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夜中に元カノに呼び出されて行ったら泣いている元カノがいた

ある日深夜に元カノから

「今ひま?」

と連絡がきた

『ひまだよ』

と返すと

「今から会えへん?」

何かあったんだなと悟り
場所を聞いて家を飛び出した

〇〇:ごめん

〇〇:送れた

保乃:こっちこそごめんな...こんな時間に呼び出して

〇〇:全然大丈夫だけど...

保乃:保乃またダメな男にだまされてたみたいや...

〇〇:またか...

保乃:もう〇〇と別れてから3人目や...

俺と保乃は
高校時代から大学卒業まで付き合って俺の就職で離れることになり
遠距離になるなら別れようとなり別れた

それから保乃はいろいろな3人の男と付き合い3人とも保乃のほかに女を作り保乃を捨てていくらしい

〇〇:とりあえず涙拭けよ

そういって〇〇はハンカチを差し出した

保乃:ありがとう

〇〇:家は...彼氏と住んでたんだっけ?

保乃:うん...あいつが麗奈とかいう女を連れ込んでたから飛び出して来てん

〇〇:そっか...家来る?

保乃:ええん?

〇〇:保乃ならいいよ

保乃:じゃあ、お邪魔するな

2人で〇〇の家を目指してる間も保乃の涙は止まらず背中をさすりながら歩いていく〇〇

なんとか20分歩いて〇〇の家に着いた

〇〇:寒かったでしょ?

保乃:うん...

〇〇:ココア入れるから待ってて

保乃:ありがとう

〇〇:はい。どうぞ

保乃:あったかい...

〇〇:そりゃ...そんな薄着だったら寒いわ

保乃:しゃーないやん...帰ったら2人でいちゃいちゃしてて飛び出してきたんだから

〇〇:あぁ...

その後保乃の愚痴を聞いていたら1時間が過ぎた

保乃:そういえば

〇〇:うん?

保乃:〇〇って別れたからって連絡してこないよな

〇〇:うん

保乃:なんでなん?

〇〇:なんで?

保乃:うん

〇〇:彼女を作ってないからね

保乃:なんで作らないん?

〇〇:忙しいのが一番

保乃が忘れられないっていうのは隠しておこう...

保乃:確かに狂ったように働いてるよな

〇〇:まあ、お金欲しいし

保乃:お金あっても使う人いないやろ

〇〇:これから作ればいいもん

保乃:お!いい女でもおるんか?

〇〇:いや...

保乃:なんやちゃうんか...

保乃:〇〇

〇〇:ん?

保乃:この家お酒ないん?

〇〇:何本かならあるよ

保乃:じゃあ、飲もうよ

〇〇:いいけど飲みすぎないでね

保乃:ええやろもう今日くらいいっぱい飲ましてや

〇〇:ま、まあいっか...

〇〇:じゃあ、なに飲む?

保乃:保乃が好きそうなやつ

〇〇:投げていい?

保乃:あかんわ!

〇〇:ちぇ...

保乃:ちぇってなんや!

〇〇:なんでもございません

ちょっとふざけて保乃を楽しい方向に持っていこう

保乃:かんぱーい

とりあえず桃のほろ〇いを渡した

保乃:これおいしい

〇〇:そう?ならよかったわ

保乃:飲んだことないんかい

〇〇:友達がおいて行ったやつだもん

保乃:なるほどな...

秒で飲み終えた保乃にもう一本渡してお話再開

缶系のお酒がなくなってしまってお酒を探していたらテキーラが出てきた

〇〇:保乃~

保乃:ん~?

〇〇:テキーラ飲む?

保乃:飲んだことなーい

〇〇:じゃあ、少し飲んでみるか...

保乃にショット一杯注いで渡し2人で飲む...

〇〇:にっが...

保乃:...もういっぱい

その後保乃は6ショット飲み干した

保乃の頬は赤くなり気分が良くなったのかすごくくっついてくる

保乃:〇〇~

〇〇:なーに?

俺も酔っているため判断力は鈍っている

保乃:保乃はな~

〇〇:うん

保乃:〇〇のことまだ好きなんやで?

〇〇:え?

今の一瞬で酔いがさめた

保乃:〇〇のことを忘れたくてちょっといいなって思った男に告白されて付き合ったら毎回浮気されて〇〇に連絡してまうねん...

保乃:ごめんな...

〇〇:俺も好きだよ

保乃:ほんま~?

〇〇:うん

保乃:うれしい~

〇〇:保乃のことが忘れられなくて誰とも付き合わなかったんだよ

保乃:え~そうなんや~

〇〇:まあ、聞かなことにして

保乃:なんでよ~

〇〇:じゃあ、付き合う?

保乃:付き合う~

〇〇:まあ、酔いがさめて覚えてたら返事してね

保乃:ほの酔ってへんで~

〇〇:どう考えても酔ってるわ

保乃:...

静かになったなって思ったら俺に体を預けて眠っていた

しょうがないからベットに寝かしておく

俺も片づけて床で寝転がっていたらまぶたが重くなって気づいたときには外は明るくなっていた

頭痛い...

保乃はまだ寝てるし

〇〇:なんか朝ごはん作るか...

冷蔵庫に入っていた野菜でみそ汁とウインナーと卵焼きでいいか...
保乃も食べると思うから保乃の分も作って...

〇〇:保乃~

保乃:ん...なんや~?

〇〇:ご飯食べる?

保乃:食べる

保乃:頭いった...

〇〇:めっちゃお酒飲んでもん

〇〇:座ってて?持ってくるから

保乃:ごめんな...

〇〇:いいから

さっき作ったものをテーブルに運び2人でいただきますをして食べる

保乃:〇〇ってほんま料理上手やな

〇〇:保乃だってうまいじゃん

保乃:それは〇〇に教えてもらったからやもん

〇〇:俺は教える前からうまかったけどね

保乃:そんなことないよ

他愛のない会話をして食べ終えた

保乃:そういえば昨日言ってたこと覚えてるで?

〇〇:うそだ...

保乃:保乃たちまたカップルやで!

〇〇:ほんとに覚えてる...

保乃:基本記憶は飛ぶんやけどこれだけはなんかずっと覚えててん

〇〇:そうなんだ

保乃:これからこの家住む~

まあ、広いからいいけど...

〇〇:保乃のものないよ...?

保乃:今から取りにいくで

〇〇:え?

保乃:いまあいつ仕事やから

〇〇:俺も行くの?

保乃:あたりまえやろ

〇〇:荷物持ち...?

保乃:荷物持ちと保乃になんかあったときに守ってや

〇〇:まあ、行くか...

特別にもなく荷物を回収できました

保乃は部屋の中に合鍵をおいて元カレとの連絡先も消したらしい

fin






あとがき
今回は田村保乃さんで書きました!最近2期生で書きすぎている気もしますが…笑
今回はお酒を登場させましたが僕は未成年なのでお酒は飲んだことがないのでどんな感じになるのかもわからないので酔っている描写があっているかわかりません笑
皆さんお酒は20歳を超えてからですよ!

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