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海を守る男1

〇〇:降下準備よし!


俺は加藤〇〇25歳。
第10管区管区機動救難隊に所属している。
機動救難士は航空基地に配置されている。海上で急病人や海難事故が起きた際にヘリコプターで出動し救助活動を行うのが俺らの任務だ。
ヘリコプターで出動し海難救助を行うため「空飛ぶ海猿」と呼ばれている。
古川:〇〇さん気をつけてくださいね!
〇〇:おう!
こいつは古川拓也(ふるかわ たくや)俺が巡視船に乗っていた時からのバディだ
俺たち潜水士は2人一組で活動をする。俺たちはバディの命も背負って海に潜っている。
そして今は日本籍タンカーで急病人が出たとの通報があり出動していま。ヘリコプターからリぺリング降下をして航走している船の船尾に降下する。
〇〇:降下!
〇〇:到着!
そしてバディの古川も降下してくる。
古川:到着!
古川は救急救命士の資格を持っているので要救助者の確認や処置は古川に任せて俺は安全確保や古川の手伝い吊り上げの準備をしていく。

要救助者の様態確認が終わりヘリコプターへの吊り上げ準備も終わり古川が要救助者と一緒に上がっていく。
古川:巻け! 
古川がヘリコプターに向かって声とともに手を回し合図を出した。

そしてヘリコプターの中で必要な処置をしていく。
このままヘリコプターは病院のヘリポートまで行き病院の医師たちに引き継いだ。

その後は出動もなく。一日の任務が終わり他の隊に引き継いで家に帰った。
〇〇:ただいまー

美羽:おかえりー

〇〇:疲れたー

美羽:出動あったの?

〇〇:うん。急病人の搬送で出動したよ

美羽:そっか。〇〇が無事に帰ってきたら私は満足ですよ!

〇〇:そうだよなぁ

〇〇:俺には帰ってくる場所と守らないといけない人がいる。

俺達には守る命の順番がある。
1番は自分の命、2番にバディの命、3に要救助者の命

俺たちの使命は生きて家族のもとに帰ること。
自分にも家族がいてバディにも家族がいる。自分も帰らないと行けないしバディもバディの家族の元に返してやらないといけない。

美羽:なんか食べる?

〇〇:食べる!

美羽:じゃあ、一緒に朝ごはん食べよ

〇〇:はい 

俺はこうやって美羽と話すことで仕事の疲れを癒している。


俺たちは自分たちの使命を守りながら今後も日本の海を守っていく。




続く!


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