム)
北海(北海道)13年ぶり4回目
青森山田(東北地区・青森)8年ぶり2回目
作新学院(関東地区・栃木)7年ぶり3回目
関東第一(東京)8年ぶり5回目
星稜(北信越地区・石川)4年ぶり9回目
豊川(東海地区・愛知)38年ぶり2回目
大阪桐蔭(近畿地区・大阪)3年連続6回目
広陵(中国地区・広島)3年連続7回目
高知(四国地区・高知)2年ぶり5回目
熊本国府(九州地区・熊本)初出場


注目チーム(独断です)

やはり、大阪桐蔭でしょうか。3年連続優勝がかかっているチームの意気込みは他校を圧倒するものでしょう。
秋は、投手力があるチームが強いと言われています。
西谷監督が「今年の投手陣が一番充実している。」と言っているとおり、エースクラスが何人もいる大阪桐蔭は、優勝候補の1番手でしょうか。

対抗するチームとして豊川をあげたいと思います。
愛知県大会では、決勝で愛工大名電に敗れましたが、東海大会では見事にリベンジを果たしています。
4試合34得点と、打線が好調で、特に打率6割超えのモイセフ・ニキータ君は長打力があり注目する選手です。

また、熊本国府もダークホース的な存在です。
秋季熊本大会では九州学院を破り、九州大会では、神村学園、明豊といった甲子園常連校を圧倒しています。
山田監督はまだ30歳と若く、今の時代にあったエキサイトな采配を見せてくれることでしょう。
初出場ということもあり、その勢いでもしかすると・・という気がします。


この大会に出場する10チームは、来春のセンバツ大会の出場がほぼ内定しています。
センバツ大会でも対戦することが十分考えられます。
そういう意味では、いち早く素晴らしい試合が楽しめる大会として、個人的には好きです。
ただ、甲子園大会のように広く注目されていないのが残念です。

新チームとなって初めての全国大会です。
今年もこの大会からスターが誕生し、私たち高校野球ファンを熱くさせてくれるでしょう。

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