印
Kさんからのプレゼントはピアスだった
物だと玩具や洋服をもらったことがある
それらを選んでいる時間私のこと思い出して
くれていると言うことが嬉しい
Kさんと会えない日は貰った服を夜に着て
Kさんに浸りながら寝る
Kさんから貰ったピアスが
今後私の身体を貫通してKさんのものである
ことを証明する印になる
私がKさんのものであることを主張する印
なんだかドキドキする
もらったその日にピアスを開けてもらった
ジンジンする痛みは印をつけるためなら
なんてことない
直ぐに貰ったピアスをつけられないのがもどかしい
少しずつKさんに染まっていくのが幸せ
Kさんへの想いは好きや愛してるよりも
もっと濃くて、なんて表現したらいいのか
いちばんぴったりハマる言葉がまだ見つからない
私にKさんが必要不可欠になっているように
少しでもKさんに必要とされていたい