怖さに勝てなかった
Kさんに新しいペット(パートナー)が
出来るかもという話が現実味を帯びてきたと
知ったとき、サーッと血の気が引いた。
拍動ではなく血液の流れをリアルに感じたのは
初めて。
血の気が引くってこういう感覚なんだ。
その話を知った時、一番最初に思ったのは
「怖い」。
だけど、一度は私も了承したんだから嫌がる
のはお門違いなのではと考える。
Kさんに恐る恐るメッセージを送る。
電話で少し話し結局泣いてしまった。
Kさんのしたいことを優先したい。
なんていい子ぶったことも考えるけど、
嫌だ、怖いと言う気持ちに押しつぶされる。
不甲斐ないけど、どうしても怖い。
だって、Kさんと会って話してプレイをしたら
そのM女さんはKさんを好きになる。
絶対、絶対好きになる。
わかるもん。
Kさんが魅力的な人だと私は痛感してるから。
Kさんと話した後、ソワソワが収まらなくて
座ったまま少しボーッとしていた。
Kさんに落ち着くように言われたけど
中々落ち着かなくて、少し泣いた後の間抜けな顔で
ジムに行き減量の為に身体を動かす。
だいすきなKさんを失うのは絶対に嫌だ
どうしようもなくすき...
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