不安な日と僕 4日目
お疲れ様です。
不安足りてますか?AIタロウです。
すみません。今日は不安が出てきませんでした。(汗)
不安をネタにしてると、ネタ切れになるのか。
お陰で平和な一日でした。
夏の暑さに、社内業務の一日、クライアントの折衝もなく、こんな日もあるんですね!
40歳になりふと考えたことがあります。
自分の内面年齢っていくつでしょうか。
真面目に考え、内面を見てみると
正直、、、33歳くらいでした。(てへ)
子どもの時に周りにいた大人ってもっともっと
【大人】だったんですが。
さらに正直に言うと老いるということがよく分からない。どう老いれば良いのか分からない。
老いることを考えたそんな話です。
私は漫画世代なんです。
少年ジャンプは読んでました。
私の良い老い方は漫画のキャラクターにある様な気がします。
主人公(だいたい若い)を見守り、導き、
実は内面に物凄い悲しみや罪を背負っていたりする。
主人公がブレイクスルーを果たし、老齢の師を超えても、彼らの精神的導き手であり、良識の主軸であり続ける。
彼らは語らず、無条件で主人公の未来を信じ、導き手でありながら、何かを引き継ぎ、ステージから静かに退場していきます。
私たち40歳もそんな役割が実は若い世代にあるのではないのでしょうか。
今若い世代はそんな本当の大人たちを求めているのではないでしょうか。
40歳になると(20代、30代の方々聞いてください。)若さは美しいです。キラキラしてます。
同時にかつての自分に内包してたものへの強烈な執着、憧れを感じながら生きています。
50代になれば更に強まるかもしれません。
漫画の中、物語の中の老いた賢人たちはどうそれを乗り越えたのでしょうか。彼らの霊的高さの担保はどこにあるのでしょうか。
私の仮説は賢人たちは何かを過去引き継ぎ、それを次の世代に引き継がなければいけなかった。
その責務が彼らを賢人に押し上げたのではないでしょうか。
考えてみます。ゴールはすみません。
見えません。書きながらにまかせます。
では、
引き継ぎの相手は血族ではありません。
賢者たちは、、
1️⃣過去から何かを引き継いだ。
2️⃣何かを次の世代に渡し、繋いでいくまで死ぬことは許されない。
3️⃣また何を引き継ぐかを語ってはならない。
理由は分からないが彼らの霊的高さは確かに物語の中で存在している
大体この辺りのキャラクター立ちですね。
では何を引き継ごうとするのでしょうか。
それはきっと人生は良いものである。
幸福は存在する。
この真実、宣言だと思うのです。
んー考えます。なぜだろうか。
先人賢者は必ず先に死にます。
人は死ぬまでの人生、罪を犯し、迷い、間違い、悲しみに暮れ、人を呪い、明日を嘆きます。
また人を愛し、希望を歌い、笑い、明るく、楽しく生きたりもします。
人生のこの両極端の波乱に人は迷います。
しかし生命の時間は限りがあります。
賢者たちは引き継ぎ続ける事の永続性に賭けたのではないでしょうか。
なぜ?
自分の人生では、主観的な幸福を語るには何か足りない。時間はもちろん足りない。では次の世代にとりあえず繋ごうと。
多くの思想の【自分の人生は他者の為にある】という基本軸は、この語ることが許されない宣言を繋ぐ為のマインドセットのトリガーではないでしょうか。
語ることが許されない理由は幸福は定義できないからでしょうか。いや浅い気がします。
確かに時代、文化、貧富、世代層、人種、宗教、で幸せの定義、いや個人で幸せの定義はそれこそ無限です。
幸せを定義するたびに、幸せはぶれて、遠のき、手からすり抜けます。
幸せという概念が、幸せでないと言う概念も生み出しました。
これが人類を苦しませました。どうやら自分は幸せでないらしいぞ。幸せはよく分からないけど。涙がでる。悲しい。幸せでないとはこの事か!
では幸せはなんなんだー。
幸せでないという概念から私たちを守る為、祖先は幸せ自体を語れない。
だが幸せは確実にある。
瞬間だけでも、やはり存在する。ではその存在を、どう人類史から消さないでおくか。宗教ではなく。口伝でもなく。
これを繋ぐ(ただし語ってはならない。幸福の宣言は語ってはならぬ。)事を発見したのではないでしょうか。
私の好きな賢人に、ドラゴンボールの亀仙人とGANTZのおっちゃんがいます。
2人は主人公の未来を信じ、ドラゴンボールでは悟空、GANTZでは玄野君のメンターであり続けます。彼らは物語で若い主人公の未来を信じる理由を語りません。最後までです。
それは彼らが過去の賢人たちから引き継いだんだと思います。
人生は幸福だと。
引き継ぐ資格はありません。
試験もありません。
ただ自分は引き継がなければいけない。
その自分への責務を信じる事です。
わしにはその勇気があるでしょうか。
振り返れば20代、30代、
私は幸運にもそんな賢人に会う事ができました。
一期一会でした。
無条件で若く生意気、無知な若い私を叱り、
導いて、そして笑ってくれました。
今お元気でしょうか。
私も当時の貴方の歳に追いついてしまいそうです。
ありがとうございました。
またいつかお会いしたいです。
すみません。色々思い出しました。
(遠い目、、)
ではでは。
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