見出し画像

24セルテートFCLT2000S-H インプレッション

お疲れ様です!2024年も新作リールの発表もあり、これ気になるけどどうなんだろう?とカタログをみたり釣具屋で実際に触って悩んだりと一番楽しい時期に思えます。また、春に向けてみなさん釣りに対してあれしたい!これしたいって脳汁がでまくる季節だと思います。

今回私は数ある新型リールの中でダイワ・セルテートを購入しました。というのも初代04セルテートは筆者が北海道にいた際、多数のトラウトと出会わせてくれた大変思い入れのある機種であります。また、最近では中型番手しかありませんでしたが、その当時はあった1500番(今は2000番)が今回FCLTとしてラインナップとあっては買わないわけにはいかなかった訳です。20年の想いは感慨深いものがありますね

さて、そこで今回はインプレッションということで24セルテートの小型番手、実際どうなんだい?っていうのを実釣テストをして所感をまとめておこうと思い今回記事を記しておこうと考えました。このインプレッションが誰かの参考になれば幸いと思います。

ただ、あくまで個人の主観の域はでないという部分についてはご了承いただきたいと思います。


本題に入る前に、24セルテート、実際どうなん??って部分を実直にいうなればそれは素晴らしいですねというしかないです。ただ、どう素晴らしいの??っていう部分を単体で褒めても差分化できないだろうって思いますw

そこでですね、今回筆者が相棒としている20ツインパワーC2000SHG、こちらのリールを比較対象としてインプレッションしていきたいと思います。

本来であれば24ツインパワーとの比較が一番みんなみたいと思うんですがシマノさん2000番手ハイギアに関してはどういう訳かC2500XGしかないのでギア比云々の差別化で小型番手においては比較らしい比較ができないような気はします。どうしてこうなった

比較インプレッションを行うにあたり、比較対象釣目はエリアトラウト
青森県新郷村にあるウキウキランドにいるたくさんのデカマス君に相手をしてもらいました!竿に関しましては公平性を保つためにどちらも同じカーディフAXをリールだけ付け替え、ラインに関しても同じ銘柄にて6lb75mのセッティングにてテストを行いました。


①巻きの軽さについて

巻きの軽さについて両者を比較した所感でいえば巻きの軽さは20ツインパワーのほうが軽いです。おいおいこれじゃ最高っていっておきながらけなしてるじゃないかって話になりかねませんがw

まずシマノ機とダイワ機の方向性の話をします。あくまでこれはスピニングリールにおける各社のおおまかな機種特性になるんですが、まずシマノ機は慣性で回る感じです。自転車をこぎだしたらずっとスムーズに回っていく、そんな感じに近いです。一方でダイワ機はその逆で回るけど止まるのもキュって感じで止まります。

以上のおおまかな方向性の違いはあり、両者とも巻きはスムーズですが巻き感の軽くするすると巻けるのはどっち?ってなった場合にはツインパワーのほうが巻き感は軽いよねって話なのです。

じゃあこの項目においてセルテートはどのような利点があるの?って部分なのですが、これに関しては回るのはすこし重い感覚がある。また巻く、止まるのレスポンスが早いということはハイギアの特性も加味すると、ルアーに抵抗が加わった時の違和感(魚によるあたりであったり、障害物へのコンタクトなど)がより明確に手元に伝わる。これは長所じゃないかと思います。

一方でここの部分で力加減を調整する部分で巻き感が軽いほうが一定スピードで巻けるよねってこともあったりするのでここら辺を加味すると20ツインパワーも24セルテートも一長一短といえるのでは?と思います。

フィーリングに関しては好みの部分もありますし
追記:くっきりとリーリングできるのでハイフロートタイプのミノーにおけるデジ巻きなどは非常にやりやすかったです。

②ドラグについて

ドラグについても比較を行いました。ここに関しては主観が強い部分が大きいのですが、ドラグの滑り出しに関してはセルテートのほうがより滑らかに放出された印象があります。一方で止まってほしい時に止まってくれないという雰囲気もありました。

言葉で書くのは難しいのですが、ギッギッギって抗う感じのドラグでしょうか、ドラグをちょっと強めにしめてもギリリリ、って感じで放出はスムーズな分強いラインで寄せたいなって時にはすこし物足りない場面もありました。ただ、これは悪いってわけじゃなくて繊細なライン、要はラインの強度を落とした際にはよりこの強みが生きてくるという話になると思います!

③飛距離について

飛距離においては若干ですが20ツインパワーのほうが出ているように感じます。ただ、明確に差がでるなという部分については抵抗が大きいルアーに関してはという部分があります。これについてはメーカーが推奨している糸巻量の差なのかもしれませんし、ライントラブル軽減措置がどちらが強いか(ライン放出によるブレーキ的処置)なのか定かではありませんが
話題の密巻き搭載機ではないので24ツインパワーとなるとまた少し結果が変わってくるかとは思います。

④終わりに

以上がざっくりとではありますが比較インプレッションとなります。剛性感に関してはエリアトラウトというところもありどちらもガッチリしたリールなので明確な差は感じれませんでした。
実際上記のインプレを元に使用感、方向性などでこういう感じならこういう釣りに向いてるかも!と自分の所感が誰かの参考になれば幸いです。

あくまで今回のインプレッションは個人の主観の範疇を出ない話でありますし、こういう考えもあるんだって思ってもらえたらうれしいです。釣り具はあくまで趣味趣向が左右されるものでもあるので自分が一番最高だと思えばそれが最高のものであるのは間違いはありません。このような駄文を読んでいただきありがとうございました。皆様、良いフィッシングライフを楽しんでいきましょう!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?