あれから13年
※今回の妄ツイは実際に起こったことをもとにして作っています。気分を害する可能性があるため苦手な方はブラウザバックを推奨します
あの日から13年が今日で経つ
〜〜~〜~〜~〜~
2011年3月11日
あの時は小学校4年生で卒業式の練習が終わり片付けをしていた。
いきなり地面から大きな音がして揺れ始めた
揺れが収まったら放送が流れ始めた
放送:大きな地震がありました。津波が来るかもしれないので一人一人で高いところに避難してください。
ザワザワ
○○:とにかく逃げなきゃ
璃花:○○!大丈夫だった?
○○:うん...お姉ちゃんは?
璃花:大丈夫だよ
○○:よかった...
璃花:とりあえず一緒に逃げよう
○○:でも、お母さんたちは?
璃花:今は自分のことを考えよ?お母さんたちも高いところに逃げてるから
○○:うん
地震が収まり避難しようとしたら小学6年生の璃花姉ちゃんが来てくれた。
小学校と中学校は隣にあり中学生が小学生と手をつないで一緒に避難してくれた。
学校近くの高台に避難した後お姉ちゃんがずっと隣で安心させてくれた。
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その後は高台にある避難所で生活をしていた。
避難所での生活が1週間を過ぎたころ
警察:石森さんちょっといいかな?
璃花:はい...
警察:確認していただきたいことがありまして...
璃花:分かりました。
璃花:○○~
○○:んー?
璃花:ちょっとお姉ちゃん話聞いてくるからお友達とお話してて?
○○:わかった~
私は警察の人に連れられて遺体安置所まで来た
警察:この方なんですけど...
警察の人に連れられてきたところには白い布をかけられた2人の大人がいた。
璃花:布をずらしていいんですか?
警察:はい
布をずらしたそこには私と弟の両親がいた...
警察:この方々はあなたの両親ですか?
璃花:はい...そうです…
璃花:どこで見つかりましたか?
警察:お父さんとお母さんが経営しているお店が倒壊してその建物の下敷きになっていました…
璃花:そうですかありがとうございます。
警察:いえいえ、こちらこそご協力感謝します。
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prrrrrrrr
祖母:もしもし?
璃花:もしもしおばあちゃん?
祖母:璃花かい?
璃花:うん
祖母:なにかあったかい?
璃花:この前の地震でお母さんとお父さんが亡くなっちゃった...
祖母:そうかい...
祖母:璃花と○○は大丈夫かい?
璃花:今のところは避難所で生活しているよ
祖母:そうかい
璃花:うん、またなんかあったら電話かけるね
祖母:うん
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現在
○○:璃花ねぇ~
璃花:んー?
○○:準備できた?
璃花:うん
○○:じゃあ行こうか
璃花:うん
俺たちはお母さんとお父さんのお墓参りに行く
璃花:もう13年か
○○:そうだね
璃花:なんであの時おばあちゃんの家に行きたくなかったの?
○○:友達と離れ離れになるのが嫌だった
璃花:そっか
そんな昔話を璃花ねぇが運転する車でしていると両親のお墓のある宮城県 気仙沼市に着いた
璃花:お墓きれいにしよっか
○○:うん
璃花:○○はさ今後どんな仕事するの?
○○:東日本大震災の教訓を今後につなげられる仕事かりかねえのことを手伝える仕事かな
璃花:そっか
璃花:璃花もアイドルって仕事を目指したのは櫻坂46ってグループが好きだったっていうのもあるんだけど○○がいたし東日本大震災を経験をしているアイドルが少ないってのも理由になったから頑張らないといけないね
○○:姉ちゃんはそんなこと考えてたんだ
璃花:よし、きれいになったね
璃花:お供え物あげて手合わせよっか
○○:うん
お供え物をあげて手を合わせる2人
この震災を教訓に今後も災害が発生すると思いますがこれ以上の被害を出さないために今後につなげられればと思います。
完